Borderlands2とは、Gearbox Softwareが開発した、FPSRPG「Borderlands」の続編である。
日本では2012年10月26日発売(解禁予定)、米国では9月18日、オーストラリアでは9月20日、EU圏では9月21日に解禁済み。
対応機種はWindows、PS3、XBOX360。
概要
前作Borderlandsに続き、開拓惑星「パンドラ」を舞台にFPSスタイルでプレイするハック&スラッシュRPGとして、更なる要素を加えた物となっている。
日本語版
表現規制無し、音声は日本語・英語切り替え可能。
PC版はロシア語限定シリアルの物を除きマルチランゲージとなっており、Steam言語を日本語に設定するだけで自動で日本語が選択される。
その翻訳の質は高く、固有名詞は英語表記のままにしてあるなど配慮もなされている。
また、原文に散りばめられたネタも、「フルボッコ」「野郎、ぶっ殺してやらぁ!!」「殺してでも奪い取る」等、しっかりと日本のネットスラングに置き換えられており、そういう意味でも翻訳の質は高い。
あらすじ
Vaultと呼ばれる遺跡にエイリアンの超技術が眠ると言われる開拓惑星パンドラ。
前作「Borderlands」にてVaultはその封印を解かれるが、同時にその中身はお宝ではなく、凶悪な古代生物であった事が判明し多くの人々を落胆させた。
が、それから暫くするとパンドラそのものに変化が訪れる。
パンドラの古代文明の力の源で、Sirenの力を増幅させる効果を持つ特殊な鉱石「イリジウム*」が採掘されるようになったのだ。
これに目をつけ多くの企業が再びパンドラに押し寄せるが、その中でもHandsome Jack率いるHyperion社の勢い凄まじく、圧倒的な武力で他企業と、そしてパンドラの住民を制圧して再開拓を始める。
しかし、Hyperionの圧力に腹を立てた曲者揃いのパンドラ住人と前作の冒険者らはレジスタンスを結成し、パンドラの自由を賭けた戦いが始まったのであった。
それから5年後、Vaultのうわさを聞きつけた冒険者「Vault Hunter」の4人組がパンドラの地へと降り立ち、Hyperion社の輸送列車に乗っていた。
目的はもちろんパンドラに眠る秘宝、彼らはHyperionの助っ人としてHandsome Jackに歓迎される・・・と思いきや「歓迎」プラカードは「地獄へ落ちろ」へ切り替わり刺客が彼らを包囲、Handsome JackはVaultの財宝を横取りするBanditを許さないのだ・・・
*現実のイリジウムではなくゲーム内独自の架空の鉱石。英文ではEridium(エリジウム)であり誤訳と思われるが日本語表記に合わせる。
キャラクター
メインキャラクター(タイプ)
今回も前作に引き続き4人のキャラクターから選択が可能となっている他、さらに追加コンテンツとしてもう一人のキャラクターが登場予定となっている。
- Axton/アクストン(Commando) 声:山本兼平
タレットとアサルトライフルを武器に戦う礼儀正しい兵士。強化されたタレットのせいで本人の存在価値が薄くなる可能性が微粒子レベルで・・・
- Zero/ゼロ(THE ASSASSIN) 声:名村幸太朗
やられた相手が「グワーッ!」とか言ってしまう生い立ち不明のサイバネティックスナイパーニンジャ。ホログラムによる撹乱で遠近両用の戦いを行う。本作のかわいい担当<3
- Salvador/サルバドール(THE GUNZERKER) 声:奈良徹
Gun+Berserkerでガンザーカー。武器の二丁持ちで高い火力を生み出す。
- Maya/マヤ(THE SIREN) 声:木下紗華
前作のLilith同様、Vaultの神秘によって特殊能力(Siren)を得た女性。能力はそれぞれ異なるようで、彼女の場合次元の狭間に対象を閉じ込めると言うもの。
- Gaige/ゲイジ(Mechromancer) 声:???
DLCによる追加キャラクターとしてアナウンスされている隻腕の少女。自作のロボット(デストラップ)を召還して戦わせる、所謂ペット職的なキャラクター、初心者・上級者向けのキャラクターである。
サブキャラクター
多くの前作のNPCが続投、プレーヤーキャラクターもNPCとして登場する。
- Roland / ローランド 声:平川大輔
前作のプレーヤーキャラクター。対Hyperionレジスタンス「Crimson Raiders」のリーダー。
- Lilith / リリス 声:今井麻美
前作のプレーヤーキャラクター。Crimson Raidersの主要メンバーだが、ゲーム開始時既に死亡していると言われている。
- Mordecai / モーデカイ 声:山本匠馬
前作のプレーヤーキャラクター。ゲーム開始時にはどこかに出かけている模様。
- Brick / ブリック
前作のプレーヤーキャラクター。他3人とは別の道を歩んだようだが・・・
- Claptrap / クラップトラップ 声:高木 渉
前作より続投のヘルパーロボット。
- Angel / エンジェル 声:日高里奈
前作より続投のVault Hunter達に語りかける謎の女性。
- Ellie / エリー
体重130kgを超える女性車両整備工。車両を提供しているScooterの妹。
- Tiny Tina / タイニー・ティナ 声:春井柚佳
爆発物の取り扱いに関してはパンドラ1と言われる幼女。
- Sir Hammerlock / サー・ハマーロック
パンドラの生物を研究している生態学者。
- Handsome Jack / ハンサムジャック
ハンサムフェイスのHyperion社社長。
パンドラの愉快な仲間たち
- Bandit
主な人間の敵その1、悪党、賊。今作では防弾衣や盾を装備した重装タイプも登場する。
- Psychopath
主な人間の敵その2、狂人。相変わらずピザカッターで武装している。強い子でいろってかあちゃんが言ってた。
- Goliath
筋肉が異常発達したミュータント。フルフェイスのヘルメットを被っているが・・・
- Rat
細身に猫背のミュータント。味覚が変化しており食人を行っている。落ちているアイテムやプレーヤーの所持品を持ち去る場合がある。
- Hyperion勢
中盤より登場。ロボットと社員に分けられる。
- ロボット
Hyperion社の主力。搭載しているAIは常時注意放送を行わないと自我に目覚めたり、改変された自分のプログラムに嫌気がさしたりするほど高性能な物。
- 社員
社畜。
- 原生生物
前作の物に加え、6脚のゴリラのような「Bullymong」、触手型生物「Thresher」、生物ながらシールドを持ち、姿を消す能力を持つ「Stalker」が登場する。
ゲームシステム
基本的には前作のシステムに準ずる。
- プレーヤーキャラクターのステータスを変化させる装備は「MOD」の他に「Relic」が登場し、前作でのMODの効果を半分ずつ受け持つような形になった。
Rekicはキャラクターを問わず装備可能で、MODの効果と能力が被るような物も装備できステータスの一点集中もできる。
- プレーヤーキャラクターの所持弾薬数やインベントリ容量は、稀に手に入る上述のイリジウムを使ってNPCと取引を行い増加する。
- プレーヤーキャラクターのステータスはレベルの他にBadass Rankingと呼ばれるシステムにより上昇するようになった。
これはゲーム内実績の解除によって得られるポイントで「射撃ダメージ」「エレメンタル攻撃の発生率」「シールド容量」等、プレーヤーの望む能力を上昇させると言うもの。
このステータスは同一のプレーヤーであれば全キャラクターに適用され、また新しいキャラクターでゲーム内実績を解除するたびに上昇させる事ができる。つまり理論上のステータス上限は無い。
- 爆発、酸、炎、電撃属性に加えてSlug(スラグ)属性が追加された。いわゆるデバフ。上述のイリジウムの副産物であり、一部のシナリオにも関わってくる。
- 倉庫、キャラクター共有倉庫が標準搭載された。
DLC
内容は未定だが4つのDLCの発売がアナウンスされており、それに先駆けてDLCパック「Season Pass」の先行販売も行われている。
また、それ以降のDLCの販売も予定されている。おい、シーズンパス買った俺はどうするんだ。
関連動画
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関連コミュニティ
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関連項目
- Borderlands
- Diablo
- FPS
- RPG