賭博覇王伝零とは (トバクハオウデンゼロとは) [単語記事]

『賭博覇王伝零』（とばくはおうでんゼロ）とは、福本伸行による少年漫画作品である。「週刊少年マガジン」にて連載。
2009年13号で連載を休止し、2011年33号より『賭博覇王伝零ギャン鬼編』として第二部の連載を再開し、こちらは2013年26号で完結し、再び連載休止中。

第一部あらすじ

義賊騒動を巻き起こした果てに大富豪・財全無量によって見出された少年・宇海零は、「王への試験」へといざなわれる。
それは、世界一の富豪を決めるギャンブルの前哨戦、文字通り命がけの戦いであった――

登場人物

宇海零（うかいゼロ）: 主人公。中学時代は有名進学校でも1位2位を争う秀才であり、頭が切れる。義賊団と称して振り込め詐欺の被害にあった人たちに取り戻したお金を与えていたが、振り込め詐欺グループの元締めであるヤクザに仲間達を拉致され、助けに行ったところ在全無量にギャンブルと遊園地の融合施設「ドリームキングダム」で開かれる日本一の博打打ちを決める大会に出場させられることになる。
末崎: 零達義賊団が相手にしていた振り込め詐欺グループの社長であり、元締めのヤクザ。零達につられて自分達もドリームキングダムで開かれる大会に参加することになる。本名は末崎さくら。
板倉: 振り込め詐欺グループの一員で末崎の部下。慶応義塾大学出のインテリヤクザで、ドリームキングダム内でも末崎グループの中で力を発揮する実力者。
標（しるべ）: 年齢・本名不詳の天童。あらゆる場面で零すらも凌駕する知能と度胸を見せ付けるが、より確実にドリームキングダムでの優勝と在全の全財産を狙うため零に協力をもちかける。
在全無量（ざいぜんむりょう）: 在全グループ総統。ドリームキングダムで開かれる日本一の博打打ちを決める大会、通称「王への試験」を主催する。優勝者には優勝賞金1000億を与え、さらに世界中の博打打ち達で開かれる世界大会に個人資産3兆円を預ける為に真の博打打ちを探している。
後藤利根雄（ごとうとねお）: 在全グループの幹部。「王への試験」の進行をつとめ、あらゆるギャンブルの進行・指揮を執る。在全の右腕でもあり、グループ内でもナンバー2の地位にいる。名前や容姿、立ち位置が「カイジ」の利根川幸雄を強く連想させる。
小太郎: アトラクション「ザ・アンカー」のDJ。本名は「小太郎・ヒルマウンテンウィリアムス・ハリソンジャガーサタケ・ジェームス城山」。