貧(ひん)すれば鈍(どん)するとは、アルバイトをしている苦学生や国の教育の予算を考えるときに是非とも胸に手を当てて思い出してほしいことわざである。
貧乏になると知性などが鈍(にぶ)くなり、愚鈍になることをいう。生活苦などにより卑しさが表面化することを表す。語源や由来などは不明。漢字の「貧」や「鈍」は奈良時代には既に存在していたらしい。
貧乏をしていると知恵の働きも鈍くなる
生活にゆとりができ初めて人は礼儀に心を向ける
運に見放されて苦境にたつと自分の知恵も失う
昭和の人気作家である太宰治は、貧すれば貪すると書いたらしい。貧乏をすれば貪欲になることをいう。反骨精神を表していた。
ある意味で貧すれば鈍すると清貧は対義語なのかもしれない。清貧とは、貧しい生活でも清く正しく生きることを表す。清貧の考え自体はバブル崩壊から一時期流行したらしいが、経済を真摯に考えたとき清貧ではダメであると昔の評論家は紹介したそうだ。清貧とは、ただの寝言なのだろうか。
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最終更新:2025/12/16(火) 07:00
最終更新:2025/12/16(火) 06:00
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