漫画動画とは、漫画のイラストを使って編集した動画のことである。
基本的にセリフにボイス・効果音がついている。早い話が「動く紙芝居」あれこれなんてエロゲ。
ボイス・効果音付きであることで感情表現がより豊富になり、漫画ならではの分かりやすさからYouTubeで爆発的な人気を得ている。
漫画動画を本格化させたのはフェルミ研究所と言われている。
それまでも漫画動画自体は存在していたが、フェルミ研究所の2019年9月度のインタビューによれば
「当時も漫画動画はあるにあったのですが、ナレーションもなく、漫画の画像がただ貼られているだけのものがほとんどでした。内容も薄いものばかり。それでも再生数が結構伸びていたんです。再生数が伸びる理由は「漫画であること」しか考えられませんでした。」
とのことである。
漫画動画がYouTube内で一定のジャンルとしての地位を獲得したのは、2018年頃からである。
これは奇しくも2018年4月の漫画村閉鎖時期と重なっており、それまで無料違法で漫画を閲覧していたユーザー層を取り込んだのではないかと推察される。
余談であるが、それから1年後の2019年にはフェルミ研究所に次ぐチャンネル登録者数を誇る漫画動画チャンネル「ヒューマンバグ大学(2021年2月時点:登録者数103万人)」や、株式会社plottが運営するテイコウペンギン(2021年2月時点:登録者数103万人)など現在の人気チャンネル達が相次いで設立されていった。
YouTubeでは一定の人気を博している漫画動画だが、ニコニコ動画で動画投稿をしているのは「メシのタネ」「裏側漫画チャンネル」「マスカット博物館」など数少ない。
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最終更新:2025/12/11(木) 01:00
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