B727(ボーイング727)とは、米ボーイング社が開発した旅客機である。
初飛行が1963年と古く、既に日本の航空会社においては使用されておらず、定期便もなく、臨時便や貨物機として日本に飛来することもほとんどない。
時刻表上では、B2と表記されたため、動画に登場した際にそう呼ぶものも少なくない。
B707の商業的成功により旅客機のジェット化をリードすることに成功したボーイング社が、中・短距離用の機材として開発したのがB727である。
外観上の大きな特徴として、高速化をねらって機体後部に集められた3機のエンジンと、それによりT字型となった尾翼がある。これにより主翼がクリーンとなり、全域に高揚力装置が取り付けられ、機体サイズや高い運動性能もあいまって滑走路の短い地方空港での運用が容易となり、地方路線のジェット化を促進した。
結果として、B707を上回る大成功機となった本機は、1980年代まで各国において主力として使用されたが、直接の後継機であるB757・B767の登場や、双発でより経済性の高いB737の高性能化により、急速にその活躍の場を奪われ、21世紀に入ると旅客型はほとんど目にすることができなくなってしまった。
日本においては当時の航空会社3社(日本航空、全日空、東亜国内航空)全てが使用したが、特に全日空にとっては始めて導入したジェット機であることも手伝ってか、深い思い入れを持っていたようであり、導入時にはレコードも発売された。(参考)日本の航空会社で最後まで運用したのも全日空である。
ジェット旅客機におけるエポックメイキングとなった機体である本機の特徴を受け継ぐ機体は東西を問わず多数見受けられる。
後部にエンジンを持つT字型尾翼という点ではダグラスDC-9(MD-80/MD-90)とかぶるが、これはエンジンの数で見分けることができる。(DC-9は双発)
また、DC-9はより小型の機体である。(B727は150席級、DC-9は100席級)
3発機という点ではダグラスDC-10(MD-11)やロッキードL-1011(トライスター)とかぶるが、これらはいずれも250席以上の大型機である他、胴体後端以外に主翼下にエンジンを装備しているため、容易に見分けることができる。
所謂「東側」の機体ではツポレフTu-154が同様のエンジン・尾翼のレイアウトをとっており、こちらは現在でも日本(新潟空港)への定期便が存在する。
B727との遠目での識別は困難であるが、現在日本に乗り入れているTu-154の改良型Tu-154Mは、B727よりも世代の新しい機体であり、エンジンが直径の大きい高バイパス比のターボファンジェットエンジンに換装されていることで識別可能である。
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最終更新:2026/01/09(金) 18:00
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