全員が最強。
全員が英雄。
一人だけが、勇者。
異修羅とは、珪素による長編小説である。
魔王が殺された後の世界を舞台に、種族もジャンルも様々な最強主人公達が"勇者”の称号を懸けて激突する異世界バトル群像劇。
カクヨムにて連載されたのち、電撃文庫より「電撃の新文芸」レーベルで書籍化された。書店で探す場合、単行本カテゴリのため文庫本のコーナーにはないことに注意。他社で言うなら「幼女戦記」あたりと同じ所である。
web版は修羅と呼ばれる強者達それぞれを主役としたエピソードがオムニバス形式で進行し、その後でトーナメント本戦編が始まる構成を取っていたが
書籍版では10万字以上の加筆により、本編の事実関係をそのままに「予選」に位置付けられるエピソードや新たなキャラが追加されている。
なお、原作者による告知ツイッターを担当する「もちもちのアヤキ」なるキャラクターは本編に一切登場しない。
地平の全てを恐怖させた世界の敵、“本物の魔王”を、何者かが倒した。
人類は滅亡を免れたが、魔王の残した爪痕はあまりにも大きかった。
疲弊した社会や人々の心。共通の敵を失ったことによる混乱。魔王に対抗する形で生まれた兵器や強者達もまた、今や脅威となって世界をさまよっている。
唯一残った人族の国家『黄都』は世界をまとめ上げる象徴を探したが、魔王を倒した"勇者”はその名も実在も知れぬままである。
恐怖の時代が終息した今、その一人を決める必要があった。
黄都が発表したのは、"魔王を殺せたかもしれない強者"による御前試合。
そこで勝ち進んだ一人が、『勇者であった』ことになる。
かくして黄都を目指して強者たちが集う。
一目で相手の殺し方を見出す異世界の剣豪、音すら置き去りにする神速の槍兵、
伝説の武器を三本の腕で同時に扱う鳥竜の冒険者、一言で全てを実現する全能の詞術士、
不可知でありながら即死を司る天使の暗殺者……
剣鬼から政治家まで、合計16名の修羅。
果たして勝ち残るのは誰か。混沌を極める世界の行く末は。
"勇者”はこの中にいるのか。"本物の魔王”とはいったい何だったのか。
謎と陰謀が渦巻く世界で“本物”を決める激闘が今、幕を開ける――。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/07(日) 03:00
最終更新:2025/12/07(日) 02:00
ポータルサイトリンク
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。