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カンノヨウコ

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菅野よう子(かんのようこ)とは、宮城県生まれの日本の音楽家である。

概要

早稲田大学在学中にバンド「てつ100%」のキーボードとしてデビュー。

バンド解散後、光栄(現コーエー)の歴史シミュレーションゲームの音楽などを担当し、業界知名度を上げる。

活動フィールドは映画、TVアニメ、CM音楽、ボーカル曲のプロデュースなど多岐にわたるが、個人名義のソロアルバムは皆無に等しい。「Song to fly」という個人名義のアルバムが1作だけ存在するが、実質的にはゲーム「アースウインズ」のサウンドトラックをもとに肉付けを行った作品であり、彼女自身もbounce.comにて「あれもゲーム音楽だからね」と言及している。

また、蛇足情報ではあるが音楽家・チェリストの溝口肇は夫である。

「Gabriela Robin」に関する諸説

彼女の楽曲において「Gabriela Robin」というクレジットをよく目にするが、多くの関連アーティストの実態が知られている中、この人物のみ顔も素性も全くといっていい程情報が存在していない。ライブにおいてもGabriela Robinがボーカルをとる楽曲に関しては本人は登場せず、全てボーカルは代役が置かれていた。そうした状況を踏まえてか、「Gabriela Robin=菅野よう子」ではないか、という説が一部で発生している。

この説が推論に過ぎないにも関わらず有力であると言われる理由が他者のインタビューにある。

まず夫の溝口肇が映画「人狼」の楽曲製作に関するインタビューにおいて、「デモテープを作ったときに歌ってくれたガブリエラ・ロビンで録り直したんです。」と言及している。溝口氏はプライベートスタジオを自宅に所有し、多くのデモはそこで制作する。かつ紳士的な事で有名な彼が、「ガブリエラ・ロビン」と呼び捨てにしている。自宅に招きいれる事ができ、かつ呼び捨てにできる存在=妻の菅野よう子ではないか?という理屈である。

また、同作の音響監督である若林和弘がインタビューにおいて、「日本人が歌った方が勝っちゃった。」と言及している。勝っちゃった=採用されたのはGabriela Robinのバージョンであり、この事からGabriela Robinが日本人である事が推察できる。

以上2つの理由から、「Gabriela Robin=菅野よう子」説はいまだに大きな仮説として残り続けているのである。

関連動画

菅野よう子 CMソングお仕事集 (2008年01月05日)

 

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