100%!?ゲイゲイゲイ♂ 単語


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ヒャクパーセントゲイゲイゲイ

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100%!?ゲイゲイゲイ♂とは、兄貴とゆがみんの学園生活を歌ったハートフルラブコメディポップソングである

パンツレスリング部のパーカッションやコーラスを贅沢に取り組んだ本作はがち☆すたキャラクターソングの隠れた名曲としてファンに愛されている

 

まらすじ

 両親の都合で幼少の頃にアメリカから新日暮里に転校してきた兄貴(ビリーへリントン)は宮本武蔵を尊敬する高校二年生でパンツレスリング部の主将を勤めていた。

ある日兄貴はいつの日かパンツレスリングをしていると筋肉意外の部分も固くなっていることに気付く、最初は気のせいだと思ったが日に日にその事に気を取られてしまいその問題を抱えるようになる。しかしその悩みはマスターベーションをすることによって一時的ではあるが鬱憤が解放され問題を忘れさせた。だが、なんせ高校生だから元気である、いつの日かそれに明け暮れるようになり勉学もまともにはかどらなくなってしまった。

柊ゆがみんは兄貴の家の裏にある神社の娘、幼い頃から兄貴と知り合っていたこともあり中学では一緒に学級委員をしたり、高校に入ってからもクラスは違えどお互い気だてなく話せる仲だ。ゆがみんはしばしば兄貴が宿題を忘れるだらしねえ状況に呆れて勉強を見ることにした。しかし元々兄貴は頭が良いので特に身を入れて教えることもなく授業で聞き逃した部分を教えたり、気が他所にいくと注意したりするだけですんだ。

でもゆがみんは知っていた、鈍感な兄貴は別として普通の高校生の男女は二人きりで勉強を教え合うことはないことを。元々ゆがみんは彼以外の学校の男子とは挨拶程度しか話さないのだ。では何でなのだろう?と考える、たまにだらしなくなる兄貴の面倒をみることによって母性本能だろうか?父親に似た歪みねえ筋肉をもった兄貴に安心感を感じるのだろうか?それともまた別のことなのかしら?

 

 ある日、ゆがみんは歪こなたに誘われコミックマーケットに付き添わされた、大勢の人間の油と熱気で会場はベタ付きウェットティッシュで顔を拭きながらこなたから渡されたリストのある同人誌を探していると男と男が裸で交じりあってる表紙が目に付き好奇心をくすぐった、熱のせいで頭がボケていたのだと後に彼女は語るがフラフラとそのボーイズラブの同人誌の見本を読んでしまう。そこをお気に入りの作家の新刊を求めてやってきた兄貴に目撃されてしまった。

兄貴はゆがみんがホモ・セクシャルに理解があると思い、ある日ゆがみんに自分の悩みを打ち明けた、ゆがみんは驚き動揺したが兄貴の話を真摯に聞いた、しかし話を聞いてるうちに女性も性的対象になることがわかり胸にほんの少し開いた喪失感は無くなっていた。

 

兄貴もゆがみんに自分の身の内をさらけ出すことで幾分か解放された気がした、しかしある部活の終わりに城之内に「細いチンチンね〜」と茶化されたことに彼は「ああん、ひどぅい。。。」とショックを受ける、体格は大人でもまだ多感な高校生なのである。兄貴は男が傷ついた時、どうするか考え、昔観た映画を思い出す。目一杯お洒落をして新日暮里のバーに行くことにしたのだ。

整った顔立ちなので勿論顔パス、コロナを注文し常連さん顔負けに「最近どうなん?」と店員に訪ねるもガン無視をくらってひたすらやるせなくなり「なんで。。」と上手く行かないことに落ち込んだが、そこはクールに「どうでもいいわぃ」と言ってみせることでまた一つ大人になってみせた。

 

一方ゆがみんは自分に向き合うことにした、兄貴に自分の気持ちを伝えるのだ。しかし不安になる。兄貴と新日暮里恵さんが街で待ち合わせしていたという噂もあるし部活内では父親が本格的パンツレスリング道場を開いていてその手伝いとして交流もあるトップアイドルのダブルゆきぽもいるのだ。そんな強豪がいる中で生半可なアピールじゃ鈍感な兄貴には伝わらないだろう、しかし積極的にアピールするも兄貴は動揺し「どういうことなの。。。」と言うばかり。しかしゆがみんは諦めず、インターネットで積極的に男女の情報を調べ知識を蓄えた。そしてある日校内で「ナウい☆息子だしなさいよ」といって兄貴をビビらせてしまう、上手くいかないことにゆがみんはつぶやく

 

「なんで、神様・・・なんで?」

 

 

 三学期も終わり来年で三年生、もう一年しかチャンスはない、高校を卒業したら大学も違うし、合う口実も無くなってしまう。そんなゆがみんを察してか歪こなたが来年は一緒のクラスになれるといいねと囁いた。動揺するゆがみんだがそれ以上こなたは追求せず代わりに、ゆがみんは人の心配ばかりして自分の心配を疎かにしてるから気をつけなよと言った。それでこの話は終わったのでゆがみんも思い詰めても仕方ないと腹を括った。

 

新学期、ゆがみんは緊張しながらクラスわけの表を見に行った、しかしそこにはビリー・へリントンの文字は無かった、何度も何度も見直したがカタカナの名前は無かった、ふと隣りをみると兄貴も並んで表を見ていた。

ゆがみんが今年もクラス違うねと言うと兄貴は「仕方ないね」と返事をした。ゆがみんは何も言わないまま走り去った、「どういうことなの。。」と兄貴は一人つぶやく。前年まではゆがみんが家まで近所なのに同じクラスだと面倒見切れないからせいせいすると言って笑っていたから今年もそうだと思ったのだ。だから兄貴は最近はゆがみんの微妙な(兄貴にとっては)女心の変化は様子が普段とおかしいとしか分からなかった。

 

ゆがみんと話さなくなり数週間経った、兄貴が話しかけようとするもゆがみんはするすると逃げていく。そして兄貴の周囲の変化はそれだけじゃなかった、部活メンバーの木吉カズヤといかりやビオランテが歪みない勢いで兄貴にアプローチをしかけてきたのだ、これまでは色恋のせいで部活に支障が起きたらだらしねえと二人は牽制していたのだがもうすぐ部活も引退だ、今のうちに先手をとろうと二人の勢いは兄貴を興奮させた、しかし素直に喜べなかった、心のどこかでゆがみんの切ない表情が残っていたからだ。

 

 

 その夜、ゆがみんは枕を抱きしめて布団に座っていた、そして宿題をするときの兄貴の面白くなさそうな顔や変な服ばっかり集めてることをつっこんだり、夜近所同士なのに電話で夜中まで他愛のない話をして盛り上がっていたことを思い出していた。その時ドアからにノックのが響く、妹の柊あかさ(ん)がお姉ちゃん電話だよと呼びにきた。誰から?と訪ねるもただあかさ(ん)はニコニコしているだけだ。

ゆがみんが電話に出ると兄貴からだった、兄貴はゆがみんが暗い顔だと自分も心が晴れない、ゆがみんが気になり日課だったマスターベーションも今は手つかずだと言った。ゆがみんは怒ろうとしたが兄貴はクラスの男子と違いそう言う事を冗談で言う人間じゃないことを知っていた、ストレートなのだ、本気でゆがみんを心配してくれていて口べたなのだ。

そしてゆがみんはそんな兄貴が大好きだった。

「出して」とかがみんは言う

「あん?」

「出せ出せ出せば?いっていいよ」

 

兄貴はズボンを降ろしゆがみんがナウい☆息子と呼んでくれたのを弄る、受話器を枕元に置く、受話器からはゆがみんが優しい声で兄貴を応援してくれている。

兄貴は昼間に部活で激しく交わりあったカズヤのたくましい肉体を思い出す、つかの間の快感とその後ゆっくりとやってくる自己嫌悪に向けてその記憶の感触を全身に奔らす。

 

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