異世界提督 単語


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イセカイテイトク

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異世界提督とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」のMikuMikuDanceモデル(MMD艦これ)を使用した、日常系動画シリーズである。
製作はセブンシンス氏。同作は氏の初投稿動画シリーズである。

概要

艦これ世界に入り込んでしまった提督と鎮守府所属の艦娘たちが繰り広げる日常系MMDドラマ。全体の雰囲気としてはほのぼのとしつつも、
シュールあり、シリアスありの見所満載な内容となっている。

最大の特徴は動画タイトル通りの異世界からやってきた提督である。外の世界で"ゲームの"艦これに着任すると同時に艦これ世界に取り込まれてしまった提督はなぜか装甲空母大鳳の姿をしている。肉体を共有する大鳳の意識が表に出てくることもあり、その際は表情で見分けることが出来る。
大鳳の場合は柔らかな表情をしているのに対し、提督の場合は艦娘たちから「ヤサグレた目に△の口」と評される表情となる。

シリアスなシーンでの曲「魔王、力を取り戻す」など、BGMの多くは「はたらく魔王さま!」アニメ版のサウンドトラックCDから使用されている。ただしコミカルなシーンで多用されている「DA、DADADADADADA、」から始まる特徴的なBGMは、「アウトブレイク・カンパニー」アニメ版の曲「N↓DA↑GI↑NA↓DA☆」。

登場人物

異世界鎮守府所属

  • 異世界提督
    上記のように物語の舞台となる世界とは異なる世界(≒現実世界)からやってきた人物。通称△提督。
    艦娘である大鳳と体を共有しているが、「目がヤサグレてて口が△」という非常に強烈な特徴があるため、誰一人として見分けられなかった試しがないほどわかりやすい。大鳳が提督になりきろうとしたこともあったが、ヤサグレ目と△口がどうしても再現できず、ほぼそれが原因で皆に見破られてしまった。ちなみに口が△であることはコンプレックスらしく、目の前でこの話題を出されると機嫌が悪くなる。
    ろくなキャラがいないこの世界において隋逸のツッコミ担当。深海勢にとってはツッコミ=△提督という認識にまでなっており、「ツッコミしすぎると口が△になっちゃう」という迷信が出来上がっている。
    物語初期はこの世界のあり方と自身の存在について悩みまくった結果引きこもりになっていたが、あるきっかけから元の世界に帰ることを断念し、艦娘達とこの世界で生きていく覚悟を決める。それ以降は完全に吹っ切れたのか、それまで使っていた敬語をやめ、本格的に目がヤサグレていく。この世界で生きていくという決断は艦娘達全員が感銘を受け、提督無しでは生きていけないと言い切られるほど皆から強く信頼されている。
    ちなみに自己申告ではあるが、元の世界での体は大鳳よりも背が高く、出るとこも出ていた様子。目は近眼だったようで、本を読むときはメガネをかける習慣がある(現在は大鳳の視力が良いため伊達メガネを使用)。また曾祖父が戦艦金剛の乗組員だったらしく、その話を聞いて育ったたため”戦艦の”金剛が大好き。
    元が一般人なため、大鳳の身体をもってしても戦闘能力は最下位レベル(そもそも提督では大鳳の身体スペックの半分も引き出せない上、艤装を展開することすらできない)。また戦闘経験も当然皆無だったので、自身に死が迫ったときはパニックとなりろくに動くことができなかった。
    加えて責任感が強い性格であるが、逆に強すぎて思い詰めてしまう傾向もある。しかしその後様々な経験を経て成長し、現在は精神的ゆさぶり対しても冷静かつ冷徹な判断を下せるようになるまでになった。
    元々読書好きなのもあるが、この世界の本を読み漁ることで現実世界との差異を探し出そうとすることや、「世界」の思惑に対しかなり正確な分析を行うことなどから、かなりの頭脳派であることが分かる。
    艦これのゲームを始めた直後にこの世界にやってきたためゲーム自体はほぼ未プレイだが、それ以前に艦これ関連の動画を視聴していたらしく、艦娘達の名前や大体の性格は把握してる様子。また艦娘達のことは人間として接しており、艦娘が自分達を『一隻、二隻』と扱っているのに対し、提督は『一人、二人』と人間同様に扱っている。そのため彼女にとって『人間を作る』と同意表現である建造を快く思っておらず、基本的に禁止にしている。
    響印のドア関連でぷらずま化した電がトラウマ。太陽はいつか倒す敵。そして寝る時はマッパ。
    裏話によると、元々本シリーズの主人公は潮であり、提督は艦娘でもない普通の男性でアニメ版程度の扱いの予定だったようだ。異世界提督ってタイトルなのに。
     
  • 大鳳
    提督と体を共有している艦娘。提督が表に出ているときでも意識はちゃんとあり、時折茶々を入れてくる。
    提督と表と裏を入れ替えること自体は簡単に出来るが、表に出過ぎると疲れて眠くなる上に、万全の状態でないときに出るとすぐに限界がくる。最近は艤装と上着を再構築して「ロリ大鳳(小鳳)」として実体化できるようにもなった。ちなみに普段は提督と大鳳の裏にいる方の台詞に≪≫が付くが、ロリっ子として実体化しているときは大鳳の方に≪≫が付く。夕立曰く、大鳳が表に出ているときは身体と心がピッタリだが、△が表の場合違和感があるらしい。
    ゲーム本編の真面目で凛とした性格と違い、かなり無邪気でお茶目な性格をしている、一航戦である赤城と加賀を尊敬しており、彼女達のいうことなら間違いないと言い切るくらいの一航戦バカ。
    元々大鳳は欠陥品として「世界」に破棄される予定だったが、提督がこの世界に来た時には無かった身体の器として彼女身体を利用。そして提督の存在に強烈に興味を引かれた「世界」が最初に作り出した「心」の持ち主である。そのためか精神入れ替わり事件の解決方法や、AIと心についての関係等、この世界の特殊な状況に対する知識を多く持っている。
    また、元々装甲空母として高い戦闘能力を持っている大鳳だが、それ以外にも某ゲートオブバビロン宜しく艦載機を異空間から召喚したりできる(深海側の機体も召喚可能)等、「世界」に通じるような要素を多く持っている。
    大鳳の最大の特徴の一つである胸部装甲だが、この件で弄られると件の宝具のような力をもって殺しに来るくらいぶち切れる。特に直接的なセクハラをかましたレ級には容赦がない。
    前世の最期の影響からか、魚雷を見ると発狂するレベルのトラウマもち。目覚ましアラームの『ピピピピ』という音を口で発することができるという無駄に凄いけど凄くない特技の持ち主。
     
  • 赤城
    一航戦の赤い方。通称赤い魔王。
    一般的な2次創作界隈での赤城のイメージである妖怪食っちゃ寝の面影はほとんどなく(大食い要素はそのままだけど)、圧倒的な戦闘力と多くの艦娘が恐れる厳しさを持つ武人気質。
    たった1隻で戦艦2隻を含む6隻の敵艦隊を皆殺しにするという、魔王の異名に相応しい戦闘能力を誇る。艦載機による戦闘だけでなく、大陸武術による近接格闘戦も桁違いに強い。
    提督にも厳しい態度で接する彼女だが、潮に対してだけはベタ甘。また同じ一航戦である加賀にも若干甘い。
    提督が引きこもっていた間、世間と鎮守府の関係が悪化していく中で一人奔走し続け、空いた時間はずっと提督のそばに居続けていた過去があるため、提督と赤城はお互いにとって非常に特別な存在となっている。提督が敬語を使うことを止めた後でも、赤城(と加賀さん)にだけは敬語を使い続けている(ただしツッコミ時は除く)。
    現在は諸事情によりロリっ子化。彼女の存在のあり方についても謎が多い。
    実質的な当鎮守府の権力No.1であるが、唯一ガチ切れモードのぷらずまには勝てないらしく、彼女のあまりの迫力の前に気絶したことがある。
     
  • 加賀
    一航戦の青い方。通称青い魔王。
    一見すると無口なクールビューティーだが、その実態は超絶めんどくさがり屋。目つきが怖いのもただ眠いだけであり、数行の台詞を言うだけで力尽きる。最後の母音だけであろうとも力尽きればそこでいうのを諦めr…ふぅ。
    自分の欲求には素直に従い、二航戦に会いたいという理由で大型建造を適当な配分で勝手に回すというとんでもないことをしでかしたこともある。いじけると頬を膨らませて拗ねたり、戦艦眼光ビームや残像に目を輝かせる等子供のような行動が目立つ。
    しかし戦闘能力に関してはずば抜けており、現在は赤城すら上回る鎮守府最高戦力となっている。ちなみに喋るだけですぐ力尽きるが、こと戦闘に関してはいくら戦っても全然息切れしないらしい。
    空母にとって飛行甲板は命より大事なものであるが、加賀は盾として使ったりとっても綺麗なフォームでぶん投げた揚げ句そのままほったらかしにしたりしているなど扱いがヒドイ。
    赤城同様潮にはベタ甘。余談だが、加賀と潮はどちらも赤城が単艦出撃した際のドロップ艦という共通点がある。
    ちなみに提督が赤城以外に敬語を使う唯一の艦娘である。まあ加賀さんだし当然っちゃ当然か。
     

  • 駆逐艦にあるまじき胸部装甲で有名な艦娘。
    原作通り控えめで怖がりな性格。おびえると目がどんどん小さくなっていき、完全に白目になると気絶する(通称気絶目ーター)。天龍に対して異常なほどの恐怖心を抱いており、不意打ちで声をかけられると簡単に気絶する。
    この鎮守府では珍しいドロップ艦。赤城が単艦出撃した際にドロップしたため、刷り込み的な感じで彼女に懐くようになった。赤城と同じ一航戦である加賀にも強く懐いてる他、友人としては夕立と特に仲が良い。その可愛さと気弱さから不知火にストーキングされまくっている。
    普段は大人しく怖がりな潮だが、大切な人のためには恐怖を超えて戦う勇敢さももつ。赤城や加賀直伝の大陸武術を扱い格闘戦もこなすが、さすがにまだまだ二人には及ばない様子。また天龍対策でしゅっ、ぱっ!となれる技をマスターしているが、一回こっきりしか使ったことがない(しかも肝心の天龍相手には不発)。
    前述の通り、元々はこの物語の主人公。提督の登場により大幅に出番が減ってしまったらしいが、要所要所で元主人公らしい活躍を見せている。冒頭サムネの担当やスタッフロールで一番最初に彼女がクレジットされているのはその名残。
     
  • 夕立
    通称ぽいぬ。
    赤城、天龍、潮、暁型4姉妹と共に物語初期から着任している古参の一人。
    提督が引き籠ってる間に顔を忘れてしまっていたが、それ以降は彼女に犬のように懐き、現在は金剛に並ぶ2大提督LOVE勢となっている。提督の机の下がお気に入りスポット。
    原作通りのぽいぽい口調であるが、テンパると語尾がなくなったりクマとかニャーとか言いだしたりするので実は意図的に言ってるっぽい。両手を広げたポーズがデフォ。
    潮と共に駆逐艦勢の中では頭一つ抜けて強く、見た目は改二以前の姿だが、興奮時には改二同様目が赤くなる。また耳の良さも犬並みなのか、大勢の叫び声の中から潮の声を聴き分けることができる聴力を持つ。
    着任当初は周囲にあまり馴染めてなかったらしく、その時に優しく接してくれた潮を大切に想っている。
    余談だが、動画のコメントを見ることが出来るというメタな能力に加え、普通は聞こえるはずのない裏に引っ込んでいる提督の声も聞くことができるフリーダムな子。
     
  • 天龍
    通称フフ怖、園長。
    この鎮守府きっての常識人。提督が引き籠っていた間、駆逐艦達の面倒を一人で見ていたため、ぷらずま化した電ですら彼女には頭が上がらない。非常に仲間想いで、仲間を泣かせるのなら提督相手でも黙っていられないほど熱い心の持ち主。
    しかし響に騙されて原作通りの自己紹介をした結果、潮が必要以上に天龍を怖がりしょっちゅう気絶するようになってしまったため、彼女を溺愛する赤城たちにいつも追い回される羽目になってしまう貧乏くじ体質。
    「世界」にすら天龍幼稚園として認識されており、「全ての駆逐艦を統べるもの」というのはもはやこの世界の概念とまで言われている。
    赤城すら気絶するぷらずま相手にも怯まない天龍だが、マイペースでからかってくる金剛には翻弄されっぱなしである。
     

  • この鎮守府の初期艦。
    提督がこの世界に落っこちてきたときからの付合いで、現在も秘書艦として出番が多い。
    概ね真面目で優しい子なのだが、響(特に素の状態)を溺愛しており、彼女が絡むと暴走する傾向がある。
    特に響印のドアがお気に入り(響印でなければさすがに喋ったりセクハラばかりするドアはありえないらしいが)で、立て続けにぶっ壊されたときはぶち切れて魚雷を爆発させ、提督に強いトラウマを与えた。秘書艦としての執務中はメガネをかけているが、ぶち切れ状態(ぷらずま化)でもメガネを着用する。
    忘れがちだが、パンツを見るだけで誰かが分かる無駄な特技持ち。
     

  • この鎮守府でもフリーダム。
    普段の口調は原作通りだが、素は非常に幼い言動をしている。いつもは姉妹や天龍の前でしか素を出さないが、追い詰められたときやテンパったときにたまに出てくる。ミズキの力により一時的にヴェールヌイになった際、後遺症でずっと素になる状態が続いている。
    何故かドアに対して尋常でない執着を持っており、主に執務室のドアに毎回無駄な機能を付けてトラブルを生み出している(通称響印のドア)。それ以外にも音だけ凄いハリセンや普通に高性能な通信機を作成しており、方向性はともかく技術力だけは無駄に高い。
    後に某鎮守府局長からの贈り物により響印のロゴが完成し、彼女の作品にはこれが付けられるようになる。
    フリーダムな行動のせいで忘れがちだが、駆逐艦時代の経験から独りになることを極端に恐れており、勝手にドアを改造していたずらするのもかまってもらいたいからという一面がある。
     

  • 自称一人前のレディ。
    レディに憧れた結果、当たり前の用に神戸生まれのお洒落な重巡の台詞をパクりまくっている。ちなみにこれはレディの言動を知りたがる暁が響に相談し、さらに響が提督から教わった結果によるものなので、つまるところ元凶は提督である。
    無線で方向を聞かれた際に、『あっち!』と指さす位には頭がレディ。
     

  • 天龍と並ぶ常識人の一人。
    実はこの物語は暁と雷の出番で始まっているのだが、秘書艦の電、ドア関連で何かと出番の多い響に対し、暁と雷はかなり出番が少ない。おかげで現在は画面慣れしてなさすぎて、長期の出番に耐えきれずに逃げ出してしまうようになってしまった。
    姉である暁弄りには割と容赦がない。
     
  • 不知火
    潮のストーカー。通称ぬいちゃん。
    気弱な潮にストーキング行為を繰り返す非常に残ぬいな子。まだぬくもりが残るアレを狙い、赤城や加賀にいつも追い回されている。
    しかしそのストーキング行為で培われた身のこなしは完全に忍術の域にまで達しており、自分自身でなく他人の残像すら作りだせるほど。
    また潮さえ絡まなければ危機に陥った仲間を身を挺して護ったり、トラウマに怯える龍田に優しい言葉をかけたりする位のいい子。戦闘を冷静に分析したり、策略に対し自分なりの考察が出来るほど頭も回る。本当に色々と残ぬいな子である。
    ちなみに儚げな感じの子が好みらしく、潮以外では素響にも興奮していた。
     
  • 金剛
    ご存じ提督LOVE勢筆頭。
    前述の加賀による無茶苦茶な配分による大型建造で生まれた艦娘。誕生直後から提督LOVEだったが、この世界で生きていく発言からより提督が好きになり、隙あらば夕立とともに提督にじゃれついている。
    原作同様のデースマースネー口調だが、夕立同様テンパったりすると普通の口調になるのでこちらもキャラ作り的なもののようだ。ちなみに頭の中での発言は英語で行われているようなので、思考の表記ではデース口調にならない。
    現在この鎮守府で唯一の戦艦なので当然戦闘力もトップクラス…のはずなんだが、実は戦闘描写がほとんどないどころか艤装の発砲すら一回しか描かれていない(しかもその一発を放ったのは実質潮)。まあ物語の大半が執務室内でのお話なんだからしょうがないね。
    割と頭は回るほうであるが、回が進むにつれてアホの子っぽさも増していっている。
    加賀の建造により誕生しているため、彼女のことはMommyと呼んでいる。
     
  • 長波
    姫達がAIワ級から強奪したドラム缶に入っていた艦娘の一人。通称長波サマ。
    原作同様活発な性格で、自信に満ちた言動をしている。貴重なツッコミ要員であるが、無駄に律義すぎるところがある。
    着任当初はAI状態だったため、深海棲艦勢と戦わない提督の姿勢に不満を募らせていた。AI故に『心』も理解できず、命令に逆らうこともできなかったため、そこを北方鎮守府に利用されてしまう。だがこの時命令に対し強い不快感を感じていたため、すでに心は芽生え始めていた模様。
     
  • 鈴谷
    長波同様ドラム缶に入っていた艦娘。
    暁同様相方である神戸生まれのお洒落な重巡の口調をナチュラルにパクっている。素の言動は喜怒哀楽の感情表現が激しい活発なJKといった感じ。
    結構怖がりな性格らしく、霧の異変が起きたときは涙目で加賀にすがり付いていた。
     
  • 明石
    原作同様大淀と共に初期から鎮守府を裏から支える技術屋。艦娘の体調管理なども担当してるらしい。
    最初から鎮守府にいた割には登場が遅く、提督や電には名前すらろくに覚えてもらっていないかわいそうな子。
    艦娘は艤装にある浮力コアにより水上移動が可能となるが、明石の場合溶接マスクにコアがあるらしい。
    響印のドアのAI開発に一枚嚙んでおり、ネックレスから髪留めに変形する試作電探を開発するなど響同様高い技術力を持つ。また響印は警戒される傾向が強いが、明石製は多分大丈夫と思われる程度には信用されている。
     
  • 大淀
    明石と同じく初期から鎮守府に着任している艦娘。
    初登場が明石よりもさらに遅いわりにはしれっと登場した。天龍達の合点に釣られて自分も合点といっちゃうかわいい子。
    原作同様任務娘として仕事をしているが、彼女の担当する任務の報酬も原作通りの資材らしく、『資材じゃなくてキャッシュ寄越せ!』と主張する提督は町からの護衛任務ばかり受けているので、大淀からの依頼はほとんど受けていない。かなり長いこと放置していたらしく、依頼懇願の書類ではヤンデレ化していた。
     
  • 空母水鬼
    『世界の一部』と体を共有する深海棲艦。通称水鬼(すいき)。ミズキとの違いは、瞳が大きく袖がないこと。
    『世界の一部』がこの世界に定着する際に生み出された。ぽわっとした性格で、ふわふわで柔らかい加賀っぱいがお気に入り。
    提督のことが大好きで、百合百合しい妄想による一人芝居を繰り広げたことがある。提督強制休養時はお口の△化改修を行った上で提督代理を務め、見事に提督になりきっていた。
    ミズキから世界の知識と力を授かるが、あまりにも自然に自身の知識と混じってしまったためにどれが世界のものかわからなくなってしまったため、現状あんまり役に立ったことがない。
    好物はチョコレートケーキ。
     
  • ミズキ
    『世界の一部』であり、水鬼と体を共有している。
    最初は黒水鬼と呼ばれていたが、センスなくて嫌だからと言ってミズキを名乗った。
    『世界の一部』として艦娘と深海棲艦の戦争を継続させるため提督たちの前へ現れるが、その実態は実験として半ば世界に切り捨てられたようなものであったため、『世界』に対し復讐を誓う。
    その後水鬼に知識と力を授け彼女の身体に潜伏。さらにレ級に送り込まれた世界とのいざこざの末に鎮守府の艦娘達と和解し、水鬼と自分に居場所をくれたことに感謝を述べる。
    好物はプリン・ア・ラ・モード。
     
  • 響印のドア
    ある意味この作品を象徴する人物(?)。他の艦これ系作品でちらほら見かける『これ響印のドアじゃね?』的なコメントは大体こいつのせい。
    元々はなんの変哲もないただのドアだったが、ドアに尋常ではない愛を注ぐ響によって魔改造が繰り替えされ、SF的な上下開閉型、強く開けた反動での反撃機能etcを経て、ついには明石協力の元超高性能AIまで搭載され喋るようになってしまった(AI搭載のすぐ後に響印のロゴも追加)。ちなみに現在のスペックは『AI搭載により喋る』『台詞に合わせてロゴのポーズが変わる』『センサーによる上下閉会型』『ぶっ飛ばされても自力で元に戻る』『水上を走る』といった感じ。龍田の妄想では空も飛んでいたが、近い将来ほんとに実現しそうなのが恐ろしい。ちなみに表面上は木材だが、そのすぐ下はヒヒイロカネという素敵金属製。
    AIは2つ搭載されており、執務室内から見て右が男性タイプ、左が女性タイプである。
    右の男性タイプは超ハイテンションセクハラ野郎。そのあまりのハイテンションっぷりから声が某主任で脳内再生される視聴者が後を絶たない。基本的にはただうるさいドアなのだが、彼なりに艦娘達を大切に思っており、他の鎮守府とはいえ艦娘に対して非道な行いをする北方鎮守府の提督に対しては初めてぶち切れた。現在名前募集中。
    左の女性タイプは右側とは比較にならないくらいまとも。夕立にしか聞き分けられなかった潮の声を認識し録音、さらにそこから会話の偽造を暴くなど超高性能AIの名に恥じない優秀な働きをしてみせた。ただ右側とはそりが合わないらしく、いつも喧嘩している。名前はもうドア子でいいんじゃないかな。

北方鎮守府所属

  • 龍田
    北方鎮守府の元秘書艦で、現在は提督を代行している。
    登場当初は命令に縛られていたからか考えの読めない雰囲気だったが、素の性格は妄想癖が激しすぎて違う意味で考えの読めないポンコツ系。異世界鎮守府の異様な光景に対しては至極真っ当なリアクションをしていた。
    他の北方所属艦娘同様前提督によるトラウマを抱えていたが、現在は自力で乗り越えている。しかし響印のドアに新たなトラウマを植え付けられてしまい、ドアを相手にすると錯乱する。
     
  • 陽炎
    北方鎮守府の秘書艦を務めている。通称ツインテール。
    比較的まともな性格であり、珍しいツッコミ要員でもある。しかし思い込みが激しい面があり、彼女が思い込みで話をもってきた結果ややこしいことになり、龍田が妄想で暴走してオチになるというのが北方鎮守府の日常らしい。
    陽炎型という超大人数姉妹の長女らしく責任感の強いお姉ちゃん気質であるが、戦艦棲姫のことは姉のように強く慕っていた。
    北方鎮守府の艦娘達は全員AIだったが、陽炎にはすでに心が芽生え始めている。
    時折関西弁になることがあり、視聴者からは黒潮インストールと呼ばれている。
     
  • 比叡
    北方鎮守府所属の金剛型二番艦。
    命令に縛られていたときは冷酷な印象だったが、本質は非常に優しく面倒見がいい性格。
    練習中に魚雷の直撃を受けたところを戦艦棲姫に救われており、彼女を友として、命の恩人として命を捨ててでも守ろうとする熱い心の持ち主。
    現在はその怪我の影響もあり、戦艦棲姫らとともに北方鎮守府を去っていった。
     
  • 時雨
    大天使時雨。
    比叡と共に赤城誘拐作戦の中核を務めた。
    現在の状況に心を痛めており、潮に敗北した際は死すら願ったが、彼女の言葉に救われる。
    寂しそうな笑い方は妹である夕立そっくり。
     
  • 戦艦棲姫
    深海棲艦にも関わらず、北方鎮守府に所属している謎の存在。
    その正体は『世界』が元の心に『欠片』を上書きしようとした実験作。しかしその実験は失敗し、戦艦棲姫と世界の欠片の記憶が混ざり合い、その多くが抜け落ちてしまっている。
    元々は世話焼きの優しい性格だったようで、北方鎮守府の艦娘達全員に姉のように慕われていた。冷酷に思える赤城誘拐作戦も、艦娘達の特訓を見かねた彼女の優しさによるものである。
    どうやら双子のようで、深海勢には彼女の『片割れ』がいるらしい。

深海棲艦勢

  • 飛行場姫
    提督同様異世界からやってきた人物。通称姫、姫ちゃん。
    友達の勧めで艦隊これくしょんを始めた直後、提督同様この世界へやってきて頭からすっぽり埋まる。そこをヲ級に救われ、現在は持ち前の愛くるしさで深海棲艦勢のマスコットとして愛でられまくる日々を送っている。
    言動の節々から幼さや純粋さが感じられ、その無邪気と純粋さで艦娘と深海棲艦の戦争をあっさりと終結させてしまった(ただし心を持っていないAIの深海棲艦が残っているため、戦いそのものは完全に終わったわけではない)。
    また純粋さを差っ引いてもフォローしきれないくらいのアホの子。△=提督がしみ込み過ぎて、島の形が△じゃなくなったから提督のお見舞いに行くというとんちんかんな行動にでたこともある。
    ちなみに艦これを始めてこの地にやってきたのは2020年11月1日。初期艦は叢雲で、サーバーは単冠湾泊地であった。提督と違い、この姿を色々育っとると表現したため、元の身体の発育はそれほどでもなかった模様。
     
  • 姫王
    姫と体を共有する、飛行場姫本来の人格。みんなのトラウマその1。
    姫と違い、目から黒いもやもやが出ていて表情が怖い。
    姫が愛らしさで深海棲艦を纏めるマスコットなら、彼女は圧倒的な力で統率する王。心が芽生えた直後で混乱する深海棲艦勢をまとめて半殺しにした過去を持つ。
    好戦的な性格と尊大な口調のため誤解されやすいが、姫を気遣って無暗な殺生をしたりはしない。仲間意識も強く、姫やヲ級達を傷つけた者は容赦なく叩き潰す。
    『世界の一部』相手でもなお圧倒するほどずば抜けた戦闘力を持ち、赤城ですら彼女の力には戦慄していた。
     
  • ヲ級
    姫の取り巻きその1。通称ヲ姉さん、ヲ婆さん。
    この世界にやってきた姫は初めて出会った人物であり、現在もっとも彼女の近くにいる存在。提督にとっての赤城のようなもの。姫へのダダ甘っぷりは深海棲艦勢の中でも飛びぬけており、彼女の前で誰かが姫を褒めると嬉しさのあまりその人を抱きしめるという癖を持っている(あまりにしつこかったせいか、現在深海棲艦勢はヲ級の前では誰一人姫をほめなくなってしまった)。
    頭のアレ(自称ヲ帽子)は大切なものらしいが、投擲武器にしたり引きずって持ち運んだりと、加賀さん同様その扱いは雑極まりない。だが酔いまくった艦娘二隻の手により、キラキラいっぱいの汚帽子にされてしまったときはさすがに凹みまくっていた。
     
  • タ級
    姫の取り巻きその2。通称その他級。レ級からはあねさんと呼ばれている。
    ゲーム同様怖い目と深海棲艦共通のカタコト喋りをしているが、普段は普通の喋り方と非常にきれいな目をしている。
    見た目がスカート履き忘れたJKみたいと言われたことを気にしてスカートを履いたことがある。
     
  • 北方棲姫
    みんな大好きほっぽちゃん。
    見た目同様の幼さだが原作同様戦闘力は高い。結構エグイ戦い方をしているらしく、雷曰くアレは子供の無邪気な残酷さとのこと。ポンコツだらけの深海棲艦勢の中では幼いだけでかなりまともな方。ツッコミもできる。
    レ級にぶち切れた大鳳による深海棲艦デストロイを唯一逃れたのは多分胸のおかげ。
     
  • レ級
    みんなのトラウマその2。
    非常に無邪気な性格をしており、深海棲艦勢の中ではトップクラスの常識人。
    ただ無邪気さゆえのいたずら心もあり、さらっと相手の地雷を踏み抜くことがある。
    一度世界に身体を乗っ取られたことがあるが、その時は素の性格とは程遠い厭味ったらしい性格となった。
    ちなみに尻尾は切り離し可能(物理的にちぎってるだけだけど)で、こちらにも脳が付いてるため自立してほっぽの遊び相手もできる。
     
  • 軽巡棲鬼
    深海棲艦のアイドル。通称Keiちゃん。
    見た目は阿賀野、中身は那珂ちゃん。非常に裏表の激しい性格をしているが、聞こえるはずのない裏の声がダダ漏れなので逆にとっても素直な子。
    初登場時は深海勢らしい青白い肌だったが、いつの間にか健康的な肌色になっていた。提督状態の水鬼も思わず突っ込まざるを得ないほどキラッキラな画面エフェクトを飛ばすことができる。
     
  • 離島棲鬼
    通称りっちゃん。
    まぁまぁが口癖のドM。大変見事な変態であるが、こんなんでも一応深海の幹部なのでまともに叱ってくれる人が少ないらしく、遠慮ないツッコミをかましてくれる提督にほれ込んだ。
    普段は艦載機の上に乗って移動しており、この艦載機とは意思疎通が可能。かわいい。
     
  • ネ級
    深海棲艦勢の不知火。
    姫のアレをパクってはヲ級にしばかれている残ぬいな子。天龍的自己紹介をしようとするものの、毎回邪魔が入ってまともに言えた試しがない。
     
  • 戦艦水鬼
    ほっぽちゃんに厨二的なアテレコをする変な感性の持ち主。
    姫を愛でる権利と引き換えに、南方棲姫に自分の艤装を貸したことがある。
     
  • 港湾棲姫
    深海棲艦勢の中でもトップクラスに立派なものをお持ちな方。
    ほっぽを妹みたいにべた褒めしている。
     
  • 南方棲鬼
    南方域をテリトリーとする深海棲艦。通称なんぽっぽ。
    戦闘狂と呼ばれるほどの戦闘好きで、姫を愛でる権を放棄してまで水鬼の艤装を借りるほど。
    かつては赤城と何度も壮絶な戦いを繰り広げていた実力者。深海棲艦としての力以外にも、大鳳と同じような巨大なゲートを展開し何かを召喚しようとしたことがあり、その真の力は底が知れない。
    ちなみになんぽっぽはMMDモデル製作者である壱式氏が呼び始めたのが全ての元凶。

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