無敵くんとは、
ネット上の掲示板等での議論において、結論はすでに明白なのに、負けているのに負けを認めず、
相手が諦めるまでつまらない反論を次から次に持ち出してずるずると引き延ばし続ける者のこと。
SF作家・山本弘氏の小説「神は沈黙せず」に登場する造語である。
人工無脳ソフト・「無敵くん」:
入力されたテーマを元に論争を開始し、反論が来ると煽りや詭弁を用いて再反論を自動的に延々と繰り返す
単純なプログラムである。
相手が反論をやめると「勝利宣言」を出す機能もオプションで追加可能。
作中ではこのようにしばしばネット上で(現実でも)見かける人々を揶揄した存在として描かれている。
山本弘氏の公式サイトによると以下のように解説がなされている(要約)。
・「人は自分が信じたいものしか信じない」
という事例は誰にでも起こり得ることであるが、中にはトンデモ説を信じて疑わないという者も存在する。
その結果が「無敵くん」を生み出すこととなる。
・「無敵くん」は頑固な存在であり、いくら論破されても間違いを認めない。
・無敵と呼ばれる所以は、議論において「勝つ」ことの意味が「相手が負けを認めること」という意味であるなら
無敵くん(トンデモ説信者)との議論に勝つことは絶対不可能であることから。
・彼らとの議論はやたらに手間がかかる割に決着がつかないことが明白で、相手にするだけ時間の無駄。
相手が負けを認めない「無敵くん」と分かった時点で、さっさと撤退すべきである。
あなたがもし掲示板等で上記のようなスクリプト的反論を延々繰り返す人物に出くわしたら、このページを紹介して
「あんた、『無敵くん』か?」
と優しく諭してあげましょう。
※くれぐれも、この言葉を乱用してむやみに相手の言論を封殺するような、あなた自身が「無敵くん」となるような事のありませんように・・・
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最終更新:2025/12/07(日) 08:00
最終更新:2025/12/07(日) 08:00
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