謙信景光(刀剣乱舞)とは、ブラウザゲーム「刀剣乱舞-online-」のキャラクターである。
イラスト:ホームラン・拳/CV:代永翼
備前長船派の刀工、景光作の短刀。
名は、上杉謙信が身近に置いたことからついたとされる。
表には「秩父大菩薩」の文字、裏には大威徳明王を表す梵字が彫られている。
がまんができる、つよいこ。
(公式Twitter)
刀種は短刀。刀派は長船。
2017年9月5日より鍛刀による入手が可能だった。その後長らく入手機会ががなかったが、2018年7月3日、刀剣男士の入手方法が大きく変更。鍛刀による入手が可能となった。
とは言え確率はかなり低めで、難民もそれなりに多い。All50またはAll90での入手報告が多く、軽めのレシピなので焦らずデイリーで回すのがいいかも知れない。
短い黒髪に青い眼の、育ちの良いお坊ちゃん風な美少年。
戦装束は刀派共通の黒スーツだが、短刀ということもあってか、ジャケットは大きな襟のロングコート風。太ももがまぶしいともっぱらの評判である。またよく見ると腰には三色団子のチャームがついており、防具と合わせて小豆長光(刀剣乱舞)とお揃いになっている。かわいい。
内番衣装も刀派共通のジャージだが、中に着ているシャツには「OHP」と書かれたスマイリーなゆるキャラが描かれている。足元はだぼだぼした青いゴム長靴で、これまたかわいい。
今剣(刀剣乱舞)同様、台詞は名前を除いてひらがな表記となっている。
「きょうはあたらしくもじをおぼえたぞ!」という台詞と合わせて、かつての主・上杉謙信が甥の卯松(後の上杉景勝)に残した仮名手本「いろは折手本」が元ネタなのではないかと思われる。
本人は自分を律しようとしているようで、「がまんができないうちは、いつまでもこどもなのだぞ」と主張する。しかし本質はやはり幼く、放置していると「ぼくは……おるすばんだってできるんだ」と自分に言い聞かせ、負傷しても「がまんができるから、だいじょうぶ」とけなげにも耐える様子を見せる。
とは言え万屋では「おかいもののおてつだい?……うん! いく!」と発言するなど、相応のあどけなさを露わにしている。
戦となるとやや及び腰になるものの、「こわくなんかないぞ……ぼくはつよいこだもの」と自分に言い聞かせる。たとえ負傷しても「いたくない、いたくないぞ!」と耐え抜き、真剣必殺では涙目になりながらも必死に戦おうとする様子。
同じ刀派で、共に上杉家にあった小豆長光(刀剣乱舞)の事は「あつき」と呼んでおり、「むかしからぼくのせわをしてくれてるんだ」と語る。二人で出陣すると回想「謙信の話」が発生、微笑ましい関係が明らかとなる。
ゲーム実装に伴い、ホームラン・拳氏による描き下ろしイラストが公開。氏がデザインを担当する歌仙兼定(刀剣乱舞)と共に描かれ、話題を呼んだ。
更にその後実装された小豆長光(刀剣乱舞)の描き下ろしイラストとは対となっており、二つ並べてみると……?
また2018年7月3日の入手方法変更を祝い、小豆長光(刀剣乱舞)と共にホームラン・拳氏による描き下ろしイラストが公開された。親子よろしく仲良く本を読む姿に審神者もニッコリ。なお内番の靴下は白で、あずき2粒のワンポイントが入っているのが確認できた。かわいい。
鎌倉時代末期の刀工、景光(かげみつ)の作。
古備前の流れを組み、光忠を祖とする長船派二代目・長光の子であり、その後を継承した三代目。長船派を代表する刀工の一人である。
御物の太刀2口、国宝の太刀2口・短刀1口を始め、多くの作が後世に伝わっている。
銘に「元亨三年三月日」と入っており、正確に作刀年のわかる貴重な一振。
刀身の表に「秩父大菩薩」、裏に大威徳明王の梵字「キリーク」が掘られている。
秩父大菩薩は秩父神社の祭神・妙見菩薩、大威徳明王は阿弥陀如来(または文殊菩薩)が悪鬼を調伏する為に変じた憤怒尊。共に戦勝祈願を込めて崇敬される神仏である。
号は上杉謙信が所持、常に身近に置いていた事に由来する。
謙信はこの短刀を太刀「姫鶴一文字」と揃いで常に帯刀していたという言い伝えがあったが、近年の研究により、別の太刀(無銘・伝一文字)である事が判明している。
謙信の死後、後を継いだ上杉景勝は彼の遺愛品の内から優れた刀剣を選んで「上杉家御手選三十五腰」を作成。姫鶴一文字、山鳥毛、水神切兼光といった名だたる名品の中に、謙信景光も選ばれている。
また、同家に伝来されたゲーム実装済の刀剣としては、五虎退、小豆長光がある。
戦後に上杉家を離れ、刀剣愛好家・岡野多郎松氏の手に山鳥毛と共に渡る。
昭和27年(1952年)に重要文化財、昭和31年(1956年)に国宝指定。
平成5年(1993年)に埼玉県が所有し、現在は埼玉県立歴史と民俗の博物館が所蔵している。
2017年9月23日より開催された企画展「上杉家の名刀と三十五腰」にて展示。米沢市上杉博物館、埼玉県立歴史と民俗の博物館、佐野美術館にて五虎退と共に展示された他、佐野美術館では個人蔵の不動行光が40年ぶりに特別展示され、話題を呼んだ。
期間中はゲームとのコラボが行われ、グッズ販売・等身大パネルおよび描きおろしイラストの設置の他、三島市各所を巡るスタンプラリーや周辺施設とのタイアップが開催された。
また三島市が特集を組んだ市報が発行され、こちらは電子書籍やPDFにて閲覧可能である。
2018年9月29日~ 11月25日、京都国立博物館で開催される「京のかたな 匠のわざと雅のこころ」に出展。ニトロプラスが協賛し、ゲームとのコラボが発表されている。
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最終更新:2025/12/07(日) 03:00
最終更新:2025/12/07(日) 02:00
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