歌詞はくそダサいしお前アレだな 歌が絶妙にイジリにくい程度にヘタだな とは、漫画『魔法少女にあこがれて』の登場人物:レオパルト(阿良河キウィ)の台詞である。
原作13話、アニメ8話で登場する台詞。
悪の組織エノルミータのマジアベーゼ(柊うてな)とレオパルト、ネロアリス(杜乃こりす)の三人は、日々魔法少女との戦いを繰り広げていた。
そんな中、エノルミータ初期メンバーのロードエノルメやロコムジカが遠征から帰ってきた。"魔法少女狩り"で数多の魔法少女を再起不能にしたロードは自身らの力が充分であると確信、ヴェナリータの意向を無視して一気に世界征服に向けて動くと宣言する。
だが、魔法少女と乳繰り合うことしか頭にない世界征服には興味ないベーゼはこの誘いを拒否し、ベーゼと乳繰り合うことしか頭にないキウイとこりすもこれに追従、ベーゼたちとロードたちは敵対することに。だが、彼女らの実力は確かであり、激戦により負傷したベーゼたちは撤退を余儀なくされる。ロードたちは名前がくそダサいロード団を立ち上げ、ロコムジカがベーゼたちを追跡する。
ベーゼがレオパルトを庇い大怪我を負ったことに心を痛めるキウィとその保護者と化したこりすは、エノルミータをおびき出す為に街で暴れるロコムジカと遭遇。"音"で攻撃するロコに二人でなんとか食らいつくレオパルトたち。
抵抗する二人に苛立つロコは「ロードに従い世界征服に協力すべきだ」と主張する。「世界征服して何がしたいのか」とレオパルトから返されたロコは、ロードが支配する世界でアイドルとして君臨すると宣言する。呆れて言葉も出ないレオパルトとネロアリスを尻目に、ロコは
冥土の土産に聴かせたげるわっ!! ロコの歌をねっ!!
と自身が作詞作曲したキャラソン『L・O・V・E・リー ロコ♡』を熱唱し始める。固まっているレオパルトたちを見て自信満々のロコだったが、レオパルトは
いやぁ...
歌詞はくそダサいしお前アレだな
歌が絶妙にイジリにくい程度にヘタだな
という身も蓋もない感想を述べた。それを聞いてメソメソと泣き出すロコ。あまりのキャラの濃さに、レオパルトたちは動揺させられてしまうのだった。
後にロコの歌声は、ベーゼという敏腕プロデューサーの手で文字通り調教されることになる。
一見すると「ロコの下手さを指摘し泣かせたレオパルトが酷い」ような流れでもある。しかし、確かにレオパルトというかキウィは喧嘩っぱやく口も悪いが、いざ煽るとなると「バーカ」「貧乳」「クソヤバ女」など語彙力が壊滅的である(学校のテストでは優秀なので頭が悪いわけではない)。つまりこの台詞は意図的に煽ろうとしたというよりは、聞いた感想を率直に言っただけという可能性が高い。
実際、ロコの歌はレオパルトやネロアリスだけでなくベーゼ、相方のルベルブルーメ、ロコの母や友人からしても絶句するレベルであり、ヘタというのは客観的事実である。また、泣いたロコを見て「泣くとは思わなかった」と取り乱す辺りからも、レオパルトにはそこまでバカにする意図はなかったと推測される。
原作では「くそダサい歌詞」は載せられているものの、漫画という都合上「絶妙にイジリにくい程度の歌」は表現が難しかった(セリフのフォントをバラバラにして音程の乱れが表現されている)。
一方、アニメでは『L・O・V・E・リー ロコ♡』はキャラソンとして表現されており、ヘタな感じも中の人ことcv:相坂優歌の熱演でしっかり表現されていた。
第9話WEB予告ではこのセリフが音MADみたいに何度も繰り返され、ロコにさらにダメージを与えていた。なお、この予告のテロップでは「歌が絶妙にいじりにくい程度に下手だなぁ」という表記になっていた。
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最終更新:2025/12/07(日) 04:00
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