追加戦士 単語


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ツイカセンシ

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追加戦士とは、スーパー戦隊シリーズの作品で、ストーリー中盤からヒーロー側で参戦する戦士の総称である。

概要

6人目の戦士

追加戦士、とりわけ6人目の戦士の起源は「恐竜戦隊ジュウレンジャー」のドラゴンレンジャーに遡る。
当時のスーパー戦隊シリーズの作品放映期間中、7月ごろに新しいロボ(通称2号ロボ)が登場するのがお約束となっていたが、大手スポンサーであるバンダイ幹部から、プロモーション戦略として2号ロボにも対応する戦士を登場させたいと提案があった。キャラクターとして売り出すため、この6人目の戦士を元の戦士達とは一線を画す強いキャラとして設定し、見た目にも違いが分かるようアーマーを装備させた。これがドラゴンレンジャーが登場したいきさつである。

ドラゴンレンジャーの登場が成功したため、以降の戦隊でも6人目の戦士が定番化する。ドラゴンレンジャーの方式にならい、6人目ポジションの戦士達は元のメンバーに対して必ず何かしらのデザイン上の差別点が存在する(元のメンバーと同じフォーマットのスーツに上からアーマーを装着する、デザインは同じだが配色が元メンバーのパターンと異なる、完全に元メンバーと別物デザインなど)。また、新しい変身アイテムが割り当てられ、新しい変身おもちゃの販売に貢献することになる

その他の追加戦士

前節で触れたとおり、玩具販売戦略から生まれた6人目の戦士であるが、作品によってはこうした概念と無関係に新キャラなどが登場する場合があり、あいまいに6人目の戦士とは区別され扱われる。
また、登場のいきさつは6人目の戦士と変わらないものの、人間態を持たず変身しない途中参戦キャラなども存在するため、歴代追加戦士を画一的に分類することは困難を極める(最近では人間態を持たない上からさらにスーツを身に纏い変身するキャラも登場して複雑化している)。

追加戦士の一覧

以下の一覧表は「海賊戦隊ゴーカイジャー」での取り扱いを元に分類し作成。
「特命戦隊ゴーバスターズ」 以降は便宜上、分けておく。

6人目ポジション

  • いわゆるオーソドックスな追加戦士。「恐竜戦隊ジュウレンジャー」から定番化。
  • この表では、「海賊戦隊ゴーカイジャー」第15・16話で登場しゴーカイジャーが手に入れたレンジャーキーに対応する戦士(とそれを使うアイツ)を対象とした。

「ゴーカイジャー」まで

作品名 戦士名 個人装備 備考
恐竜戦隊ジュウレンジャー ドラゴンレンジャー 獣奏剣(剣)
ドラゴンアーマー(防具)
初の6人目
五星戦隊ダイレンジャー キバレンジャー 白虎真剣(剣)
キバテクター(防具)
最年少戦士
超力戦隊オーレンジャー キングレンジャー キングスティック(杖)
キングテクター(防具)
設定上では最年長戦士(6億歳)
パワーレンジャーでは金色扱い 
電磁戦隊メガレンジャー メガシルバー シルバーブレイザー(銃剣兼用武器) 初のシルバー戦士
未来戦隊タイムレンジャー タイムファイヤー DVディフェンダー(銃剣兼用武器) 既存の戦士と色が被っている
唯一の追加戦士
百獣戦隊ガオレンジャー ガオシルバー ガオハスラーロッド(銃杖兼用武器)
忍風戦隊ハリケンジャー シュリケンジャー シュリケンズバット
(剣とバットとマイクの兼用武器)
ハリケンジャーとも
ゴウライジャーとも異なる
「宇宙統一忍者流」の天空忍者
爆竜戦隊アバレンジャー アバレキラー ウイングペンタクト
(剣と指揮棒とペンの兼用武器)
人数的には5人目
特捜戦隊デカレンジャー デカブレイク ブレスロットル(多機能ツール)
魔法戦隊マジレンジャー マジシャイン マジランプバスター(銃)
魔法の鎧(防具)
轟轟戦隊ボウケンジャー ボウケンシルバー サガスナイパー/サガスピア(銃/槍)
炎神戦隊ゴーオンジャー ゴーオンゴールド

ロケットダガー(剣)
ウィングブースター(銃)

2人合わせて
「ゴーオンウィングス」
シルバーは初の女性追加戦士 

ゴーオンシルバー
侍戦隊シンケンジャー シンケンゴールド サカナマル(刀)
天装戦隊ゴセイジャー ゴセイナイト レオンレイザー(銃剣兼用武器) 6人目で唯一
人間の姿を持たない
海賊戦隊ゴーカイジャー ゴーカイシルバー ゴーカイスピア
(槍と銃と碇(?)の兼用武器)

「ゴーバスターズ」以降

作品名 戦士名 個人装備 備考
特命戦隊ゴーバスターズ ビートバスター モーフィンブラスター
(変身アイテム兼用銃)
ドライブレード(剣) 
スタッグバスターの変身前は
人間の姿ではない。
(レンジャーキーでは
変身前の姿も登場) 
スタッグバスター
獣電戦隊
キョウリュウジャー
キョウリュウゴールド ガブリチェンジャー
(銃剣兼用変身ツール)
ザンダーサンダー(剣)
歴代追加戦士最速の10話
(変身者自体は9話)から登場
登場自体は7番目だがナンバリングは6番目
烈車戦隊
トッキュウジャー
トッキュウ6号 ユウドウブレイカー
(誘導灯型武器) 
初のオレンジ色の追加戦士
元敵組織の幹部であり
仲間入り後も怪人の姿に
変身する事もある 

それ以外のレジェンド戦隊

  • 追加戦士ではあるが、諸般の理由で6人目には含まれない戦士。「番外戦士」と呼ばれる事もある。
  • この表では「海賊戦隊ゴーカイジャー」の第1話目のレジェンド大戦シーンには登場しなかったが、「199ヒーロー大決戦」にて参戦が明らかになった戦士と、後に再登場したニンジャマンを対象とした。
  • 冊子「全スーパー戦隊豪快ファイル」には紹介されていない等、6人目以上にイレギュラーな存在。
作品名 戦士名 劇中の役割 備考
忍者戦隊カクレンジャー ニンジャマン  三神将の弟子で設定上、一応人間 レジェンド大戦には参戦できなかったため、
唯一レンジャーキーが存在しない
激走戦隊カーレンジャー シグナルマン 宇宙から単身赴任してきた宇宙警官  変身しているわけではない
星獣戦隊ギンガマン 黒騎士ヒュウガ ヒュウガが黒騎士ブルブラックの力を引き継いだ 本来ギンガレッドになるはずだった
特捜戦隊デカレンジャー デカマスター 宇宙警察地球署最高責任者 鼻は気にするな
デカスワン メカニック担当 本人曰く4年に1度の変身
魔法戦隊マジレンジャー マジマザー マジレンジャー一家の母 メンバーの母が変身するのは初
ウルザードファイヤー 伝説の天空聖者 敵の時は紫
轟轟戦隊ボウケンジャー ズバーン レムリアのプレシャス 武器に変身する事も可能
獣拳戦隊ゲキレンジャー 黒獅子リオ 臨獣拳当主 立場上、ゲキレンジャーとは敵対
メレ 臨獣拳"愛"の戦士 同上
侍戦隊シンケンジャー シンケンレッド(姫) 志葉家第18代目当主 存在自体がネタバレ
初の女レッド) 

「ゴーバスターズ」以降

獣電戦隊
キョウリュウジャー
キョウリュウシアン 初の水色の戦士
登場自体は6番目だが
ナンバリングは7番目 
キョウリュウシアン(二代目) 演者は過去に黄色の戦士を演じた
初の水色の女性戦士 
キョウリュウグレー 初の灰色の戦士
(シルバーではない)
演者は過去にも追加戦士を演じた
キョウリュウグレー(二代目) 演者は過去にも追加戦士を演じた
キョウリュウバイオレット(初代) 肉体年齢が歴代最年長の戦士
↑同番組内で最年長記録が破られる
キョウリュウバイオレット(二代目) 『超電子バイオマン』以来の2代目戦士にして、
先代と性別が変わった初の戦士
(紫の女性戦士としても初) 
キョウリュウシルバー 変身者トリンはデカマスター以来となる
司令官ポジションにして地球人ではない戦士
キョウリュウシルバー(二代目) 肉体年齢が歴代最年長の戦士

正規メンバーに含まれる追加戦士

  • 途中参戦だが、含めて数えると5人になる等の理由で追加戦士には数えられない戦士。
  • この表は、「海賊戦隊ゴーカイジャー」で、ゴーカイジャーが最初から持っているレンジャーキーに対応する戦士を対象とした。
作品名 戦士名 備考
ジャッカー電撃隊 ビッ 追加戦士でありながら主役の座を奪ったことは有名
超獣戦隊ライブマン ブラックバイソン 初期3人戦隊の4人目5人目は
初の追加戦士
グリーンサイ
忍風戦隊ハリケンジャー カブトライジャー ハリケンジャーとは別部隊
2人合わせて電光石火ゴウライジャー
クワガライジャー
爆竜戦隊アバレンジャー アバレブラック 本来なら1人目になるはずだった
獣拳戦隊ゲキレンジャー ゲキバイオレット 敵時のウルザードを除けば
歴代戦隊で初のバイオレット(紫)色の戦士
ゲキチョッパー

レジェンドに含まれない追加戦士

  • 「海賊戦隊ゴーカイジャー」では(今のところ)一切触れられていない戦士。
  • いずれも、彼らとは別に6人目の戦士が各戦隊に存在する、人間態を持たず自力で巨大化可能、という共通点を持つ。
  • 本来ならズバーンもこっちに含まれるはずだが・・・?
作品名 戦士名 備考
五星戦隊ダイレンジャー ダイムゲン 設定上、一応亀
超力戦隊オーレンジャー ガンマジン カギの所有者の言うことを聞く。
侍戦隊シンケンジャー ダイゴヨウ 巨大化以外では、寿司屋台の提灯
天装戦隊ゴセイジャー データス どうみても外見はおもちゃ屋にあったアレ

ゲストキャラ

  • ほとんど1話だけ登場したゲスト扱いの戦士。
  • 「海賊戦隊ゴーカイジャー」では一切触れられていない。
作品名 戦士名 備考
光戦隊マスクマン X1マスク 第39話に登場。
6人目の元祖として知られる。
鳥人戦隊ジェットマン  ディメンシア 28・29話に登場した3人1組の戦士
演じた俳優はいずれも戦隊経験者。
ネオジェットマン  40・41話に登場した五人組
戦いのプロだが指揮官の一条同様、人間性に欠ける。
救急戦隊ゴーゴーファイブ 装甲ジーク  Vシネマに登場
役者はリュウレンジャーを演じた和田圭市氏。
ジークジェンヌ Vシネマに登場
未来戦隊タイムレンジャー タイムレッド
(リュウヤ) 
チームワークを無視したため苦戦の連続であった。
特捜戦隊デカレンジャー デカブライト Episode.40に登場
デカゴールド 劇場版に登場。
変身後の姿は一瞬のみの登場であるため、
具体的な全身像は不明。
天装戦隊ゴセイジャー マジス epic10に登場。
変身後の姿は一瞬のみの登場であるため、
具体的な全身像は不明。
作外ではゴセイグリーンの通り名あり。

「ゴーバスターズ」以降

動物戦隊ゴーバスターズ
(特命戦隊ゴーバスターズ) 
レッドチーター いずれも特命戦隊ゴーバスターズのVシネマに登場した
いわゆるパラレルワールドの戦士たちだが
終盤で特命戦隊と動物戦隊が共闘したため
特命戦隊の追加戦士という見方もできる
ブルーゴリラ
イエローラビット
ゴールドビートル
シルバースタッグ
グリーンヒポポタマス
ピンクキャット
ブラックピューマ
獣電戦隊キョウリュウジャー キョウリュウネイビー Vシネマに登場した100年後のキョウリュウジャー  
全員が100年前のキョウリュウジャーの子孫で
最初は本来の色を知らずまともに戦えなかったが
後にご先祖様と同じ色に変身し戦うようになる
キョウリュウシルバー(3代目)
キョウリュウブルー(2代目)
キョウリュウグレー(3代目)
キョウリュウシアン(2代目)
キョウリュウバイオレット(3代目)

その他一般人

  • ゲスト扱いの戦士…というよりは一般人。人によっては意外とそこそこ戦える。
  • 当然、「海賊戦隊ゴーカイジャー」では(ゴーカイジャー本編に登場した人々を除き)アバレピッグ以外一切触れられていない。
作品名 戦士名 備考
太陽戦隊サンバルカン 白バラ仮面 ただのコスプレ少女でした。
(変装は第29話)
超電子バイオマン 山守正太 35話に登場。自称「バイオマン6番目の戦士」
36話にて新帝国ギアに唆されマグネ戦士にされてしまう。
激走戦隊カーレンジャー ホワイトレーサー ただのコスプレ少女でした。
途中でキャストが変更されている。
爆竜戦隊アバレンジャー アバレピッグピンク  ただのコスプレ少女・・・と思いきや
ゴーカイジャーでレンジャーキーごと登場。
侍戦隊シンケンジャー シンケンブラウン シンケンジャーの押しかけ弟子。
海賊戦隊ゴーカイジャー シンケンレッド ゲストの少年がゴーカイチェンジした。
ゴーカイイエロー 木下小夜(ゲストの少女)がゴーカイチェンジした。

その他

  • 「轟轟戦隊ボウケンジャー」のミニコーナー「30戦隊大全集 スペシャルファイル」では、「忍者戦隊カクレンジャー」からニンジャマン、 「超力戦隊オーレンジャー」からガンマジン、「激走戦隊カーレンジャー」からシグナルマン、ボウケンジャーからズバーンが「番外戦士」として 紹介されている。
  • この4戦士の共通点は「人間の姿を持たない」(=戦闘時・非戦闘時を通して同じ姿で、その姿が特撮上着ぐるみで表現される)ことである。また、 シグナルマン以外はロボット戦に自ら巨大化し参戦する。
  • ボウケンジャー以降では「侍戦隊シンケンジャー」のダイゴヨウ、「天装戦隊ゴセイジャー」のデータスが同様のポジションに含まれると思われる。
  • なお、人間の姿を持たないという点ではゴセイナイトも番外戦士に含まれそうな気がするが、上記のとおりゴーカイジャーでは6人目ポジションに数えられている。
  • ゴーカイジャー内では、同じ番外戦士でありながらシグナルマンとズバーンはレジェンド戦隊に含まれ、ニンジャマンも後に再登場を果たしたが、ガンマジンは未だに登場していない。この基準は一体・・・。スーツの都合なのだろうか?
  • なお、「199ヒーロー大決戦」のパンフレットに掲載された竹本監督のインタビュー記事では、「レジェンド大戦の最終決戦以前に巨大ロボ戦が繰り広げられたが、ほとんどのロボは大破(冒頭でゴセイグレートが破壊されていたのはそのため)。おそらくニンジャマンやデータスも倒れてしまった。ズバーンは生き残ったため最終決戦にも参加。ガンマジンは気まぐれな奴なので分からない(笑)」という構想が語られていた。しかし、後にニンジャマンが別の経緯で再登場したことからもわかるように、全ての設定が反映されているわけではなく、あくまで監督個人の構想の域を出ない点に注意。
  • 「炎神戦隊ゴーオンジャー」のゴーオングリーンとゴーオンブラックは、最初期の3人と変身アイテムが異なる、2号ロボットに搭乗する、加入するのが最初期の3人に比べて(劇中時間で)遅かったなど、追加戦士としての側面も持ち合わせているが、基本的に初期メンバーとして扱われる。
  • 「救急戦隊ゴーゴーファイブ」に登場する自立型ロボット・ライナーボーイは巨大メカに分類されるが、自立型で自我を持っており、ゴーゴーファイブが最後まで5人編成であったことから ファンの間ではライナーボーイを事実上の6人目として数えることが多い。
    • 海外版である「パワーレンジャー・ライトスピード・レスキュー」には6人目の戦士として「タイタニアムレンジャー」が登場する。
  • 「秘密戦隊ゴレンジャー」の2代目キレンジャー、 「バトルフィーバーJ」の2代目バトルコサック・2代目ミスアメリカ…等等、特に初期作品ではスーツを引き継いで 新たに参戦した戦士が多く存在し、彼らも追加戦士と呼べなくも無い気がするが、追加戦士あるいは6人目の呼称は 新しいスーツを携えて登場した戦士だけに使われる傾向にあるため、これら2代目ヒーローが追加戦士に分類されることはない。 6人目という言葉には6色目という意味も含まれているのである。
  • 「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の海外版「パワーレンジャー・ジャングルフューリー」にはオリジナルの追加戦士が3人登場する。
  • 「追加戦士」という名称は、おそらくスタッフインタビューで関係者が使用した、あるいはファンが作った用語であると思われる。そのため本編中で使われることはない・・・と思っていたら「海賊戦隊ゴーカイジャー」第17話で伊狩鎧が「うはwwwいきなりオール追加戦士キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」とほざいた発言したため、おそらく今後は正式名称として作中で取り扱われると予想される。

他作品の追加戦士

スーパー戦隊シリーズ以外にもこの記事で定義される追加戦士が登場する事がある。有名なのが平成ライダーやプリキュアシリーズなどのバンダイの回し者作品に登場する追加戦士で、それぞれ「2号ライダー」「追加プリキュア」などと呼ばれる。

関連項目

  • スーパー戦隊シリーズ
  • 海賊戦隊ゴーカイジャー
  • レンジャーキー

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