波動竜騎士 ドラゴエクィテス 単語


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ハドウリュウキシドラゴエクィテス

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融合召喚、波動竜騎士 ドラゴエクィテス!

波動竜騎士ドラゴエクィテス

波動竜騎士 ドラゴエクィテスとは、アニメ「遊☆戯☆王ファイブディーズ」に登場するカードである。

概要

主人公の不動遊星が使用する融合モンスター。
ドラゴン族シンクロモンスターと戦士族モンスターを融合素材として指定しており、以下のような効果を持つ。

  1. このカードは融合召喚でのみエクストラデッキからの特殊召喚が可能。
  2. 1ターンに1度、自分の墓地に存在するこのカードの融合召喚に使用したドラゴン族シンクロモンスター1体をゲームから除外し、エンドフェイズ時までこのカードを除外したモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得ることができる。
  3. このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、相手のカードの効果による自分への効果ダメージは相手が代わりに受ける。

登場したのはVSジャン戦。
Sp版「融合」といえる「Sp-スピード・フュージョン」によって、「スターダスト・ドラゴン」と「ジャンク・ウォリアー」を融合素材として融合召喚された。今作ではほとんど見かけなかった(ジャックの「マルチ・ピース・ゴーレム」など、全く使用されていないわけではない)融合召喚が登場し、特に融合召喚に慣れ親しんだ旧来からのファンは喜んだだろう。

ジャンの「ライトニング・ユニコーン」に戦闘を仕掛けた。戦闘破壊し、ダメージを与えようと(ルール上は破壊よりダメージが先だが演出の都合)したときジャンは「リターン・ダメージ」を発動、遊星にダメージを与えようとするが、このカードの効果でさらに跳ね返した。

その後、「波動障壁」の効果で守備表示に変更されてしまった際は「ADチェンジャー」で再び攻撃表示に変更した。

ジャンが「スピード・ワールド2」の効果で遊星の「サモン・タックス」を破壊しようとしたときはこのカードで墓地の「スターダスト・ドラゴン」の効果をコピーして、「スターダスト・ドラゴン」の効果を発動し破壊を無効にした。
遊星の言葉によればエンドフェイズには復活するらしかったのだが、結局復活しないままそのターンのうちにデュエルが終了してしまった。

攻撃名は「スパイラル・ジャベリン」、ダメージ反射の効果名は「ウェーブ・フォース」。

と、まあ、デュエルの経過を書いてしまえばこれだけなのだが、OCG視点から見るとおかしなところがあったりする。

「ADチェンジャー」の効果で攻撃表示に変更されたのだが、アニメ版「ADチェンジャー」が表示形式を変更できるのはシンクロモンスターである。言うまでも無く、このカードは融合モンスターである。
無理やりに、「シンクロモンスターとしても扱う効果があった」と考えてもいい。だがその場合、シンクロキラーである機皇帝に対する対抗策であるこのカードが機皇帝に全く対抗できていないという事態が発生する。
そもそも、このときは遊星のターンで、ドラゴエクィテス自身は攻撃も表示形式の変更も行っていなかったので、わざわざ「ADチェンジャー」を使わずとも、メインフェイズ2で通常の表示形式の変更をするだけで対応できた。
ちなみに、OCG版「ADチェンジャー」はシンクロモンスター以外にも対応しているので、この部分での不整合は一応、解消されている。

「スピード・ワールド2」の効果に対してチェーンしてこのカードの効果を発動しているが、これもOCGでは不可能である。ただ、これはテキストに「この効果は相手ターンでも発動できる。」と書かれているものだと思えばいいだけなので、あまり気にならない。

それ以上に気になるのが、このカードの効果でコピーした「スターダスト・ドラゴン」の効果がチェーンを無視して「スピード・ワールド2」の効果を無効にしている点である。このカードの効果はあくまで効果をコピーするところまでで、別にその場でコピーした効果をその場で発動できるわけではない。
今回の場合、

チェーン1:「スピード・ワールド2」
チェーン2:「波動竜騎士 ドラゴエクィテス」

の順でチェーンが組まれる。チェーンは後に発動したほうから処理されるので、以下のように処理することになる。

  1. チェーン2:「波動竜騎士 ドラゴエクィテス」
    遊星の墓地の「スターダスト・ドラゴン」をゲームから除外。ドラゴエクィテスのカード名を「スターダスト・ドラゴン」として扱い、また、「スターダスト・ドラゴン」の効果を得る。
    (ここでドラゴエクィテスの効果処理は終了)
  2. チェーン1:「スピード・ワールド2」
    遊星のフィールド上の「サモン・タックス」を破壊。

処理終了。あれ?

チェーンの途中でほかのカードの効果を割り込ませることはできないので、チェーン2のドラゴエクィテスの効果処理終了後、チェーン1の「スピード・ワールド2」の処理の前に「スターダスト・ドラゴン」(ドラゴエクィテス)の効果を発動させて「スピード・ワールド2」の効果を無効にする、といったことは不可能である。
ただし、ジャンが「スピード・ワールド2」の効果を発動させるより前にすでにドラゴエクィテスの効果で「スターダスト・ドラゴン」をコピーしていた場合、問題なく無効化可能。単にチェーン1の「スピード・ワールド2」に対して「スターダスト・ドラゴン」(ドラゴエクィテス)の効果を発動すれば良いだけである。

そのため、実は「ジャンが「スピード・ワールド2」を発動するより前に遊星は既にコピー効果を発動させていたのさ!」、と考えれば、一応つじつまは合う。かなり無理やりではあるが。

また、遊星の口ぶりだとエンドフェイズにドラゴエクィテスはコピーした「スターダスト・ドラゴン」の効果で戻ってくるようだったが、実際のOCGではリリースされて墓地に送られた時点でコピーは解けてしまっているので、戻ってくることはできない。
実際に戻ってくることは無かったので、この点で特に不整合は起きていない。

アニメ(DM以降、特にGXから)でのデュエルは、基本的にOCGを基準にしているとはいえ、OCGと全く同じルールというわけではないので、多少OCGと違っていてもそこは目を瞑るところだろう。
そもそも「聖なる輝き」がないのに表側守備表示の通常召喚が当たり前のように行われている(ZEXALではなくなったようだが)時点で、OCGがどうとかつっこむのも野暮なのかもしれない。

強いて困る点を挙げるなら、OCGでのアニメ再現が不可能である、という点くらいか。

2体のシンクロモンスターを合わせる、という点で、シンクロモンスター同士を素材にするアクセルシンクロと似通った部分がある。ただし、素材の指定ではシンクロモンスターはドラゴン族側だけでもよい。

シンクロキラーである機皇帝への対抗策であるのだが、後に遊星がアクセルシンクロを習得してしまったので、1度も機皇帝とは対峙していない。それどころか、VSジャン戦以降、1度も登場していない。
もっとも、シンクロキラーに対する対抗策が「シンクロでないモンスターを使用する」、ではただの逃げにしかならないので、真っ向からシンクロの正統な進化形態で挑むのはアニメの展開としては当然の流れなのかもしれない。

スターダストの進化形といえなくないが、素材はあくまでドラゴン族シンクロと戦士族なので、それさえ満たしていれば一応、どのような素材でも融合召喚可能。ドラゴン族シンクロと戦士族モンスターを使用しているジャックのデッキなら出張できる。

カード名がかなり発音しにくい。「クィ」のあたりは何回か練習すると良いかもしれない。
アニメでは「キ」とか「ク」と発音されていた。
類例に、「月の女神 エルザェム」や「シューティング・クェーサー・ドラゴン」などがある。

OCG版

2010年4月17日発売、「DUELIST REVOLUTION」でパッケージイラストを飾り堂々の登場。レアリティはウルトラ・アルティメット・ホログラフィックレアの3種。

融合・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3200/守2000
ドラゴン族シンクロモンスター+戦士族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスター1体をゲームから除外し、
エンドフェイズ時までそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る事ができる。
また、このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、
相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。
遊戯王カードWiki より引用

相手ターン時にコピー効果を発動できないなど、弱体化している点もあるが、コピー対象が融合素材でなくともよくなったのでその点で強化されている。

素材の縛りはゆるめで効果も悪くないが、わざわざ自分でドラゴン族シンクロモンスターを用意してそれを融合してまで使いたいかといわれるとなんともいえない。

もちろん自分で素材をそろえても構わないが、せっかくなら「超融合」を活用したい。
「スターダスト・ドラゴン」、「ブラック・ローズ・ドラゴン」、「氷結界の龍 トリシューラ」など、ドラゴン族シンクロモンスターは多くのデッキで見かけるほか、戦士族モンスターも比較的ポピュラーな存在なので融合の機会は多い。
その点から、戦士族モンスター中心で、属性を融合素材にする融合モンスターの存在から「超融合」を無理なく採用できるE・HEROデッキとの相性がいい。エクストラデッキに1枚入れておくと意外な活躍をしてくれるかもしれない。ただし、戦士族サポートは共有できない点に注意。

墓地のドラゴン族シンクロモンスターを除外してその名前と効果を得る効果は、相手の墓地を対象にすることもできる。
シンクロ召喚成功時など、発動タイミングが限られる「ブラック・ローズ・ドラゴン」や「氷結界の龍 トリシューラ」などはコピーする意味が薄いが、自由に発動できる「スクラップ・ドラゴン」などはコピーした効果を有効活用できる。
また、おまけ程度ではあるが、単純に墓地利用を封じる効果として使うことも可能。効果使用後の相手の「スターダスト・ドラゴン」を復活前に除外してやると爽快だろう。

素材の指定の都合上、「沼地の魔神王」などで融合素材を代用することはできない。

アニメで何度も登場し活躍していた「シューティング・スター・ドラゴン」と比べると影が薄い。遊星デッキを組む人も多くが(リミットオーバー)アクセルシンクロ狙いになりがちで、ドラゴエクィテスの融合召喚を狙ったデッキを組む人はあまり多くない。
むしろ、前述のE・HEROデッキなどでの出番のほうが多い。

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関連項目

  • 遊☆戯☆王ファイブディーズ
  • 不動遊星
  • スターダスト・ドラゴン
  • ジャンク・ウォリアー
  • 遊戯王関連項目の一覧
  • 遊戯王OCGカードリスト

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