異界戦記カオスフレアとは、魔法少女と仮面ライダーとウルトラマンとペルソナ使いが、ポケモンを集めて世界を崩壊させようとするデスラー総統を、アームロックをかけつつ宇宙麻雀で血液を抜いたあげくに輝くトラペゾヘドロンで消滅させて、世界に平和を取り戻す、ということが起こってもおかしくないTRPGである。
上の概略は事実である。 右上のWikipedia参照。以下はめんどくせぇと言う人の為に大雑把に記述する。
異世界に召喚されたり、特殊な能力を持っていたりする選ばれし勇者「カオスフレア」となって、世界を滅ぼす「ダスクフレア」と言う存在と戦うTRPGである。あれ?あんまり一行目と変わってない……。
とにかく様々な作品からのパロディ、オマージュが豊富で、様々なキャラクターを作ることが出来る。少なくとも最初の一行に書いてあるのは全部出来る。ゲーム製作者が重度のふたなり好きの為ふたなり(両性具有)も出来る。素晴らしい。
構成がシンプルで、基本的なルールで色々な事が出来るため、結構無茶な事をやってもわりとゲームになる。タイトル通りいい意味でカオスであり、そのカオスを楽しむゲームと言える。
システムとしては、成功や失敗の判定に、一般的なサイコロの他、トランプを使うのが特徴である。
トランプは「フレア」と呼ばれるカオスフレアのヒーローパワーのようなもので、PCは決められた上限枚数まで所有する事が出来る。そして、判定の際にフレアを使用する事で、ボーナスが得られるのだ。
また、仲間に対して「ロールうめぇ」「誰が上手い事言えと(ry」「バロスwww」と思ったらトランプを仲間に渡す事が出来るのも特徴。
プレイヤーは「ダイヤ担当」「スペード担当」と言うように得意なスートが決められており、自分のスートに属するトランプであればより力を発揮する事が出来る。
例えば、ダイヤ担当がダイヤの10を持っていれば、それは10点の効果を発揮する強力なフレアである。しかし、スペードの10を持っていても、1点の効果しか発揮する事は出来ないのだ。
しかし、このスペードの10をスペード担当に渡す事が出来れば、10点の効果を発揮する強力なフレアに変貌するのである。
こうした事から、仲間同士で上手い事言ってトランプのやり取りをしつつ、配られた手札を調整しながらパワーを溜め、最終決戦でドカンと使う、というのが基本的なスタイル。
公式TRPGリプレイ第一巻からして、PC1(と4)が勇者ロボであった。しかも完結編でジェネシック合体までした。
第二巻では突如として学園物になり、PC1がペルソナ使いで、PC4に至ってはロリで教師で宇宙怪獣で宇宙忍者で島だった。
このゲームでは別に何もおかしくない話である。
現在は第二版である異界戦記カオスフレアSecondChapter(SC)に版上げされ、初版から若干時代が進んだ。初版時期のデータをまとめて再収録したラピスフィロソフォルム、SC版でのサプリメントとなるフローライトプリズンが発売されており、以前より語られていた勢力が新ミームとして追加されている。
また、シナリオ・追加データも関連誌で定期的に提供されている。
しかし裏を返すとR&Rなどで提供された細かい世界観設定やデータなどもあるため、全てのデータを集めようとすると膨大な量になっているのは同時に惜しい点でもある。
また大型本のみで基本ルールブックや各種サプリメントが発売されているため、SW2.0やARA、DXといった文庫サイズでルールブックが発売されているTRPGに比べるとちょっと遊ぶだけにしては値段が高いことも難点。
リプレイに関してはR&RBooksからの出版であり、一般的なラノベ枠にはあまり置いていないのが難点。置いてる所には置いてあったりするが。手に入れづらい方は通販での購入がおすすめである。
2012年6月末に、幾度とない延期の末、悪本こと、新サプリメント「ダークネスディアマント」が発売された。
リプレイ「世界の卵」「神の卵」後の世界観がベースになっているため、時間軸がSC発売当初よりもやや進んでいる。
関連誌の再録データ中心と言われていたが、新勢力の天使や悪魔(こっちはNPC専用)、
「ギフト」と呼ばれる希望を失って悪落ちする可能性のある新要素の方がむしろ中心。(◕‿‿◕)「僕と契約して(略)」
まぁようするにジャーム化とか修羅堕ちとか魔物化などどっかで見たようなシステムとか言ってはいけない(違
「ダークネスディアマント」と対を成す善本「ダイヤモンドキャッスル」が当初は2012年夏発売の予定だったのだが、度重なる延期の末に2012年12月現在、12月27日発売予定となっている模様。
今度こそ入手できればいいのだが……。
むしろ問題なのは重要なデータブックである「ラピスフィロソフォルム」が絶版となってしまったことである。同本は幅広いPCを作成するに当たって非常に重要なウエイトを占めているため、新規でプレイしたい人にとっては最大限に楽しむことが難しいゲームとなってしまった。今後もカオスフレアを楽しむに当たって、出版元である新紀元社のR&Rなどについているアンケートはがきなどで同本の重版を催促してみるも手かもしれない。
2012年12月、著者Twitterにて「基本ルールブック」と「ラピスフィロソフォルム」の増版決定の発表があった。
現在出ているエラッタがあたっているそうなので、既に所有されている方々もこの機会に2冊目などいかがだろうか?
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最終更新:2025/12/09(火) 00:00
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