AviUtl単語

エーブイアイユーティル

3.9千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
これはリビジョン 1754556 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

AviUtl とは、「KENくん」氏が個人で開発している動画編集ソフトウェアのこと。フリー開されている。  AviUtlアイコン

概要

動画ファイルを編集・加工したり、色んなコーデック圧縮して出したりできる。
標準でぼかしやシャープなどのフィルタがついている。
ニコニコ動画では動画エンコード動画字幕を付けるために使われることが多い…かも。
支援ソフトマクロの充実によってゆっくり実況に使われるケースも増えている。

編集プラグインの登場によってカットフィルタエンコードからマルチタイムラインを用いて本格的な動画編集が可になった。レイヤー数も最大100と非常に豊富。
デフォルトで扱えるのはAVIファイルだが拡プラグインを導入することでMP4FLVWMVや連続画像の出が可
フリー動画編集ソフトウェアとしてはレベルと言っても過言ではない。
とはいえ色々不具合もあるので使いこなすには細かいバグなどに対応する慣れが必要だろう。

読み込めない動画や、mp3形式など一部の形式の音プラグインを導入しないと読み込めないので、動画から音を別途抽出してwavmp2形式に変換して音読み込みをするか、拡編集からタイムライン上にのせる必要がある。その他に予め動画をdemux動画と音を別々に読み込ませる方法もある。

ビデオカメラで撮した動画について、メーカーの関係なのかどうかは不明だが、読み込んだ際にアスペクト比が変わってしまったり、フレームレートを調整しないと恐ろしいフレーム数になってしまったりすることがあるので調整しよう。

最近では AviUtl でテトリスをしたり唐揚げを作ったりするユーザーが現れている(マジで)。当然本来の機ではないがAviUtlの自由度の高さが伺える。

拡張編集Plugin

AviUtl本体と同じHPで配布されている拡編集Pluginを導入することによって、動画静止画を動かしたり、テキストを挿入する等の編集ができるようになる。

特にここ最近(2010年~)の進化は著しく「合成モード」「カメラ制御」「スクリプト制御」等の機が追加されている。
本体に較し、バージョンアップも頻繁に行われるため、最新版をチェックすることをお勧めする。

編集についてはニコ動にも講座動画などが投稿されているので、関連動画やこちらを参考に。タグ検索exit_nicovideo

簡単テクニック

以下にAviutlに関する簡単なテクニックなどを挙げる。高等テクニックエンコードの設定、ごくごく基本的な拡編集などに関しては講座動画にお任せしたいので敢えて記述は控える。随時追記む。

ぬるぬる倍速化の方法

例えば30fps動画を4倍の速さぬるぬる再生したい場合にはどうすればよいか?

まず元の動画と同じサイズの30×4=120fpsのごく短い動画を用意する。長さは1フレームでも構わない。AviUtlを使用するのであれば拡AVIプラグインplusや拡編集などを使って用意すると良いだろう。あとはAviUtlを使ってこの動画の次に元の動画連結すれば4倍速になる。追加読み込みではないことに注意していただきたい。

ここで気をつけて頂きたいのは、120fpsであるため再生時間は短くなっても容量は大きいままであるということだ。fpsが高いと高速でぬるぬる再生されるので、それが良いという人はそのままでも構わないが、視聴者PCにかかる負荷が大きいことも忘れてはいけない。

参考までに、30fps約50分の動画を8倍速240fpsにした後にフレームレート120fpsにまで落とした、記事編集者動画紹介する。昆虫の幼につき、苦手な人は気をつけていただきたい。(代わりの動画があったら交換して下さい。)

※30fpsのまま倍速にしたい場合は拡編集の設定に動画をぶち込むのがお手軽のようです。

インターレースの解除

デジタルビデオカメラで撮した動画キャプチャした動画などは形式によってはインターレースがかかっていることがあり、ニコニコ動画で視聴する場合は一般的にはインターレースを解除した方が良い。

インターレースのかかっている動画はAviUtlで編集する場合には1ピクセルごとに左右にずれが生じているように見えるので容易に分かる。

方法は複数あり、プラグインなども用意されているが、よく分からない場合は自動解除の設定をすれば大体問題なく解除されるものと思われる。

拡張編集の縦横比

使用していれば気づくことだが、拡編集の縦横は縦横の率を表したものではない。

値がプラスならが横幅の縮小率を、マイナスであれば縦幅の縮小率をパーセントで表している。例えば値が +n であれば横幅が元の 100-n% に、 -n であれば縦幅が元の 100-n % になる。

無音の動画と音声読み込み

データのない動画(音データがあるが無音であるということとは異なる)に対し拡編集で音読み込んでも現状音再生されないし、出しても無音のままである。

これを解決するためには無音の音読み込む方法があるが、動画の長さに合わない音ファイル読み込ませると、拡編集で設定した音再生位置や長さがずれることがある。そのため、予め音データのない動画無音の音データを加えておくか、動画と同じ長さの音読み込ませる必要がある。確実さを考えるのであれば前者が好ましい。

また、元から拡編集から新規プロジェクトを作成し、オブジェクトとして動画を配置すれば無音の音データを付与する必要ないのでこちらの方が手軽である。

誤って保存し忘れたまま終了

環境設定からシステムの設定を選択し、「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」にチェックを入れるだけ。これで終了時に確認ダイアログが出るので安心。ただし、既に保存してあってもダイアログは出るので少し邪魔に感じる人もいるかもしれない。

最近のバージョンではプロジェクトファイルの上書き保存ができるようになったが、誤って上書きしないように自動バックアップを残すなり、手動でバックアップをとっておくなりしておこう。

本体や拡張編集などの各種ウインドウが出なくなった。

AviUtlを使用していると、いきなり本体や拡編集や再生ウインドウなどが表示されなくなることがあるが、これはなんらかの理由でそれらがモニターの表示範囲外に移動してしまっている可性が高い。
その際は本体をタスクバーから「最大化」で出し、環境設定の「ショートカットキーの設定」で「ウインドウの位置を初期化」に適当ショートカットキーを割り当て最大化を解除した状態で使うと解決する可性がある。本体が事なら環境設定から「ウインドウの位置を初期化」を選択すればいいだろう。

ただし設定ダイアログの場合はウインドウの初期化が反映されないので、AviUtl.iniにあるconfig_xやconfig_yの値を直接書き直す必要がある。

プラグインを入れているのにH.264エンコードできない。

まずはx264を最新のものにしよう

動画サイズ奇数の場合はエンコードできない模様。恐らくコーデックの形式上仕方のない問題と予想される。

具体的には 853x480(16:9) などのサイズエンコードに失敗。640x360(16:9) にリサイズすればエンコードといった具合である。

※厳密には853:480は16:9ではないが近似値としてよく扱われる。

また、Windows7環境でのエンコードはAviutlでは不安定で強制終了する時がある。

 FAQ

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

外部サイト

おすすめトレンド

急上昇ワード改

最終更新:2024/03/28(木) 22:00

ほめられた記事

最終更新:2024/03/28(木) 22:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP