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通報厨とは、何らかのルール違反を犯している人や物を、管理者や権利者等に自分の欲求を満たすことを主目的として報告する人である。スルースキルが低く、自分の正義感を押しつけたがる通報者に「厨」と付けられる事が多い。
上記の行為やそれを行う人を中傷する際に使われる言葉である。ニコニコ動画においては、主に著作権違反を通報する人に対して使用される。
もちろん、違反の通報は社会のルールに従ったいわゆる「正しいこと」であるが、度が過ぎると本来権利者のための通報が、逆に権利者に迷惑をかける事態になることもある。
中には正義を傘に、わざわざ違反者がいる場所にやってきて(しなくてもいい)挑発をしたり、反論のコメントを大量に書き込んで場の雰囲気を乱したり、明らかに度を超えた大量の違反報告を行なう人も存在する(通報厨の定義がこういった人に限定されることもある)。通報自体は正しくても、こういった行為は褒められることではないので止めましょう。管理者や権利者は、違反者と通報者の喧嘩のために動いているわけではありません。(度を超えた大量通報に関しては、業務に異常をきたしたとして威力業務妨害罪に問われることがある。)
本来であれば通報は社会規範を正す行為であり、褒められるべき行為である。しかし、場合によっては違反とは無関係な人の活動を妨げたり、通報したが為により状況が悪化したりする事がある。ルール違反は通報しなくてはならないとされているが、これが単に自分の気分を晴らすための通報となっていないか、今一度確認する必要があるだろう。
通報厨の問題で度々話題になるのが真夏の夜の淫夢との問題である。これは真夏の夜の淫夢におけるスラング(いわゆる淫夢語録)が使われた場合、否応なしに削除されることから問題が生じている。
一見するとこの問題は特定のコミュニティのネタを排斥するひどい話のように見られる。しかし、真夏の夜の淫夢に属する住人のうち一部のマナーの悪い利用者(いわゆる淫夢厨)は淫夢語録を用いて余所の掲示板を荒らした事が度々あり、実際に被害に遭って掲示板としての機能が失われているところも存在している。こういう実態がある以上、淫夢語録使用者=荒らしとして通報する者や、実際に荒らしているのだから削除されるのは当然だ、という主張が生まれることはある程度仕方のないことだと思われる。
しかしながら同時に荒らし目的ではないネットスラングとして、淫夢語録を使用している者がいるのもまた事実である。淫夢語録を通報する場合、その語録が本当に掲示板を荒らすものなのかをよく判断してから通報するべきである。
最後に記述するが、荒らしを排除するための通報は咎められる必要のない正当な行為である。淫夢語録使用者並びに通報者双方が限度を持って利用することが大切なのである。
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最終更新:2025/12/07(日) 08:00
最終更新:2025/12/07(日) 08:00
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