鈴木次郎吉とは (スズキジロキチとは) [単語記事]

鈴木次郎吉とは、漫画「名探偵コナン」に登場する人物である。

CV-永井一郎→富田耕生

概要

大企業の鈴木財閥の相談役。鈴木園子と、その姉の綾子の伯父（ちなみに初期の頃では二人の父である史郎のいとこ、つまり園子・綾子の従兄伯父）である。72歳。愛犬のルパン（CV-高木渉）と時々一緒に現れる。オシャレなゴーグルがかわいらしい、人懐っこい犬である。

園子からは「おじさま」と呼ばれている。なお中森警部からは「じいさん」呼ばわりされている。

会社経営は弟の史郎に任せており、本人は隠居して豪遊生活を送っている。趣味や目的のためなら、例え何億円でも何百億円でも財産ををつぎ込むという、非常に豪快でアグレッシブな性格である。（そのたびにあの少年が関わって事件が起こり大体無駄になるが。）

「新聞の1・2面を怪盗キッドの記事でとられて、自分の記事が3面に追いやられた」という理由で、怪盗キッドを敵対視している。怪盗キッドが鈴木家にある宝石などを狙いに来る時も、次郎吉はそれに真っ向から勝負を挑んでいる。中森警部が毎回次郎吉を止めようとするが、次郎吉は怪盗キッドの神出鬼没な登場に対抗して、毎回奇抜な罠を仕掛けて待ち構えている。（それで一体いくらとんでいるのだか。）結局、中森警部含め怪盗キッドの逮捕には至っていないわけだが、いつも宝石を守っているコナンに対しては「キッドキラー」とあだ名をつけて、その実力を評価している。

なお実は一回だけ、敵である怪盗キッドに協力を要請したことがある。内容はネタバレになるので記さないが、タイトルは「怪盗キッドvs最強金庫」である。（コミックス64巻、アニメ第537，538話）

名前の由来は江戸時代に実在した大泥棒「鼠小僧次郎吉」。愛犬ルパンは辻真先の「迷犬ルパン」（更に辿れば「怪盗アルセーヌ・ルパン」）。