農林中央金庫とは (ノウリンチュウオウキンコとは) [単語記事]

農林中央金庫とは、民間金融機関のひとつであり同時に国内最大のヘッジファンドでもある。

概要

略称は農林中金。

農林中央金庫法を根拠法とする民間金融機関であり預金保険機構に加盟している。
銀行法によって設立されているが、金融庁ではなく農林水産省が監督している。

JA（農業協同組合）、JF(漁業協同組合）、それと森林組合が会員となり出資している金融機関でそれぞれの組織が窓口となっている銀行業務の資金をここに集め、それを一括で運用している。政府出資は1986年に廃止されているため、政府系金融には該当しない。

約82兆円の預金を運用しており、かつては日本国における国内最大規模の機関投資家であると同時に日本最大のヘッジファンドとして知られいた。現在はGPIFが国内最大規模の機関投資家となっている。

25年3月期の総資産は81兆4968億、純資産5兆7672億、自己資本比率7.1%となっている。
同期第1四半期の経常利益は927億、純利益は854億

平成23年時点を持って個人利用者の口座店をすべて本店へ統合している。