相場のなく頃に

相場のなく頃にとは、伝説の在宅トレーダーの人の作り出した迷作である。

 

概要

日経大幅下落という悲しい事態に対してひぐらしのなく頃にとのコラボレーションにより

多少なりは気を紛らわせてほしいという萌えトレーダーとしての伝説の在宅トレーダーのやさしさのにじみ出た一品。

この作品の裏には自分の意思で明日をつかみとろうという深いメッセージも含まれている。

この作品は2009年の日本株商店街を舞台に複数の人物の視点から描かれる物語である。

 

作品登場人物一覧（予定含む）

 ・前日解一（ぜんじつ　かいいち）
　主人公　順張りを得意とする
　資産が少ないためいつもプチ株で買っている。
　口先の魔術師の異名を持つ

・御前カナ（おまえ　かな）
　本作のメインヒロイン。
　本名は「御前佳枝奈（カエナ）」なのだが、『え』んぎのわるいことを忘れようと兜町に帰ってからは「カ『エ』ナ」を「カナ」と自称し友達や他人にもそう呼ばせている。
　自称、妹
　「お兄ちゃん、買ってよ」
　「一度、相場で儲けることを知ったら逃げられないってしってるでしょ？」
　「まさか、世の中に楽して儲ける錬金術でもあるとおもった？」
　「買ってみればわかるわ。ふふふっ…」

・富竹 サブロウ（とみたけ サブロウ）
　サブプライム崩壊の少し前から、毎週兜町を訪れ、二日ほど滞在するフリーのトレーダー。
　「僕は富竹。フリーのトレーダーさ」　

・仕手 梨花（して　りか））
　解一の下級生。年不相応に大人びている。
　「その四桁の数字、なくさないで下さいね です…おはようございます にぱー☆」　

・将門ちゃん（まさかどちゃん）
　兜町にある兜神社の祭神
　日経株価低迷により幼女化してしまった悲しい神様
　たまに持ち帰られる。

 ・鷹野 三七（たかの　みな）
　兜町の診療所に勤める看護婦。追証で血尿の出た患者をやさしくいたわる。
　「穴･･･上手に埋められた？」
　「私とあなたは今夜出会わなかった」
　「バケモノ」
　「そう権利確定日に人が死ぬのよ。それも空売りで特定銘柄を沈める手助けをした人ばかり。だから今はこの怪事件はこう呼ばれているの「マサカドさまの祟り」とね」

下落の花　相場のなく頃に主題歌

振り向いた　その後ろの(手仕舞いだぁれ？)
（株価の）暗闇に（買い立て）爪を立てて(資産を引き裂いた)

雨垂れは血の雫となって頬をつたい落ちる
もうどこにも（いろいろな意味で）帰る場所が無いなら

（売りたい奴）この指止まれ（筋を持ってる）私の指に
（建玉の）その指ごと　連れてってあげる
ひぐらしが鳴く　株価の森へ
（賭けた金的に）後戻りは　もう出来ない

ひとりずつ　消されてゆく(整理株)
（さきのみえぬ）暗闇の　その向うに(×は×××××)

（指標の）鏡の中で　蠢き伸ばしてくる無数の手で
さぁ　誰かをここへ誘(いざな)いなさい

鬼さんこちら　手の鳴るほうへ
どんなに逃げても　捕まえてあげる
ひぐらしが鳴く　けもの株から
聞こえていた声はもうない

（売りたい奴）この指止まれ　私の指に
（建玉の）その指ごと　連れてってあげる
ひぐらしが鳴く　株価の森へ
（賭けた金的に）後戻りは　もう出来ない

鬼さんこちら　手の鳴るほうへ
どんなに逃げても　捕まえてあげる
ひぐらしが鳴く　けもの株から
聞こえていた声はもうない
 

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