羽沼マコトとは、スマホゲーム『ブルーアーカイブ』に登場する人物である。CV:浅川悠
キキキキッ!さすが、このマコト様の心を鷲掴みにしただけはある!
初登場はメインストーリーVol.3『エデン条約編』。登場時はNPCだった。2024年1月21日に配信された番組『ブルアカふぇす!~3きゅーべりーまっち、先生♪~』で実装が発表。続く1月24日から1月31日にかけて行われたピックアップ募集「我等がために宙は鳴る!」において、新限定キャラとして登場した。限定キャラなのでピックアップ時でしか入手出来ない希少な存在。
キヴォトスにおける三大学園の一つ、ゲヘナ学園に所属する3年生。生徒会的役割を担う組織・万魔殿(パンデモニウム・ソサエティー)の議長を務める事実上の学園のトップである。一人称は「マコト様」。モチーフに関しては「羽沼」という苗字である事、猿っぽい笑い声を上げる事からハヌマーンとする説と、ゲヘナ自体がドイツを基にしている事から国家社会主義ドイツ労働者党のヒトラー総統とする説の二通りある。
ゲヘナ生徒特有の雄々しい角、軍服を思わせる飾り気のない制服、中性的で整った顔つきなど男装の麗人を思わせる容姿が持つ。「キキキッ」という猿めいた笑い声も特徴的。身長は169cmと比較的高めだが、スキルなどで万魔殿のメンバーと並び立っている所を見るにこれでも(万魔殿の中では)低い方と思われる。絆ストーリーではエンペラー・ライオンマル・ジュニア3世という名前の飼い猫を飼っている事が判明した。ただ、あまり懐かれていないようでメモリアルロビーにて手を嚙まれている。
趣味は計略、悪巧み、イブキと遊ぶ事。同じ万魔殿のメンバーである京極サツキとは幼馴染の関係にあたる。掛からない事で有名なサツキの催眠術に掛かった(今のところ)唯一の人物。催眠中はトリニティ生徒のようなお嬢様と化していた。ちなみに彼女の年齢は非常に珍しい18歳。ブルアカ全体で見ても鬼方カヨコ、狐坂ワカモと合わせて計3人しかいない。
固有武器は金色に輝くスナイパーライフル「唯我独尊」。自身の権威を示すためゲヘナでも有名な職人に直接依頼して作らせた芸術品のような銃器。
しかしその実態はゲヘナ屈指のトラブルメーカー。
自己顕示欲が非常に強い上、万魔殿の議長という実権を握る立場から予算を湯水のように使って自分の権威を強調しようとする。例を挙げると、キヴォトスの何処からでも見える超高層ビル「マコトタワー」の建造、商店街の店を買い上げて「万魔殿特製おみやげセット」の販売、自身を象った金の像を大量発注してあちこちに配置する、などなど…。とにかく派手で目立つ事が好きな性格であり、問題児が多いゲヘナを体現した恐るべき混沌の存在である。
とんでもない人物だが一応選挙で選ばれて議長の座に就いているので決して自称や僭称ではない。ただ、ゲヘナでは投票率3.8%と選挙に対する関心が異常に低く、万魔殿に対する信任投票率が過去最低記録を更新した事もあったらしい。したがって学園内におけるマコトの知名度は極端に低いが、「どうせほとんどの生徒は政治なんて分からない!つまり、生徒が政治をああだこうだ考えるよりも、関心など持っていないほうが支配しやすい!」という持論から全く気にしていない。
万魔殿と自らの権威をキヴォトス中に知らしめ、全土を征服するという遠大な野望を抱いている。『エデン条約編』では不倶戴天の敵トリニティ総合学園を壊滅させるべくアリウス分校と手を組む策略家な一面を見せたが、そのアリウスに裏切られ、乗っていた飛行船を爆破・撃墜されて失敗。その後マコトは病院送りとなったがアフロ頭や本人の鋼メンタルもあってギャグシーンにしか見えない。レッドウィンター学園に対しては保安委員長のマリナを内通者にしてクーデターを起こそうと画策。ところが、マリナがマコトとの約束を忘れて勝手に一人でクーデターを起こして失敗、投獄されてしまったため決起を促す前に計画が破綻した。他にも有力者であるシャーレの先生を引き込もうと提携を試みているが、努力の甲斐なく何度も断られている。だが先生には一目置いているようでマコトに提携を諦める選択肢は無い様子。
万魔殿の仲間に対する情は意外と厚く、特にマスコット的存在である丹花イブキを溺愛してやまない。最終編『あまねく奇跡の始発点』では、各学園のトップを集めた連邦生徒会の緊急会議に一応出席するも、キヴォトスを滅ぼす脅威を前にして全くやる気を出さなかった。が、イベント『不忍ノ心』で忍術研究部と交流したイブキから「忍術研究部を助けに行きたい」と乞われると一転してやる気を出し、百鬼夜行北部にある大雪原まで飛行船を飛ばして戦車の虎丸とともに空中降下、「正義の味方になるためだとも!!イブキが愛してやまない忍者のためにな!!」「イブキの愛する忍者たちが怪我でもしたら、イブキが悲しむことは目に見えている」「イブキの好感度を上げるための絶好のチャンスを、みすみす逃すわけがあるまい!!」と苦戦中の忍術研究部を颯爽と援護した事がある。このためマコトの行動理念の中には「イブキにかっこいいところを見せたい」という考えも多分に含まれている。
元宮チアキからは半ば珍獣を見るような目でマコトの奇行を楽しみ、サツキは幼馴染としてマコトを心配しつつも悪ノリに付き合い、棗イロハはその無茶ぶりに毎回振り回される苦労人ポジションに落ち着いた。
治安維持を担当する風紀委員会、特に委員長の空崎ヒナを目の敵にする。ヒナに無理難題を押し付けて恥をかかせようとしたり、抜き打ちの会計監査を行って風紀委員会の予算を削減したり、嫌がらせのためだけに校則を発議するといった権力者ならではの多角攻撃を得意とする。時には溺愛しているイブキさえもダシにして風紀委員を追及するほどの深い執念を見せる。普段風紀委員会から送られてくる情報は無視しているのに、風紀委員会の弱みに繋がる情報だけは目ざとく把握し、口論になった際の手札とする抜け目の無さも持つ。
このため行政官の天雨アコを始めとして風紀委員からかなり疎まれており、ヒナに至ってはマコトをタヌキ呼ばわりしている。ただ、力関係ではヒナの方が上のようで、耐えかねた時は武力に訴えてマコトの野望をことごとく粉砕されるのが一種の様式美。何故マコトがここまでヒナを敵視するのかは今のところ語られていないため不明。
上に立つ者としては問題しかないマコトであるが、意外にも風紀委員会が絡まない時は(自己顕示欲は相変わらずだが)常識ある人物となる。絆ストーリーでは「我々の事業の目的は、あくまで万魔殿の名を広げることにある!そのためには、ゲヘナに住む皆と良い関係を築いていきたい」と公言しており、商店街との争いを避けるために店側の不満を聞き入れて妥協点を探す事を提案、謝るべき場面ではきちんと謝罪し、場合によっては自分の意見を取り下げる事さえある器の大きい一面が見られた。その様子を見た先生は「さっきはビックリしたよ。本当にすごかった」と評している。ミニストーリー「万魔殿のレッドウィンター巡回録」では何だかんだで連河チェリノに気に入られ、レッドウィンターで1番の職人に作らせた黄金のマコト像を贈られた。
重度の猫アレルギーが発覚し、ライオンマルと一緒に暮らせなくなった時には「一度引き取った以上、たとえアレルギーを引き起こそうと最後まで責任を持って世話をする」と言い放っており、自身の権威に箔を付けるために飼い始めたにも関わらず飼い主の責任感を持って接していた事が窺える。結局ドクターストップが掛かってライオンマルは世話係の部下に引き取られたものの、その後も欠かさず可愛がっていた。どんな失敗をしても決してへこたれない鋼鉄メンタルと指導者自ら前へと出て行くその姿勢は評価に値するだろう。
やる事なす事メチャクチャな割には部下を上手く統率出来ているようで、少なくとも反乱を起こされた様子は無かったりする(チェリノから「クーデターなんて日常茶飯事ではないか」と言われた時には驚愕の表情を見せたほど)。
レア度:☆3、役割:SPECIAL、攻撃タイプ:貫通/防御タイプ:特殊装甲、クラス:アタッカー、武器:SR。強力な砲撃で敵を一網打尽にするEXスキルを持ち、しかも巻き込んだ敵の数が多いほど威力が増すため、ケセド、グレゴリオ、防御演習、拠点防御といった大量の敵が出現するステージでは無類の強さを誇る。腐っても学園のトップに立つ万魔殿の議長なのである。
『対策委員会編』第3章では、2年前にゲヘナで鉄拳政治を敷いていた生徒会長・雷帝が、反発した部下によって失脚させられたという情報が出てくる。マコトが現在の議長(生徒会長)に就いている点から「失脚させた部下は当時1年生だったマコトなのでは?」と語られるようになった。不自然な年齢も雷帝絡みだとすれば違和感はなくなる。
また雷帝が残した様々な開発品や遺産をヒナとともに追いかけていたらしい。
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最終更新:2025/12/08(月) 09:00
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