超次元ゲイム ネプテューヌ 単語


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チョウジゲンゲイムネプテューヌ

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超次元ゲイム ネプテューヌ(ちょうじげんげいむ ねぷてゅーぬ / Hyperdimension Neptunia)とは、コンパイルハートより発表されているプレイステーション3用のRPGシリーズ、及びその第1作である。

概要(シリーズ)

フィールド探索タイプのRPGである。ゲームは基本的に情報を収集してシナリオを進行するためのAVGパートと、実際の探索や戦闘を行うRPGパートに分かれている。
AVGパートでは基本的にシナリオを選択することで、キャラクターの立ち絵によるやり取りが行われる。これによって物語が進行し、あるいは探索可能なフィールドが開放されて行く。
RPGパートではキャラクターを操作して3Dグラフィクスで描写されたフィールドを探索し、ボスを撃破する、アイテムを発見するなどの条件をクリアすることを目的とする。

本シリーズの最も特徴的な要素として、登場するキャラクターすべてがゲームハードやゲームメーカーを(そのハードやメーカーの代表作に合わせたイメージで)擬人化したものであることを始めとして、作中に登場する固有名詞などのほぼ全てが、何らかのゲーム業界用語やコンシューマゲームハード競争を元ネタとしていることが挙げられる。
また、キャラクターの一部(「守護女神」=ゲームハードを擬人化したキャラクター)は戦闘態勢への変身能力を持っており、所謂「変身ヒーロー(ヒロイン)もの」のノリを目指している。
その他、装備品の変更でキャラクターの外見が変化する、イベントビジュアルの収集要素があるなど、萌え要素を強く意識していることもシリーズの特徴である。

ネットサブカルチャーの要素を前面に押し出したその独特の作風から好みが分かれやすいが、実際の物語はマジコン問題をベースにカジュアルコピー問題やモラルハザード問題に警鐘を鳴らす、意外と真面目なものである。

キャラクターデザインはつなこ。

シリーズ作品・メディア展開

ゲーム

超次元ゲイム ネプテューヌ
超次元ゲイム ネプテューヌmk2
神次元ゲイム ネプテューヌV

漫画

超次元ゲイム ネプテューヌ ~めがみつうしん~
作・葉生田采丸、ファミ通コミッククリア。「超次元ゲイムネプテューヌ」の物語終了後を舞台とした漫画化作品であるが、ゲーム内容と設定が異なる部分があったり、第9話から女神候補生ら「mk2」キャラクターも登場を始めるなど、パラレルワールドに近い。

ライトノベル

超次元ゲイム ネプテューヌ はいすくーる
作・おかず、挿絵・うりも、桜の杜ぶんこ刊。

関連作品

※ 直接的に本作が関わっている作品のみ述べる。

  • 魔界戦記ディスガイア4 - 本作の登場キャラクター「日本一ちゃん」がゲスト登場している。
  • 圧倒的遊戯ムゲンソウルズ - 本作の登場キャラクターらによる応援キャンペーンが行われている。

概要(作品)

コンパイルハートから2010年8月19日に発売されたプレイステーション3用RPG。当初は7月29日に発売予定であったが、諸事情により延期となった。2011年8月に続編となる『超次元ゲイム ネプテューヌmk2』が発売。英語版タイトルは「Hyperdimension Neptunia」。

おそらくは業界でも初めてとなる、実際のゲーム業界をテーマに、擬人化要素と萌え要素がプラスされたRPG。異世界ゲイムギョウ界を舞台に、擬人化された架空のゲームハードのキャラクターたちが先代の女神マジェコンヌと死闘を繰り広げる。キャッチコピーは「擬人化!×萌え!×変身!」

IFお得意の『ソウルズシリーズ』のようなSRPG形式ではなく、ごく普通のRPG。女神たちのお尻にPS3のフォトフォルダから好きな画像を張り付けられる紳士向けの機能がウリの一つ。他にもフォトフォルダの画像を使ってスキルを作ることもできる(エフェクト等は使いまわしだが、画像によって威力が微妙に異なるようである)。知ってる人なら思わずニヤリとしてしまうようなパロディネタの豊富さも魅力の一つ。

制作には、アイディアファクトリーやコンパイルハートだけでなく、ガストや日本一ソフトウェアも協力しており、彼ら(?)を擬人化したキャラクターも登場する。また、SEGAもキャラクター提供などの協力を行っている。

無論、近年論争が激化してきたゲハ戦争をモチーフとしたとあって、ゲハ関係のブログからは大きな注目を浴び、初報の時点で大きく取り上げるブログがちらほら見られた。

登場キャラクター

守護女神たち

「ハード」と読む。本作における、各大陸を守護する存在。各大陸に一人ずつ存在する。名前のとおり人間の女性の姿をしている。体格には個人差があるが、瞳がいわゆる電源マーク(上部の欠けた円に縦棒)になっている、超人的な身体能力を持ち、飛行能力すら有する、「プロセッサユニット」と呼ばれる専用のエクステンションユニットにより能力が変化する、等の共通点を持つ。基本的に生体であるようだが、普通の生物のように成長・老化することはない模様。

平常時用に普通の人間の女性の姿を取ることもできる。この姿では飛行能力を失い、特徴的な瞳も普通の形になるが、この状態でも身体能力は通常の人間よりも遙かに高い。また、成長・老化を始めとする外観変化の固定についても継続しているらしいことが、「いくら食べても太らない」というベールの発言から読み取れる。

大陸の守護とは言うが、具体的に当人達が何か行動を取らなければならない訳ではなく、ただ存在するだけで守護の力は発揮される。ただし、自身が守護女神であることを忘却している場合、影響力も弱体化するらしい。基本的に人間界に常駐しているわけではないため人間界での明示的な役職は持っていないが、国家運営の最高責任者的な扱いを受けている場面が散見される。

幾千年にも渡って優劣を争い続けており、この抗争の激化は下界でも浮遊大陸の対応した部分同士が分裂するという影響をもたらしている。

英語版では「CPU」と呼ばれている(英語では所謂ゲームハードのことをCPUと呼ぶ)。ゲーム内の表記に拠れば、Console Patron Unitの略であるらしい。

ネプテューヌ以外の3名は加入時に名前を自由に設定可能。

ネプテューヌ(CV:田中理恵) Neptune
本作の主人公。記憶を失っているものの、明るく元気な女の子。その正体は革新する紫の大地「プラネテューヌ」を守護する女神。パープルハートに変身することができ、変身すると別人のような冷静さと鋭さを発揮するが、少しとぼけたところは変わらないまま。普段の戦闘力はAだが、変身するとDにまで跳ね上がる。けしからんぞ、もっとやれ。元ネタはセガがかつて開発していた幻のハード、ネプチューンと思われる(Neptuneをフランス語読みするとネプテューヌになる)。使用武器は刀剣類。通称ネプ子、ねぷねぷ(Nep-nep)。
ベール(CV:佐藤利奈) Vert
雄大なる緑の大地「リーンボックス」を守護する女神であり、グリーンハートに変身できる。四人の守護女神の中では最も温和な性格の持ち主ながらも、ネプテューヌに対しては敵対意識を持つ。本人は仕事を放り出すくらいのゲーマー。ゲーム、マンガ、アニメは三種の神器らしい。四人の中では一番の巨乳。元ネタはおそらくXbox360。名前はフランス語で「緑」の意味。使用武器は槍。
ノワール(CV:今井麻美) Noir
重厚なる黒の大地「ラステイション」を守護する女神であり、ブラックハートに変身できる。しっかり者の頑張り屋だが、ネプテューヌに対しては強い執着心を見せる。ちなみに、変身すると大なり小なりバストが変化する女神たちの中で、一切変化しない唯一の女神。元ネタはたぶんプレイステーション3。名前はフランス語で「黒」の意味。使用武器は西洋剣(ネプテューヌの武器にも西洋剣にカテゴライズされるものがあるが、別扱い)。企画当初は彼女が主人公だったとのこと。
ブラン(CV:阿澄佳奈) Blanc
夢見る白の大地「ルウィー」を守護する女神であり、ホワイトハートに変身できる。人見知りな性格ながらも職務に忠実。一方でストレスをためやすく、そのせいか人間時は無口だが時折攻撃的な口調をみせることも。実は同人作家であり、小説の大賞を虎視眈々と狙っている。四人の中では一番の貧乳。元ネタはきっとWii。名前はフランス語で「白」の意味。使用武器はハンマー。余談だが、「めがみつうしん」ではネプテューヌとセットでの行動が目立ち、快活で奔放なネプテューヌと寡黙でマイペースなブランという典型的なコンビが出来上がっている。
マジェコンヌ(CV:たかはし智秋) Arfoire
先代の女神。四人の女神たちがシェアを競うハード戦争を繰り広げている隙に下界にモンスターを放ち、世界の全てを知る史書イストワールを封印した張本人。青白い肌と攻撃的な言動が特徴。元ネタは言うまでもなくマジコン。英語名の元ネタはおそらくマジコンの一種である「R4」(アールフォア→アルフォワール)。なお、「めがみつうしん」はゲーム終了後の物語であるため既に撃破された後となっており、直接は登場していない。
史書イストワール(CV:かないみか) Histoire(Histy)
自らを「世界」と称す謎の声。その存在には謎が多い。現在はマジェコンヌによって封印されており、ネプテューヌに助けを求めたことがきっかけで物語が始まる。意外とノリはいい。元ネタは不明(「イストワール」(Histoire)はフランス語で「歴史」の意味)。ネプテューヌその他一部には「いーすん」と呼ばれる。ご丁寧に英語版でも「Histy」(イスティー)というあだ名がつけられている。貞淑な賢者を思わせる当初の声音と、フェイスマーク混じりで発言する救出後のギャップに度肝を抜かれたプレイヤー多数。

下界の住民たち

アイエフちゃん(CV:植田佳奈) If(Iffy)
常日頃から世界を旅している、世界貿易ギルド「ゲイム」の新米メンバー。世界の異変を調査しているときにネプテューヌと出会い、仲間になる。性格は冷静でやや自己中心的で、つっこみ担当。ベルトのIF印と腰からぶら下げた9つの携帯電話がアイエフちゃんの証。ルウィーの出身であるが、当人はグリーンハートの信奉者である。元ネタはその名通りアイディアファクトリー。
コンパちゃん(CV:酒井香奈子) Compa
困っている人を助けたい一心で上京してきた看護学生。世界を救うというネプテューヌの意気込みに賛同して仲間になる。マイペースで天然だが、しっかりした面も持つ。武器は大きな注射器。元ネタはアイディアファクトリーの子会社であるコンパイルハート。余談だが、PS Storeでメーカー別→アイディアファクトリーと選択すると、ブランド別小カテゴリのイラストとしてアイディアファクトリーにアイエフちゃんが、コンパイルハートに彼女が登場している。
がすとちゃん(CV:桑谷夏子) Gust
アイテムを売って世界を旅する幼女。「~ですの」という口調で話す。健気で弱そうな印象を受けるが、金銭面ではしっかりしている。世界を自分のアイテムで豊かにすることが夢らしい。元ネタはアトリエシリーズで有名なガスト。デザインはガストのオンラインショップのマスコットキャラクターを基にしている。DLCで戦闘メンバーとして使用できる(価格は250円)。その際の使用武器は杖。他のキャラに比べて小柄なため、操作キャラにすると視点が通常よりも下がる。また、仲間にする(これだけならDLCの適用は不要)と、ショップでの販売価格に割引が入るようになる。
日本一ちゃん(CV:水橋かおり) Nisa
困っている人の前に突然現われるゲイムギョウ界の正義のヒーロー。熱く、強く、勇ましいヒーローを目指して活動中だが・・・。どこかの魔神様のように胸はペタンコ。元ネタは日本一ソフトウェア。容姿もどこかプリニーを彷彿とさせるデザインとなっている。DLCで戦闘メンバーとして使用できる(価格は250円)。その際の使用武器はプリニーガン。ちなみに数字だけ見ればネプテューヌの方が小さい(彼女が74に対しネプテューヌは73。ただしカップはネプテューヌがAに対し彼女はAAA)。仲間にする(これだけならDLCの適用は不要)と、通常はダンジョンクリア時しか見ることのできないシェア情報を常時確認できるようになる。
5pb.ちゃん(CV:nao)
ゲイム業界を旅するストリートミュージシャン。根は明るく元気なのに、極度の人見知りな性格。アルバイトでラジオ「ふぁいらじっ♪」のパーソナリティーをしている。ちなみに僕っ子。元ネタは楽曲やキャスティングで本作に関わった5pb.。中の人は主題歌を担当したnaoが演じている。2011年1月19日よりDLC配信開始(価格は600円)。仲間になるイベントはカジュアルコピー問題に警鐘を鳴らすシリアスなものである。使用武器はギターで、射撃攻撃の代わりにギターをかき鳴らした音波で攻撃を行う。また、全キャラクターで唯一回復効果のあるコンボスキルを覚える。
REDちゃん(CV:伊藤かな恵)
ヨメを求めて旅をしている元気いっぱいの女の子。萌える物が大好きで、幼いながらもゲームに精通している。見た目はロリなのに巨乳。Royal Emperor Dragon略してREDを名乗るため身体に巻き付いている金龍が本体との説も。元ネタはアガレスト戦記などでIFと関わりが深いレッド・エンタテインメント。2010年12月22日よりDLC配信開始(価格は600円)。5pb.を仲間にするための一連のイベントが比較的シリアスな内容であるのに対し、彼女のものは終始コミカルな内容である。使用武器は玩具。

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関連コミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

関連項目

  • 超次元ゲイム ネプテューヌmk2
  • アイディアファクトリー
  • ガスト
  • 日本一ソフトウェア
  • SEGA
  • ゲハ
  • 擬人化
  • バカゲー

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