風のクロノア

風のクロノアとは、1997年にnamcoから発売されたプレイステーション用アクションゲーム、または同作を元にしたシリーズの通称である。

概要

1997年にシリーズ第1作「door of phantomile」が発売された。しかし当時のナムコでのPSタイトルはテイルズシリーズが主力となっていたため、あまり大きな宣伝は成されなかった。
しかし根強いファンも多く、また外伝作品も多数制作されていたことから2の機運が高まり、2001年に続編の「世界が望んだ忘れ物」などが制作された。またいくつかのナムコ作品にチョイ役として出演しており、上述テイルズシリーズやゼノサーガ(EP1)、NAMCO x CAPCOMなどにも出ている。

風のクロノアシリーズは各作品の繋がりが非常に薄く、特に外伝が多数制作された2以前の作品では、後述の「ファントマイル語」以外は各作品ごとにパラレルな設定となっている。

発売以降からBGMの評価が高かったため、ニコニコ動画ではプレイ動画のほかにナムコ繋がりでアイドルマスターのBGM等に使用されたり、ゲームミュージックメドレーなどで頻繁に引き合いに出される。特に中ボス「baladium」戦中のBGM「Baladium's Drive」は人気が高い。
なお作曲家は井村絵里子氏を中心とした数名のスタッフが担当していたが、現在では殆ど退社している模様。

2008年12月4日にWiiで、2011年7月6日にPSNゲームアーカイブスで初代PS版が配信（前者はリメイク）されるようになった。

ファントマイル語

ゲーム中では主人公クロノアや相棒のヒューポ、悪役のジョーカーやガディウス、ヒロインのレフィスに至るまで、ぞれぞれが独特な架空言語を利用している（画面上には翻訳されたセリフが表示される）。これがファントマイル語であり、単語や文法などが設定されているが、中々聞き取りづらい。

後に発売されたWii版では、発声言語をファントマイル語から日本語に切り替えることができるようになった。

関連動画

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関連コミュニティ

関連項目

• ナムコ
• ゲームのタイトル一覧