瀬戸の花嫁 単語


ニコニコ動画で瀬戸の花嫁の動画を見に行く

セトノハナヨメ

4.8千文字の記事
これはリビジョン 3045450 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

瀬戸の花嫁とは、

  1. 小柳ルミ子の4thシングル。詳細はこちらで解説する⇒瀬戸の花嫁(曲)
  2. 木村太彦原作の漫画及び同作のアニメ。

ここでは、2について解説する。

概要

2002年よりスクウェア・エニックス(当時はエニックス)が発行している「月刊ガンガンWING」にて連載開始。ドラマCD、アニメ化と順調にメディア展開するも、2008年に作者の腕の異常により約2年間休載。
2010年5月に連載再開するが、休載中に「月刊ガンガンWING」が休刊したため、後継紙の「月刊ガンガンJOKER」に移籍し、2010年6月号にて連載が再開された。そして2010年12月号で完結を迎えた。
全16巻+別冊1巻。

2007年4月~10月にかけてテレビアニメ化された。全26話。その後OVAが二本出ている。

あらすじ

瀬戸内にある父の実家に遊びに行った中学生の満潮永澄は海水浴の最中足をつって溺れてしまう。そこに偶然泳いでいた人魚の瀬戸燦に命を助けてもらうのだが、人魚たちにはある掟があった。

その掟とは「身内以外の人間に人魚の姿を見られた場合、どちらかが死ぬ、または人魚の正体を知った人間が人魚の身内になる」というものだった。そのため永澄は燦と結婚することになるのだが、燦の父親は燦を溺愛しており、さらに「瀬戸内組」の組長であった。

当然結婚を阻止するべくさまざまな方法で永澄を抹殺しようと企てる。なんとか無事に夏休みを終え埼玉にある我が家に燦とともに帰る永澄だったが、永澄の通う学校にも、「瀬戸内組」の面々が学校関係者として赴任するのだった。

登場人物

キャラ名読みドラマCD版声優TVアニメ版声優
満潮永澄 みちしお ながすみ 鈴村健一 水島大宙
瀬戸燦 せと さん 田中理恵 桃井はるこ
瀬戸豪三郎 せと ごうざぶろう 内海賢二 三宅健太
瀬戸蓮 せと れん 三石琴乃 鍋井まき子
まさ 竹本英史 村瀬克輝
まき 斎藤千和 桑谷夏子
江戸前留奈 えどまえ るな 野川さくら
不知火明乃 しらぬい あけの 喜多村英梨
銭形巡 ぜにがた まわり 広橋涼 森永理科
三河海 みかわ かい 小野大輔
猿飛秀吉 さるとび ひでよし 松本吉郎 矢部雅史
委員長 後藤沙緒織 力丸乃りこ
永澄の父 島田敏 伊丸岡篤
永澄の母 天野由梨 並木のり子
シャーク藤代 - ふじしろ 子安武人
オクトパス中島 - なかじま 松本吉郎 矢部雅史
ルナパパ 玄田哲章
せん 千葉繁
永澄の祖母 定岡小百合

テレビアニメ

2007年4月~9月までテレビ東京系列4局で放映された。監督の岸誠二とシリーズ構成の上江洲誠は後に「ダンガンロンパ The ANIMATION」や「ケンガンアシュラ」でもタッグを組んでいる。

サブタイトルは映画のタイトルが元ネタで、基本的に一話完結だが、前後編となっている話もある(7・8話、12・13話、18・19話、25・26話)。

原作の1巻から8巻までのエピソードを中心にして作られているが、隅々に渡って多様な追加・変更が加えられており、オリジナルパートの追加や永澄の人間離れや政さんのデザイン、源義魚などのキャラ設定などの各種設定の変更のみならず、17話「県警対組織暴力」や24話「完全さらば友よ」のように完全オリジナル回も存在する。
当時、原作が未完だったという理由もあるが、最終エピソードである25話、26話は原作をベースとしたほぼオリジナル展開となっている。また、同じ岸誠二監督作品でもあり前年に放送された『マジカノ』に学校で多数のファンがいる女子生徒のグッズを違法販売するなど似た要素のオリジナルエピソードが使われていた。
また、17話はやりすぎて登場キャラクターに著作権侵害の疑いがかけられAT-Xでは8月30日を初回として第17話が放送される予定であったが、急遽放送を中止し第18話以降を繰り上げて放送するなど。第17話については後に当該箇所を修正したものを11月17日に放送し、その後発売されたDVD版にもそれに準じたものが収録されている。

原作では振り回されるだけだった永澄が話が進むにつれて人間レベルを超えるの超人的能力を身に付けて、たやすく周囲には振り回されない能動的なキャラクターに変貌していくなどの変更も加えられている。
これについては監督の岸は『アニメージュ』2009年8月号の『この人に話を聞きたい』にて「任侠が作品テーマの一つであるから、最終的に永澄が男にならないといけない」という趣旨の発言をしている。最終回では自分自身だけで超人化している。一歩間違えていれば原作レイプだっただろう・・・

原作でも人気の高い政さんを前面に打ち出しており、「今日の政さん」というおまけコーナーまで作られ、21話のように別のおまけコーナーに登場することもあり、本編で政が登場しなかった回などでも出ているため、ほぼ毎回出ている。また、ストーリー構成の関係からか、要らない・出なくてもいいと言われているサーたん以降の新キャラは未登場。また、秀吉の妹である悟も未登場。悟はOVA「仁」で、サーたんはOVA「義」で登場した。

作者も公式ガイドブックで、「アニメスタッフに足を向けて眠れない」というコメントも残している。また、リアル政さんこと村瀬克輝とも交流を深め、後に原作コミックスで実写フィルム漫画を共同で執筆した。後に原作が休載しており、アニメの出来が良すぎてやる気がなくなったという噂がある。

OVA第1巻『仁』制作当時、同スタッフが『天体戦士サンレッド』を制作しており、ほぼ同時進行での制作になったため、エンディングのすべてのクレジットが「がんばった○○」(○○には「キャスト」や「原画」といった役職がはいる」)という表記になり、作画監督は「超がんばったスーパー作画監督」の表記となった。けしてブラック企業ではない。

原作ではJR観音寺駅(アニメ版では「観恩寺駅」)が出ているが、アニメ版でも、実在する三豊市コミュニティバスのバス停(実在の名称が使われている。県道21号沿い)や、かつて実在した海水浴場「仁尾サンビーチ」(アニメ版では「三尾サンビーチ」)が登場する。「〜じゃきん」などが特徴的な燦たちの方言も、西讃地方の讃岐弁がモチーフになっている。

原作との違い

  • 猿の初登場は原作とはかなり違う。
  • 永澄らが通う学校名は原作だと磯野第三中学校、アニメは磯野第八中学校
  • ルナパパと三河海の出る順番が逆 そのため、原作のルナパパ初登場回は三河はいない。
  • 原作ではルナパパ初登場回で英雄の詩で豪三郎もパワーアップしている。
  • 原作では人魚養命酒、アニメでは人魚養命水。その人魚養命(酒・水)の飲むきっかけが原作とアニメで違う。原作は前回の映画デートから帰っきて疲れて飲んでいる。アニメはサウナを覗いて豪三郎にボコボコにされて飲む。
  • アニメの人魚養命水回ではジャパネットのパロシーンがある。
  • 修学旅行も原作では燦ちゃんと永澄は裏京都ダンジョンで源義魚と会ってたおり、対決をしている。アニメでは裏京都自体行っておらず、源義魚は最終エピソードで出ており外見も性格も違う。

スタッフ

  • 監督:岸誠二
  • シリーズ構成:上江洲誠
  • キャラクターデザイン:森田和明
  • 美術監督:高橋麻穂
  • 撮影監督:平林奈々恵
  • 色彩設計:伊東さき子
  • 音響監督:飯田里樹
  • プロデューサー
    • テレビアニメ - 大胡寛二、難波秀行、倉重宣之、八田紳作、日向泰隆
    • OAV - 大胡寛二、難波秀行、木村康貴、八田紳作、木村太一、土橋哲也
  • アニメーション制作 - GONZO×AIC
  • 製作 - 瀬戸内魚類協同組合(テレビアニメ)→OAV瀬戸の花嫁製作委員会(OAV)

主題歌

オープンニング

「Romantic summer」(1話 - 25話)
作詞・作曲・編曲 - 桃井はるこ / 歌 - SUN&LUNAR
「絶対乙女」(OVA 仁)
作詞 - 松井五郎 / 作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - SUN&LUNAR
「天使爛漫 Love Power」(OVA 義)
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 瀬戸花えんじぇるず

エンディング

「明日への光」(1話 - 13話・26話)
作詞・作曲・編曲 - 佐々倉有吾 / 歌 - 樋井明日香
登場人物の追加に合わせてカラオケボックスの人数が増えていき、最終話でレギュラー全員が登場するようになった。
「Dan Dan Dan」(14話 - 25話)
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - SUN&LUNAR
エンディングテーマ「未来へGo」(OVA 仁)
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - Ryo / 歌 - DEKABANCHO
エンディングテーマ「梯 -かけはし-」(OVA 義)
作詞・作曲・編曲 - 桃井はるこ / 歌 - SUN&LUNAR

挿入歌

「涙一輪」
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - 梅堀淳 / 歌 - 瀬戸燦(桃井はるこ)
「your gravitation」
作詞・作曲・編曲 - Funta / 歌 - LUNAR(野川さくら)
「Lunarian」
作詞・作曲・編曲 - Funta / 振り付け - MINAKO / 歌 - LUNAR(野川さくら)
「your gravitation」
作詞・作曲・編曲 - Funta / 振り付け - MINAKO / 歌 - SUN(桃井はるこ)
「戦いの詩」
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - ぷりん / 歌 - 江戸前留奈(野川さくら)
「英雄の詩」
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - 高梨康治 / 歌 - 瀬戸燦(桃井はるこ)
「眠りの詩」
作曲・編曲 - 梅堀淳 / 歌 - 瀬戸燦(桃井はるこ)
「祭りの詩(NON STOP!!!)」
作詞・作曲・編曲 - Funta / 歌 - 瀬戸燦 & 江戸前留奈(桃井はるこ & 野川さくら)
「涙一輪」
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - 梅堀淳 / 歌 - 瀬戸蓮(鍋井まき子)
「GAP」
作詞 - 松井五郎 / 作曲 - 木之下慶行 / 編曲 - 関洋二郎 / 歌 - 銭形巡(森永理科)
「明日への光」
作詞・作曲・編曲 - 佐々倉有吾 / 歌 - 2年1組 / オリジナルアーティスト - 樋井明日香
「個人戦士 オレダム」
作詞 - 上江洲誠 / 作曲・編曲 - 五十嵐IGAO淳一 / 歌 - 原田謙太
「Love Hearts」
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - 酒井陽一 / 歌 - cookie
「戦いの詩」
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - ぷりん / 歌 - 江戸前留奈(野川さくら)
「眠りの詩」
作曲・編曲 - 梅堀淳 / 歌 - 瀬戸燦(桃井はるこ)
「そして任侠(おとこ)の道」
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - 梅堀淳 / 歌 - 政(村瀬克輝)&永澄(水島大宙)
「楽しい詩」
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - 水谷広実 / 歌 - 瀬戸燦(桃井はるこ)
「激しい詩」
作詞 - 松井五郎 / 作曲・編曲 - 高梨康治 / 歌 - 江戸前留奈(野川さくら)

各話リスト

話数サブタイトル動画dアニメ
第壱話 極道の妻 動画 動画
第弐話 指輪物語 動画 動画
第参話 天国に一番近い島 動画 動画
第四話 男はつらいよ 動画 動画
第五話 狙われた学園 動画 動画
第六話 お嬢さんお手やわらかに 動画 動画
第七話 来訪者(ビジター) 動画 動画
第八話 激突 動画 動画
第九話 バトルランナー 動画 動画
第拾話 鋼鉄の男 動画 動画
第拾壱話 アルマゲドン 動画 動画
第拾弐話 愛の奴隷 動画 動画
第拾参話 ある愛の詩
第拾四話 子猫物語
第拾五話 君の名は
第拾六話 マイノリティ・リポート
第拾七話 県警対組織暴力
第拾八話 肉体の門
第拾九話 ショウほど素敵な商売はない
第弐拾話 男たちの挽歌
第弐拾壱話 恋のからさわぎ
第弐拾弐話 傷だらけのアイドル
第弐拾参話 過去のない男
第弐拾四話 さらば友よ
第弐拾五話 家族ゲーム
第弐拾六話 きみの帰る場所

OAV

話数サブタイトル動画dアニメ

新章 第壱話

新章 第弐話

暴力教室

死なない男

新章 第参話

新章 第四話

きみのためにできること

貴方なしでは

ドラマCD


関連動画

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連チャンネル

関連生放送

 

関連リンク

関連項目

  • アニメ
  • 少年ガンガン
  • 2007年春アニメ
  • アニメ作品一覧
  • 漫画作品一覧 
  • ニコニコ動画公式配信アニメ作品一覧

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
山口剛央[単語]

提供: Pyun Pyun

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/21(日) 07:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/21(日) 07:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP