「響だよ。その活躍ぶりから、不死鳥の通り名もあるよ」
響(ひびき)とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」に登場する、大日本帝国海軍の特III型(暁型)駆逐艦2番艦「響」をモデルにした艦娘である。
担当声優は洲崎綾。図鑑番号はNo.072。
吹雪型(特型)の22番艦。この名を持つ日本海軍の艦船としては神風型駆逐艦 (初代)「響」に続いて2隻目。戦時中から数々の作戦に参加し、損傷を何度も繰り返すも修理されては蘇り、『不死鳥』とあだ名された。
数々の損傷や、乗組員の死傷者を出しているがそのたびに不死鳥のごとく蘇り、終戦まで戦い抜いた歴戦の駆逐艦である。ただ、主要な海戦のほとんどに参加しながら生き残った雪風とは異なり、響は「不死鳥の秘密は、修理のタイミングにもあるんだよ」という台詞の通り、レイテ沖海戦や大和水上特攻など、出撃した艦の多くが戦没した作戦の際に損傷で修理していることが多く、出撃を免れたために生き残ったという面もある。
戦後、ソビエトに賠償艦として引き渡されたが、あのロシア人に「信頼」という意味の「ヴェールヌイ(Верныйヴィェールヌィ)」という名前を付けられた。
その後「デカブリスト(Декабрист)」(「十二月党員[1]」の意味) と改名。1953年2月20日に老朽化から除籍され、ロシアにて解体され、一生を終えた。
・・・と長らく日本では思われていたが、最近の研究で、1970年代にウラジオストク沖にて標的艦として沈められたということが明らかになった(とは言え、標的艦となって役目を終えるのは軍艦として珍しいことでは無く、40年以上現役だったことを考えると船としての天寿を全うしたと言える)。
なお、艦これで実装されている軍艦の中では、響が最も長命であった(2位・3位は竣工が古い金剛・榛名、逆に雪風は竣工されたのがかなり遅いため、4位に留まっている)。
ちなみに、海上自衛隊の音響測定艦としてひびき型が就役しているが、こちらは関門海峡の響灘に由来するとのこと。
大きいお友達に大人気の暁型駆逐艦の次女。
涼し気な眼差しに、氷を思わせるような透明感ある白髮がとってもキュート。大きくなったらきっとすごい美人になる・・・え、むしろ小さいままのほうがいい? 憲兵さん、こいつです。
史実に基づいたキャラ付けがなされており、上記のようにソビエトと縁のある彼女はロシア語キャラとなっている。普段はクールだけど出撃となると静かに燃える性格で、得意の夜戦に突入すると思わず「ウラー!!」と叫びだす。クールな響もいいけれど、時折見せる熱い表情もたまらなく可愛いのだ!
ゲームでの性能を見ると、彼女の属する暁型は駆逐艦の中ではスペックは低め。他にいくらでも使い勝手の良い艦娘は居るのだが、可憐なルックスから彼女らを愛好するプレイヤーは少なくない。姉妹艦である暁型4隻を揃えた艦隊はおそろいの制服で統一感もあって稀に見る愛くるしさ。もうロリコンでいいや。
ちなみに暁型4隻を揃える任務(クエスト)も存在する。ネームシップである暁の出現率が低めに設定されている?
提督のことは他の暁型姉妹と同様に「司令官」と呼んでいるので、二次創作をする際には要注意。
ヨシフおじさんことスターリン書記長も廃課金で響を育てている模様(関連動画参照)
もちろん俺氏提督も一撃でフラッグシップ戦艦を落としてくれる響を溺愛してます、ハラショー!
「大丈夫だよ。私は一人でも。」
2013年9月4日、運営の「駆逐艦初の二段目改造が1艦に対して実装」の告知に提督達は揺れた。
その栄誉を受けるのは、どの艦になるのかを提督達は予想し合ったが、史実で大幅な改造が行われた駆逐艦(時雨、雪風 等) 、全艦屈指の圧倒的な武勲を挙げた駆逐艦(綾波、夕立 等)が挙げられることが多かった。
そして2013年9月11日のメンテナンス明けに実装されたのは「ソ連艦となった後の響」、即ちВерный(ヴェールヌイ)であった。
「中華民国艦となった雪風 = 丹陽」を想像した提督はニアピンだったといえる。
Lv70で改造可能。ソ連製装備を資料が無いから実装していないため、改造直後は丸腰だが、太平洋戦争を生存した艦として運のステータスが20へと向上している。
新実装ということもあって、9月11日以降は響を旗艦にレベルアップを繰り返す提督が急増した。
その新生響ことヴェールヌイの姿はというと、服装が白をベースとしたものへと変わり、台詞も一部差し替えられている。ちなみに帽子は共産党の代名詞と言える「鎌と槌」と「星」のマークがある(補足するとソ連海軍の軍艦旗は白地ベースで左側に「赤い鎌と鎚」、右側に「赤い星」である)。
ステータスは駆逐艦最強と言われる島風・雪風両者と同レベルの飛びぬけた性能を持っている。装甲と火力は両者に少し劣るものの耐久と索敵は勝り、対潜能力は1.5倍近い値。
レベル20の改で早速その性能に達する島風・雪風と違い、レベル70と道のりはとても長く険しいが、元となる響を入手すること自体は島風雪風に比べて非常に楽。レベル70なんて愛着があれば屁でもないだろう。
だが、やはり一番の変化は頭身が増え、大人びた点であろう。前述のページ編者の予想通り美人へと成長してくれて嬉しいところ。まったく、駆逐艦は最高だぜ。
一方、第六駆逐隊の暁型の子らと並べると一人だけが成長している様を見ることとなるため、史実再現とはいえ涙腺が緩くなること請け合いである。
ただ、史実通りとはいえ改造すると第六駆逐隊からひとりだけ仲間はずれになるような格好にもなるため、響をヴェールヌイに改造することに抵抗感を覚える提督もいる。もっとも艦これの響自身は台詞にロシア語が混ざるところや轟沈時の台詞などからしても、ヴェールヌイとしてロシアで過ごしたことを否定的に捉えているわけではなさそうである。改造する・しないはもちろん提督個人の自由であるし、「響」と「ヴェールヌイ」を両方育てたって良いわけであるから、あまりそのことで喧嘩はしないように。
余談だが、編成画面では全角文字3つしか表記できないことから『Вер』しか表示されない。
そのため、一部の提督では英文字として呼んだ“別府(Bep)”ちゃんというニックネームが生まれている。
書記長の本気を見るのです!
※"Вер"はキリル文字表記であり、ラテン文字では"Ver"に相当する。“別府(Bep)”ちゃんがあんまりだと思う提督は“ヴェル(Ver)”ちゃん、もしくは"ベルちゃん"(公式4コマでの呼称)と呼んであげよう。
ファミ通コミッククリアにて連載されている公式四コマ第13話では、響が突然「ヴェールヌイ」になったことから始まる第六駆逐隊の物語が綴られている(暁曰く「目が覚めたら響がロシアの子になっていました。」)。
加賀曰く、「艦の記憶が急に戻ったのかもしれない」とのことだが・・・
銀髪が特徴の響だが、元々は姉の暁と同じ黒髪だったと考える人も多い。目の前で妹の電を失ったショックや、自分以外の第六駆逐隊に先立たれた悲しみから、髪の色が現在のものに変化したとも解釈できる。
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最終更新:2025/12/07(日) 01:00
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