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アンスラックス

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Anthraxとは、1980年代初頭より活動するアメリカニューヨーク市ヘヴィメタル(スラッシュメタル)・バンドである。

概要

バンド名であるアンスラックスは炭疽菌を意味するが、これは、メンバーが高校時代に受講した衛生学の講義に由来すると言う。なお、2001年アメリカで炭疽菌を用いたテロ事件が発生した際には、バンド名の使用が問題視された。同時期にデビューしたメタリカ、メガデス、スレイヤーと共に4大スラッシュメタルと称された。ただし、実際の所、これら4バンドの音楽性は多分に異なり、アンスラックスもその独自の音楽性(後述)により全世界に多くのファンを得た。

 

彼らはスラッシュメタルバンドとして紹介されたが、結果的にこれは誤訳(あるいは売り出し時の策略)であったと言わざるをえない。彼らのベースには他のバンド同様、英国のNWOBHMの影響があったと思われるが(ツインリードの多用など)、ここにスピードを組み合わせたのはメタリカなどのアメリカ西海岸出身のバンドとは全く異なり、ニューヨーク・ハードコア・パンクの影響、もしくはこれらに参加していた関係であった(パンク・アーティストであるビリー・ミラノを中心としたプロジェクトS.O.D.にはダン・リルカのみならず他のメンバーも参加していて、とくにスコット・イアンは発案者とも言える)。

これに加えて、インディアンのビートやメロディ・ラインを効果的に取り入れたり(「Indian」なる名曲もある)、ファンクのグルーブ感を取り入れたりと、その実験的ともいえるどん欲さは他に類を見ない。あくまでヘヴィメタルの枠を守っていたことから、ブームの終焉の影響を彼らも被ったわけだが、レコード会社が思慮深くさえあれば、彼らこそが後のミクスチャー・ロック、オルタナティブ・ミュージックを誰よりも早くやっていたことがもっと紹介されていただろう。

もう一つの特徴として、彼らの曲の中には必ず「fun」の要素が含まれていて、聴く者を楽しく愉快な気分にさせた。曲中で突然ビートが変わり、ジョーイが"MOSH!!"とかけ声をかけると、客席はモッシュ(モッシュダイブと混同されることもあるが、基本的には体をぶつけ合って踊る、いわゆるスラムダンス)の波がわき起こる。そんなところも、速さ・重さ・暗さ・刺々しさ・けばけばしさを競い合う他のヘヴィメタルバンドとは、明らかに一線を画していた。ちなみにステージでもメタリカやメガデス同様Tシャツとジーンズまたは半ズボンという普段着である。それだけに、1990年代中期にオルタナティブ・ミュージックのあくまで一面である「重さ」「暗さ」に彼らもはまってしまい、先駆者として唯一無二だった「明るさ」「楽しさ」「何でもあり」を見失ってしまったのが悔やまれ、逆に往年のメンバーに戻っての現在の活動に期待される。

近年ジョン・ブッシュの後釜として活躍していたボーカルのダン・ネルソンが脱退する。バンド側はダンの病気を理由のひとつに挙げているが、本人はこれを否定している。これにより秋に予定されていたニューアルバム『Worship Music』の発売は延期となり、急遽ジョン・ブッシュを呼び戻してフェスティバルのスケジュールを切り抜けた。

メンバー

  • ジョン・ブッシュ John Bush(vo)
  • スコット・イアン Scott Ian(G)
  • チャーリー・ベナンテ Charlie Benante(Ds)
  • ロブ・カッジアーノ Rob Caggiano(G)
  • フランク・ベロ Frank Bello(B)

過去のメンバー

ジョーイ・ベラドナ Joey Belladonna(vo) (1984–1992, 2005–2007)

ダン・ネルソン Dan Nelson(vo) (2007–2009)

ニール・タービン Neil Turbin(vo) (1982–1984)

ダン・スピッツ Dan Spitz(G) (1983–1995, 2005–2007)

ダン・リルカ Danny Lilker(B) (1981–1984)

ジョーイ・ヴェラ Joey Vera(B) (2004–2005)

ディスコグラフィ

  • フィストフル・オブ・メタル - FISTFUL OF METAL (1984)
  • 狂気のスラッシュ感染 - SPREADING THE DISEASE (1985) 
  • アマング・ザ・リヴィング - AMONG THE LIVING (1987)
  • アイム・ザ・マン - I'm the Man (1987)
  • ステート・オブ・ユーフォーリア - STATE OF EUPHORIA (1988)
  • パーシスタンス・オブ・タイム - PERSISTENCE OF TIME (1990)
  • アタック・オブ・ザ・キラー・ビーズ!! - ATTACK OF THE KILLER B'S (1991)
  • サウンド・オブ・ホワイト・ノイズ - SOUND OF WHITE NOISE (1993)
  • ストンプ442 - STOMP 442 (1995)
  • ヴォリューム8:スレット・イズ・リアル! - VOLUME 8: THREAD IS REAL (1998)
  • ウィ・ハヴ・カム・フォー・ユー・オール - WE'VE COME FOR YOU ALL (2003)
  • グレーター・オブ・ツー・イーヴルズ - GREATER OF TWO EVILS (2004)

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