魔界(東方project)とは、
のことである、ここでは2と3について書いていく。
2と3は同一とされているが、ここでは分けて書くことにする。
ちなみに、東方projectにおいて、小数のついたナンバーの作品を除けば、複数の作品で騒動の舞台となったのは現在、守矢神社と魔界のみである。
神綺によって創造された、彼女を神とする異世界であり、魔法のメッカとも呼ばれる。
博麗神社の裏山にある洞窟に、魔界と通じている門があり、そこから行き来することができる。
人間界に魔界人が流れ込む異変が起きた際に、魔界に乗り込んできた霊夢達に蹂躙されることになるのだが、そもそも魔界人が人間界へ流れ込んだのは、魔界の民間旅行会社が勝手にツアーを組んだせいであり、侵略のためではなかった。(神綺はこの件には無関係であった)
神綺が霊夢達に倒され、魔界の住人に人間界へ行くことを禁止したことで、異変は解決したと思われたが、魔界人が勝手に魔界と人間界をつなぐゲートを開ける技術を開発したため、結局魔界からのツアー客が途絶えることはなかった。
文明が進んだ世界なのか、大都会のビル群のような背景がある。
近代的な大都会と、魔界というオカルトの融合は、アリスの元ネタの女神転生シリーズの影響なのかもしれない。
星蓮船において、再び登場したが、それ以前に十六夜咲夜が魔界という単語を口にしている。
咲夜「地獄だなんて、魔界より怖くない」
「鬼だなんて、悪魔に比べたらなんてことないわ」
無限の広さを持つ異世界。
人間の身体に厳しいが、魔法の力を強める瘴気に満ちており、簡単に行き来することはできない。
しかし、一部の人間や妖怪が訪れて、魔法を修得することもある。
また、魔界キノコが自生していたり、魔界せんべいを売っている土産屋もあるとか。
魔界の一角である法界に、聖白蓮を封印するために、飛倉の力を使った結界が張られている。
結界内部は何もなく、通常の魔界と違い、瘴気が一切なく、妖怪達が穏やかに暮らしている。
魔理沙曰く「何もない退屈な地獄」
星蓮船の騒動以後は、白蓮の法力で動く聖輦船(命蓮寺)で行き来できるらしい。
怪綺談のセルフオマージュか、ステージ6の背景にもビル群のようなものが見える。
魔界とは仏教の世界観における、欲界の六欲天(他化自在天、化楽天、兜率天、夜摩天、忉利天、四天王衆天)の上四天のことで、仏道の修行を妨げる魔の住む世界である。
他化自在天には魔神とされる、天魔の住まう宮殿があるという。
本来、全く天狗とは無関係だった天魔だが(そもそも天狗自体が仏教と無関係だったが)、平安時代、仏教が日本で広まると、天狗は仏教に敵対する魔性の者とされ、天魔やその眷属と同一視されることになる。
そして、鎌倉時代になると、修験道の風体や修行法が独特のものであることから、既成の宗派から、修験道の修行者(山伏)は天狗と呼ばれ、山伏は名利を得んとする高慢で我見の強いものとして、死後に転生し、天狗道という魔界に堕ちるとされた。
幻想郷において、天魔が天狗のリーダーであることや、仏教絡みの話で魔界が登場したのは、このためであると思われる。
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最終更新:2025/12/07(日) 08:00
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