那由多の軌跡とは (ナユタノキセキとは) [単語記事]

この世界には果てがある――。僕たちは昔からそう教わってきた。

無限に広がって見えるこの海にも、明確な終わりがあって、その先に進むことはできない。

“世界は平面だから”

学者たちの多くはそう断じ、人々もそれを信じている。

･･････でも、本当にそうなんだろうか。

いいや、きっと違うはずだ。世の中にはまだ多くの未知が残されている。

「星の欠片」が映し出す“あの光景”は一体なんだろう？

だから、僕は強く信じているんだ。

そう。世界はもっと、もっと広いはずだって――。

by ナユタ・ハーシェル

那由多の軌跡公式サイトより

概要

『那由多の軌跡』とは、日本ファルコム株式会社が発売を予定している軌跡シリーズの最新作である。
発売は2012年7月26日を予定。プラットフォームはPSP。ジャンルはストーリーARPG。

2004年の発売以降、『英雄伝説空の軌跡』、『英雄伝説零の軌跡』、『英雄伝説碧の軌跡』と続いてきた「軌跡シリーズ」であるが、今作、『那由多の軌跡』では今までの舞台設定・キャラクター・ゲームシステムなど全てが一新され、完全新作として新たな軌跡が描かれるとしている。

世界観

残され島

広大な海に無数の島々が連なる多島海『シエンシア海』。その中央にある島は「残され島」と呼ばれている。
この島の近海では、空から流れ星や遺跡が降ってくるという現象が発生しており、「残され島」は遺跡が積み重なってできたものだと考えられている。
また、流れ星の落下地点付近で『星の欠片』と呼ばれる不思議な鉱石が見つかることがある。

ロストヘブン（失われし楽園）

「星の欠片」の中に見える美しくも幻想的な光景の世界。
この世のものとは思えない世界が広がっており、人々は憧れをこめてその世界のことを『ロストヘブン』と名付けた。

星の欠片

流れ星とともに空から降ってくる鉱石。
7種類の光の色に反応することが知られており、特定の順で一定の光量の光を当てることで、『ロストヘブン』と呼ばれる世界を内部に映し出す。
波や海流に流されてシエンシア海沿岸でも見つかるが、「残され島」ほど見つかる場所は他にない。

登場人物

ナユタ・ハーシェル　・cv.水橋かおり
本作の主人公。15歳。
残され島の出身で、シエンシア海に面する学院に通う少年。
趣味は父親の残した道具を使った天体観測。
未知なるものに対して強い興味と好奇心を持っている。
自分なりの推測を立てて考える論理的な思考を持つ。
ノイ　・cv.茅野愛衣
とある場所でナユタが出会う、おとぎ話の妖精の姿をした小さな女の子。
「マスターギア」という名の不可思議な物体を所持していたが、突如現れた謎の男に奪われてしまう。
シグナ・アルハゼン　・cv.鈴村健一
ナユタの幼馴染で、自警団に所属している青年。
ナユタにとっては頼れる兄貴分であり、よき理解者でもある。
島に現れる魔獣程度ならば一人で倒してしまうほどで、周囲から一目置かれている。
数年前からナユタと共に便利屋を開業し村人の手助けをしていた。
直感と自分の身体能力を信じて突き進むタイプ。
？？？
公式サイトに画像が載っている詳細不明な女性。主要キャラだと思われるパッケージの人物。