『涼宮ハルヒの劇場』とは、谷川流による小説『涼宮ハルヒシリーズ』第13巻目である。2024年11月29日発売予定。
2023年9月25日にニコニコ動画やYouTubeで配信された角川スニーカー文庫35周年記念番組で、新刊として制作中であることが発表された。いとうのいぢによる描きおろしイラストも公開された。内容は『涼宮ハルヒ劇場』と『帰ってきたハルヒ劇場』が収録されるほか、書き下ろしが収録される予定。発売日は発表されていない。
2024年に発売されるならば新刊としては2020年11月25日に発売された涼宮ハルヒの直観以来3年数ヶ月以上ぶりとなる。
2024年8月31日に2024年11月29日発売予定と発表された。表紙は長門有希と朝比奈みくる。
谷川流によって書かれた涼宮ハルヒシリーズの中の短編小説である。全44ページ。
シリーズ内時系列は不明だが少なくとも雪山症候群以前のできごとであるのは確実(後述)。
「ザ・スニーカー」2004年8月号に掲載。
2010年6月30日に発売された「S BLUE ザ・スニーカー100号記念アンソロジー」の82~125ページに収録。
正しいタイトルは「涼宮ハルヒ劇場 ファンタジー編」となっており、続編にザ・スニーカー2006年6月号に掲載された「帰ってきた涼宮ハルヒ劇場」がある。帰ってきた涼宮ハルヒ劇場はアンソロジーにも再録されず入手困難となっており、三部作予定とされ第三部は西部劇編とされたが長いこと音沙汰が無かった。
容姿端麗、成績優秀の涼宮ハルヒだけど、その言動は変人そのもの。勝手に『世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団』略してSOS団を結成、しかもハルヒが適当に集めた団員は、宇宙人、未来人、超能力者と普通じゃない奴ばかり。彼らは、世界を変えてしまう可能性を持つハルヒを観察するためにいるらしいが、そんなことは一切知らず、ハルヒの唯我独尊な日々は過ぎていく――。
そんなSOS団が「ファンタジーの世界に迷い込んだ」というストーリーの、ザ・スニーカーならではの特別編。
「S BLUE ザ・スニーカー100号記念アンソロジー」83ページより
「なんだ、これ」
突然、いきなり、俺たちはどこかの城の王宮に駆り出され、目の前にやたら恰幅のいい王様みたいなおっさんが玉座に身を沈めている場面に遭遇していた。
いつものとんでもハルヒパワーのせいであろう。やれやれ。
ダイヤのキングそっくりなおっさんは重々しく渋い声を放った。
結局なんだかんだで魔王を倒すことになり、俺たちは百年戦争当時のヨーロッパ大陸っぽい雰囲気のようなファンタジー系ロールプレイングゲームのいわゆる『剣と魔法』の世界を進むことになるのであった。
各キャラクターの詳しいことは各記事をご覧ください。
ここでは簡単に「涼宮ハルヒ劇場」内での職業・格好などを紹介する。
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最終更新:2025/12/08(月) 13:00
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