DDとは、
10年もの間頂点に君臨したプロデュエリスト。作中では「Destiny of Duelist」と紹介されており、名前のDDの由来はここからかと思われる。父を殺害され身寄りがなくなったエド・フェニックスの後見人となり、彼をプロデュエルの世界へ導いた。そのため、エドも彼を慕っている。しかし……。
DDは「英雄」となるためプロデュエリストを目指したが、うまく行かず行き詰っていた。そのとき、偶然飛んできたスケッチをきっかけに、カードデザイナーであったエドの父が極秘でカードを作っていることを突き止める。
DDは極秘に開発されていた「究極のD」のカードを盗み出したが、エドの父に発見されてしまう。だがそのとき、DDはこのカードに宿る破滅の光に乗っ取られ、エドの父を殺害してしまった。その後、エドの後見人となったが、これもエドを通して警察の捜査情報を入手するため。
「究極のD」によってDDは10年無敗のチャンピオンとなった(ただし、「究極のD」自体は裏世界のデュエルでのみ使用していたらしい)が、彼自身はこの光に対して抵抗する意思があったようであった。しかし、ドクター・コレクターとのデュエルにおいてとうとう完全に乗っ取られてしまい、表向きなデュエルでは初めてこのカードを使用、最終的にドクター・コレクターを殺害してしまう。
デュエルの後、エドに電話をかけて自らの船に来るように指示。デュエル会場の中継が途切れたために何も知らずにやってきたエドに対し、事件の真相を語った後、エドの幼少のころに約束した2人の「タイトルマッチ」を始めた。
「究極のD」である「D-HERO Bloo-D」によってエドを追い詰めたDDであったが、エドの父が遺していた「究極のD」の弱点、「D-HERO ダークエンジェル」によってBloo-Dの効果を封じられ、デュエルに敗れてしまう。
破滅の光の影響で船は炎上、DDは自らを「英雄だ」と狂い叫びながら(おそらくは)生涯を終えた。
アニメ・漫画作中で赤馬零児が使用するカードカテゴリ。前述のキャラクターとの関連は一切なく、「DD」という言葉の意味するところも違っている。悪魔族で統一されているほか、大きな特徴は融合、シンクロ、エクシーズ、ペンデュラムという様々な召喚方法がカテゴリ内に共存していること。
さらにDDDと名のついたモンスターも存在し、DDモンスターを利用してDDDを展開するのが基本戦術。
また、同じく赤馬が使用するカードカテゴリに「契約書」があり、これもDDと関連がある。
DDは「Different Dimention」(異次元)の略、また、DDDは「Different Dimention Daemon」の略とのこと。ただし、いずれもDを「ディー」と読んでおり、DDDが「デーモン」と名のついたモンスターに含まれることはない。さらにカテゴリとして除外と密接にかかわっているということもない。作中では「融合次元」などの複数の次元の存在について語られているが、それとの関連は不明。
DDに異次元の意味を持たせたカード自体は過去にも存在した。「D・D・R」(読みは「ディファレント・ディメンション・リバイバル」)や「D・D・M」(読みは「ディファレント・ディメンション・マスター」)など。こちらの場合、多くは除外関連の効果を持っている。
ただし、カテゴリとしてはあくまで「DD」と書いて「ディーディー」と読ませるものが対象であるため、「D.D.アサイラント」や「D・D・M」などは「DD」モンスターに含まれない。ただ、「DDリクルート」のイラストには、それら「DD」カテゴリではないDifferent Dimention(異次元)関連のモンスターが描かれている。
アニメでは、ZEXAL以降、OCGで効果が改変されたカードが後からOCG仕様に修正されることはほぼなくなったが、このカテゴリのカードは全て変更されている。ペンデュラムモンスターのプロトタイプという設定があることや、過去のエピソードでは修正前のものを使用していることなどから、このカテゴリだけ意図的に修正している可能性がある(過去エピソードについては現状1枚しか確認できないので、単なる修正漏れの可能性もある)。
レベル1の攻撃力300、テキストは不明だが、「墓地のこのカードを除外することで、DDDモンスターを融合召喚する」効果を持つ。このカード自身がDDD専用の「融合」になるということである。
遊矢との再戦で登場。通常召喚され、「DDD壊薙王アビス・ラグナロク」の効果のコストとしてリリースされた後、墓地で効果を発動して「DDD怒涛壊薙王カエサル・ラグナロク」を融合召喚した。
効果モンスター
星2/闇属性/悪魔族/ATK 200/DEF 200
(1):手札のこのカードと手札の「DD」モンスターを、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターとして墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚できる。
(アニメ版、アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」第50話による)
効果モンスター
星2/闇属性/悪魔族/ATK 200/DEF 200
「DDスワラル・スライム」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。
「DDD」融合モンスターカードによって決められた、
このカードを含む融合素材モンスターを手札から墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札から「DD」モンスター1体を特殊召喚する。
(OCG版)
融合カードを使用せずに融合召喚できる。
遊矢との再戦で登場。手札から「DDバフォメット」とともに「DDD烈火王テムジン」の融合素材となった後、テムジンの効果で復活し、バフォメットの効果でレベル4となり「DDD怒涛王シーザー」のエクシーズ素材となった。
名前のスワラルは、「渦巻き」を意味する英単語のswirlからか(「スワール」と表記するのが一般的)。「DDD烈火王テムジン」の融合素材にされる際には、「自在に形を変える神秘の渦」と呼ばれている。
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売予定)でOCGに登場。
融合先はDDDに限定された。また、墓地の自身をコストとして手札のDDを特殊召喚する効果が追加された。
魔法カードに頼らずに手札融合できるため、普通に手札融合するより手札消費を抑えられるのが利点。
2つ目の効果も、最上級DDDを容易に展開できる。しかし、「DDリリス」等で墓地からこのカードを回収すれば再度の融合召喚を狙うこともできるため、除外すべきかはよく考えたい。
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/ATK 300/DEF 600
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は0になり、
そのモンスターが破壊された場合に自分は1000ダメージを受ける。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は悪魔族モンスターしか特殊召喚できない。
(OCG版)
アニメ版テキストは不明だが、「このカードの召喚に成功したとき、墓地に存在するレベル4以下のDDと名のつくモンスター1体を攻撃力0にして特殊召喚することができる」効果を持つ。
アニメでの遊矢との初戦で登場。通常召喚され、墓地の「DDリリス」を特殊召喚して、ともに「DDD疾風王アレクサンダー」のシンクロ素材となった。
遊矢との再戦でも登場。墓地から「DDバフォメット」を特殊召喚し、アレクサンダーのシンクロ素材となった。
ハウリング(howling)とは、咆哮、遠吠えの意。また、音響機器に起こる共振現象(マイクとスピーカーを近づけた際に起こる「キーン」という音などが一例)を指すこともある。
「DDD疾風王アレクサンダー」のシンクロ素材になった際には、1回目では「闇を切り裂く咆哮」、2回目では「闇夜を切り裂く咆哮」と呼ばれていた。
「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」(2014年8月9日発売)でOCGに登場。
特殊召喚するDDのレベル制限はなくなったが、破壊された場合のダメージと、悪魔族以外の特殊召喚を封じるデメリットが追加された。
デメリットはあるものの、手札1枚でシンクロ召喚可能。レベル4DDを蘇生して「DDD疾風王アレクサンダー」をシンクロ召喚するのが基本となる。もちろん、それ以外の悪魔族シンクロモンスターにつなぐことも可能である。
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/ATK 1400/DEF 1800
(1):1ターンに1度、フィールドのレベル1~6のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルは倍になる。
(アニメ版、アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」第50話による)
レベルを倍にする。
遊矢との再戦で登場。「DDスワラル・スライム」とともに「DDD烈火王テムジン」の融合素材となった後、「DDナイト・ハウリング」の効果で復活して「DDD疾風王アレクサンダー」の融合素材となり、さらにアレクサンダーの効果で復活。このカードの効果でスワラル・スライムのレベルを4とし、ともに「DDD怒涛王シーザー」のエクシーズ素材となった。
「DDD烈火王テムジン」の素材にされる際には、「異形の神」と呼ばれている。
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/ATK 100/DEF 2100
(1):このカードが手札から特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
(アニメ初期版、アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」第12話による)
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/ATK 100/DEF 2100
「DDリリス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
●自分のエクストラデッキから、表側表示の「DD」Pモンスター1体を手札に加える。
(OCG版)
手札からの特殊召喚時に墓地のDDを回収できる。
アニメでの遊矢との初戦で登場。まず手札から「DDD烈火王テムジン」の融合素材となり、次に「DDナイト・ハウリング」で特殊召喚されて「DDD疾風王アレクサンダー」のシンクロ素材になった。さらにテムジンの効果で復活し、「DDD怒濤王シーザー」のエクシーズ素材(オーバーレイ・ユニット)となった。
バレットとのデュエルでも登場したが、このときはOCGと同じテキストに修正された。
初登場時と同じようにテムジンの融合素材とされた。
リリス(Lilith)とは、メソポタミアの伝承にある夜の妖怪(異説もある)。中世ヨーロッパでは、リリスはイヴ以前のアダムの妻であり、最初の女といわれるようになり、後にルシファーと結婚したという。
「DDD烈火王テムジン」の融合素材になったときに「闇夜にいざなう妖婦」と呼ばれたのはこのあたりが由来か。
「ブースターSP レイジング・マスターズ」(2014年8月9日発売)でOCGに登場。
手札以外の特殊召喚や召喚でも対応するようになり、エクストラデッキのDDを回収する効果が追加された。
特殊召喚でも効果が発動するので、効果発動は難しくない。墓地やエクストラデッキへ行ってしまったペンデュラムモンスターなどを回収できればありがたい。特に「DD魔導賢者ケプラー」や「DD魔導賢者ガリレイ」はエクストラデッキへ行ってしまうと再利用しにくいので、この効果に頼ることになる。
災い封じ込めし坩堝、DDパンドラ!
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/ATK 1700/DEF 2100
(1):自分フィールドのカードがこのカードのみの場合、
このカードが破壊された場合に発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
(アニメ版、アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」第40話による)
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/ATK 1700/DEF 2100
(1):このカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた時、
自分フィールドにカードが存在しない場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
(OCG版)
被破壊時に条件付きでドローできる。
バレットとのデュエルで登場。
ペンデュラム召喚され、「DDD狙撃王テル」のエクシーズ素材となった後、取り除かれて墓地へ送られ、さらに「魔神王の契約書」によって「DDD神託王ダルク」の融合素材となった。
名前の由来はギリシア神話の「パンドラの箱」に登場する女性、パンドラ。
「クラッシュ・オブ・リベリオン」(2015年4月25日発売予定)でOCGに登場。
自分の効果で破壊された場合は効果を発動できなくなり、弱体化している。
2枚ドローできる効果自体は悪くないが、上級モンスター故の扱いにくさや、自分フィールドにカードが存在しないという発動条件が厄介。契約書やペンデュラムモンスターのようなフィールドに残りやすいカードとの相性も悪い。
ペンデュラムモンスターではないので墓地へ送りやすく、「DDナイト・ハウリング」の効果につなぎやすいのは「DDプラウド・シュバリエ」にない利点か。
ペンデュラム・効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/ATK 0/DEF 0
【Pスケール:青10/赤10】
(1):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードのPスケールを5つ下げる。
その後、このカードのPスケール以下のレベルを持つ、
P召喚した自分フィールドのモンスターを全て墓地へ送る。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、自分フィールドのPモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に戻す。
(アニメ初期版、アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」第13話による)
ペンデュラム・効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/ATK 0/DEF 0
【Pスケール:青10/赤10】
(1):自分は「DD」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードのPスケールを2つ下げる(最小1まで)。
その後、このカードのPスケール以上のレベルを持つ、
「DD」モンスター以外の自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
【モンスター効果】
「DD魔導賢者ケプラー」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカード以外の自分フィールドの「DD」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
●デッキから「契約書」カード1枚を手札に加える。
(OCG版)
零児が使用するペンデュラムモンスターのプロトタイプ。
「DDDの人事権」の効果でサーチされてセッティング、「DDD死偉王ヘル・アーマゲドン」をペンデュラム召喚したが、次のターンに空欄であったペンデュラム効果にテキストが現れ、それによってヘル・アーマゲドンが墓地へ送られてしまった。
その後、第21話で赤馬がテスト使用する場面で再登場した際には、OCGとまったく同じテキストになっていた。安定化に成功した結果ということだろうか。
バレットとのデュエルでも登場。このときもOCG仕様だった。
ガリレイとともにセッティングされ、「DDプラウド・シュバリエ」と「DDパンドラ」をペンデュラム召喚した。
アニメ13話版テキストでの(1)のペンデュラム効果は、テキストではPスケール「以下」のモンスターを墓地へ送るとされているが、「DD魔導賢者ガリレイ」も同様に自身のPスケール以下を指定しているため、アニメの場面ではヘル・アーマゲドンは墓地へ送られないことになってしまう(ヘル・アーマゲドンのレベルは8、あの時点でのガリレイ、ケプラーのPスケールはそれぞれ2、5。そのため、本来墓地へ送られるのはレベル5以下)。
OCG効果も合わせて考えると、このカードのテキストの「以下」が誤りか。
名前の由来は「ケプラーの法則」で有名な天文学者ヨハネス・ケプラーか。対になるのがガリレオであること考えれば、「ケプラー式望遠鏡」が由来かもしれない。
「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」(2014年8月9日発売)でOCGに登場。
破格のスケール10を持つが、DDモンスター以外への厳しいデメリットを持っている。また、レベル1なのでエクストラデッキへ送られてもペンデュラム召喚できないなど、かなり癖が強い。
モンスター効果は、召喚時にDDを手札に戻すか契約書をサーチする効果。特に契約書サーチが便利。使ったあとはただの攻撃力100のモンスターになってしまうため、「魔神王の契約書」で融合素材にするなどして利用したい。
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/ATK 1800/DEF 600
【Pスケール:青6/赤6】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを4にし、攻撃力・守備力を400アップする。
【モンスター効果】
(1):このカードが手札からのP召喚に成功した時、
「DDケルベロス」以外の「DD」モンスターが自分フィールドに存在する場合に
自分の墓地の永続魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
(OCG版)
アニメ初期のテキストは映らなかったため不明だが、少なくともペンデュラムモンスターではなかった。効果モンスターの枠だが、どのような効果を持っていたかは不明。
アニメでの遊矢とのデュエルで登場。まず手札から「DDD烈火王テムジン」の融合素材になり、その後「DDD疾風王アレクサンダー」の効果で復活して「DDD怒濤王シーザー」のエクシーズ素材(オーバーレイ・ユニット)となった。
バレットとのデュエルで再登場したが、このときはOCGと同じ仕様に修正されていた。
手札からテムジンの融合素材となった。
回想でアカデミアの教官を相手にした際にも登場。エピソードとしては上記バレット戦よりも後のものだが、時系列を意識してかここではペンデュラムモンスターではないカードが用いられていた(小さく表示されており、テキストは読み取れない)。
教官の「古代の機械兵士」を戦闘破壊し、その隙に逃走した。
ケルベロス(Kerberos)とは、ギリシア神話に登場する冥界の番犬。3つ首で描かれるのが一般的。
そのため、「DDD烈火王テムジン」の融合素材になったときに「牙むく地獄の番犬」と呼ばれている。
OCGでは「週刊少年ジャンプ」2014年36号(2014年8月4日発売)で登場。ペンデュラムモンスターに変更され、「DD」モンスターのレベルを4にして攻撃力・守備力を強化するペンデュラム効果が追加された。また、P召喚成功時にフィールドに同名カード以外のDDがいれば墓地の永続魔法を回収できるモンスター効果が追加された。
スケールが中途半端であるため、幅広いレベルを扱うDDで利用するには扱いにくい。ペンデュラムモンスターとしての性質を生かし、このカード自身を繰り返しペンデュラム召喚するのがメインとなるだろう。
誇り高き騎士、DDプラウド・シュバリエ!
ペンデュラム・効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/ATK 2000/DEF 700
【Pスケール:青6/赤6】
(1):1ターンに1度、500LPを払い、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
素のモンスターの攻撃力は500ダウンする。
(2):もう片方の自分のPゾーンに「DD」カードが存在しない場合、
このカードのPスケールは5になる。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分のエクストラデッキから、表側表示の闇属性Pモンスター1体を手札に加える。
(OCG版)
漫画版ではテキスト欄に何も書かれていなかった。
読み切りでの遊矢とのデュエルで登場。ペンデュラムゾーンに置かれ、「DDD制覇王カイゼル」のペンデュラム召喚に利用された。
アニメではバレットとのデュエルで、OCGと同じ仕様で登場。
ペンデュラム召喚され、「DDD狙撃王テル」のエクシーズ素材となった後、取り除かれて墓地へ送られ、さらに「魔神王の契約書」によって「DDD神託王ダルク」の融合素材となった。
「V JUMP EDITION ペンデュラムVパック」(「Vジャンプ」2014年7月号応募者全員サービス)でOCGに登場。
DDがないとスケールが5になってしまうが、レベル4以下をペンデュラム召喚するデッキならば相手モンスターの弱体化付きスケール5として利用できないこともない。モンスター効果のほうは、「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」を回収することで、再度のサーチ効果発動を狙えるため、DDデッキ以外でもそれなりに使い道がある。
ペンデュラム・効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/ATK 2300/DEF 1500
【Pスケール:青8/赤8】
(1):1ターンに1度、500LPを払い、自分フィールドの
「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は500アップする。
(2):もう片方の自分のPゾーンに「DD」カードが存在しない場合、
このカードのPスケールは5になる。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分のエクストラデッキから、表側表示の闇属性Pモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「DD」モンスターしか特殊召喚できない。
(OCG版)
漫画ではテキスト欄に何も書かれていなかった。
読み切りでの遊矢とのデュエルで登場。ペンデュラムゾーンに置かれ、「DDD制覇王カイゼル」のペンデュラム召喚に利用された。
「V JUMP EDITION ペンデュラムVパック」(「Vジャンプ」2014年7月号応募者全員サービス)でOCGに登場。
DDがないとスケールが5になることや、それ以外もDD関連の効果であることから、なるべくならDDデッキで使うのが望ましい。
モンスター効果でエクストラデッキから闇属性Pモンスターを特殊召喚できるが、ペンデュラムモンスターならばペンデュラム召喚したほうがデメリットもないので、あくまでスケールが揃わないときの非常手段といったところ。
ペンデュラム・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/ATK 0/DEF 0
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分スタンバイフェイズに発動する。このカードのPスケールを倍にする。
その後、このカードのPスケール以下のレベルを持つ、
P召喚した自分フィールドのモンスターを全て墓地へ送る。
【モンスター効果】
(1):このカードが戦闘を行う場合、このカードの攻撃力は、
自分のPゾーンのカードの攻撃力の合計になる。
(アニメ初期版、アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」第13話による)
ペンデュラム・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/ATK 0/DEF 0
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「DD」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードのPスケールを2つ上げる(最大10まで)。
その後、このカードのPスケール以下のレベルを持つ、
「DD」モンスター以外の自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
【モンスター効果】
「DD魔導賢者ガリレイ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨て、自分フィールドの、
「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(OCG版)
零児が使用するペンデュラムモンスターのプロトタイプ。
「DDDの人事権」の効果でデッキからサーチされてセッティングされ、「DDD死偉王ヘル・アーマゲドン」のペンデュラム召喚に利用されたが、次のターンに空欄であったペンデュラム効果の欄に突如テキストが現れ、それによってヘル・アーマゲドンが墓地へ送られてしまった。
その後、21話で赤馬がテスト使用する場面で再登場したが、ここではテキストがOCGと同じものになっていた。
バレットとのデュエルで使用された際もOCGと同じ仕様。
ケプラーとともにセッティングされ、「DDプラウド・シュバリエ」と「DDパンドラ」をペンデュラム召喚した。
名前の由来はガリレオ・ガリレイか。
天文学では木星の衛星発見や地動説などの業績がある。ケプラーが対になることも合わせて考えるなら、「ガリレオ式望遠鏡」が由来かもしれない。
「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」(2014年8月9日発売)でOCGに登場。
スケール1とかなり低いが、デメリットの都合上DD以外のデッキで使用するのはほぼ不可能。DDデッキならば十分に力を発揮できる。
手札からこのカードを捨てて「DD」カードか「契約書」カードを回収する効果を持つ。ペンデュラムスケールを変えたり、「契約書」カードのデメリット回避などに利用できる。また、どんどんスケールが変化するこのカードや「DD魔導賢者ケプラー」のスケール変化をリセットすることもできる。単純に破壊されそうになったモンスターを手札に戻す使い方もある。
「DDD壊薙王アビス・ラグナロク」の効果で指定されている。
いずれも○○王××となっているのが特徴で、××の部分には歴史上の王や皇帝、あるいは英雄の名前が入り、○○の部分にはその人物をイメージした言葉が入る。ただし、ヘル・アーマゲドンとアビス・ラグナロクはほかのDDDと命名法則が異なっており、「○○王××」の○○には、役職名のもじりが、××には、神話や宗教における世界の終末に関する言葉が入る。
出現せよ!!DDD制覇王カイゼル!!!
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/ATK 2800/DEF 2100
(1):このカードがP召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドの表側表示のカードの効果はターン終了時まで無効になる。
(2):このカードがP召喚に成功したターンのメインフェイズに1度、
自分の魔法&罠ゾーンのカードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
このターン、このカードは通常の攻撃に加えて
この効果で破壊したカードの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
(OCG版、「Vジャンプ」2014年7月号による)
漫画ではテキスト欄に何も書かれていなかったため、効果を持っていたかは不明。
読みきり漫画での遊矢とのデュエルで登場。
「DDプラウド・オーガ」と「DDプラウド・シュバリエ」でペンデュラムスケールをセッティングしてペンデュラム召喚され、「EMジンライノ」を戦闘破壊した。
カイゼル(Kaiser)は、ドイツ語で皇帝の意。ローマのカエサルに由来する。
遊戯王では「牙鮫帝シャーク・カイゼル」のカード名にも使われている。「カイザー」とも読まれ、こちらはGXの登場人物、丸藤亮の通称や、「カイザー・ドラゴン」などさまざまなカード名に用いられている。
「V JUMP EDITION ペンデュラムVパック」(「Vジャンプ」2014年7月号応募者全員サービス)でOCGに登場。
P召喚によって発揮できる2つの効果を持つ。
前半は何も考えずに使っても役立つ効果だが、後半はカードを消費するため、破壊効果にチェーンしてその魔法・罠を発動するなど、破壊するカードには気を使いたい。デメリットのある「契約書」カードなどを破壊するといいだろう。攻撃力自体は結構高いのでうまくいけば3回攻撃で結構なダメージ量になる。
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/ATK 2600/DEF 2400
(1):このカードが手札にある場合、自分メインフェイズに自分の手札・フィールドから
ドラゴン族モンスターと悪魔族モンスターを1体ずつリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに手札を1枚捨てて発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで500アップする。
その後、フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。
「デュエリストエントリーデッキVS」で登場する、OCGオリジナルのDDDモンスター。
ペンドラゴン(Pendragon)は、「竜の頭」、「騎士の長」、「偉大な騎士」、「王」などの意味を持つ称号。アーサー王のものとも言われるが、本来はアーサー王の父、ユーサーの称号。
牙むく地獄の番犬よ、闇夜にいざなう妖婦よ
冥府に渦巻く光の中で、今ひとつとなりて新たな王を生み出さん。
融合召喚!
生誕せよ!DDD烈火王テムジン!
融合・効果モンスター
星6/炎属性/悪魔族/ATK 2000/DEF 1500
「DD」モンスター×2
「DDD烈火王テムジン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが特殊召喚された場合、
自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
自分の墓地の「契約書」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(OCG版)
アニメ版テキストは不明だが、「このカード以外にDDDと名のつくモンスターが特殊召喚されたとき、墓地に存在するDDと名のつくモンスター1体を特殊召喚できる」効果を持つ。
アニメでの遊矢とのデュエルで使用。手札の「DDケルベロス」と「DDリリス」を融合素材として融合召喚。次のターン、「DDD疾風王アレクサンダー」の特殊召喚をトリガーに効果を発動、墓地の「DDリリス」を特殊召喚した。
その後「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」に戦闘破壊されて「DDD怒濤王シーザー」の効果で復活、「DDDの人事権」でエクストラデッキに戻った。
バレットとのデュエルで再登場。
初登場時と同じ素材で融合召喚され、「獣闘機パンサー・プレデター」を攻撃、戦闘破壊した。その後、「鉄盾の獣闘機勲章」、「白刃の獣闘機勲章」で強化された2体目のパンサー・プレデターによって戦闘破壊された。
遊矢との再戦でも登場。
「DDバフォメット」と「DDスワラル・スライム」を素材に融合召喚。効果で墓地のスワラル・スライムを復活させた。その後、遊矢に直接攻撃を決めたが、次のターンに「ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の攻撃によって破壊された。
攻撃名は「ファイヤー・ストローク」。
遊矢との再戦時の口上は「自在に形を変える神秘の渦よ。異形の神を包み込み、今一つとなりて新たな王を生み出さん!融合召喚!生誕せよ、DDD烈火王テムジン!」。
名前の由来はモンゴル帝国の初代皇帝、チンギス・ハーンから。テムジンは彼の本名。
「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」(2014年8月9日発売)でOCGに登場。特殊召喚効果の条件が「DDD」ではなく「DD」になった。
誇り高き騎士よ、災い封じ込めし坩堝に融け込み、真の王と生まれ変わらん!
融合召喚!
出でよ、神の威光、伝えし王、DDD神託王ダルク!
融合・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/ATK 2800/DEF 2000
「DD」モンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分にダメージを与える効果は、
自分のLPを回復する効果になる。
(OCG版)
アニメ版の正確なテキストは不明だが、「効果ダメージを無効にして、無効にした数値分ライフを回復できる」効果を持つ。
「DDプラウド・シュバリエ」と「DDパンドラ」を融合素材として融合召喚し、「獣闘機パンサー・プレデター」を攻撃。バレットは「名誉の獣闘機勲章」でお互いにダメージを受けて道連れになろうとしたが、赤馬はこのカードでダメージを回復に変えて回避し、フィールドから消えたパンサー・プレデターの代わりに「漆黒の豹戦士パンサー・ウォリアー」へ攻撃を続行して戦闘破壊した。
効果名は「ライフ・イレイション」、攻撃名は「オラクル・チャージ」。
名前の由来はジャンヌ・ダルク。
「クラッシュ・オブ・リベリオン」(2015年4月25日発売)でOCGに登場。
ダメージを無効にするのではなく、ダメージ効果をライフ回復に変えてしまうようになった。
契約書など、デメリットでダメージを受けるカードをライフ回復に変換できる。「DDD反骨王レオニダス」のモンスター効果が使えなくなるなどの欠点もあるにはあるが、ダメージをライフ回復に変換できるのは心強い。
また、「DDD烈火王テムジン」に比べて攻撃力が高いため、攻撃力がほしい場合はこちらが優先できる。 墓地の状況も見ながらどちらを出すか決めるとよいだろう。
神々の黄昏を打ち破り、押し寄せる波の勢いで新たな世界を切り開け!
融合召喚!
出現せよ、極限の独裁神!DDD怒涛壊薙王カエサル・ラグナロク!
融合・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/ATK 3200/DEF 3000
「DDD」モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードが戦闘を行う攻撃宣言時に、
このカード以外の自分フィールドの
「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻し、このカードと戦闘を行うモンスター以外の
相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んで
装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力は、
このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(OCG版)
アニメ版テキストは不明だが、「(フィールドの何らかのカードを手札に戻すことで)相手モンスター1体をこのカードに装備し、その攻撃力分このカードの攻撃力をアップする」効果を持つ。
「DDネクロ・スライム」の効果で、「DDD怒涛王シーザー」と「DDD壊薙王アビス・ラグナロク」を素材に融合召喚。「ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」を戦闘破壊した。
その後、「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン」に攻撃力を吸収されて攻撃を受けたが、その際に「DD魔導賢者ケプラー」を手札に戻して効果発動。「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」を装備して攻撃力を上げた。それでもダーク・リベリオンには敵わなかったが、戦闘ダメージを減らすことができた。
攻撃名は「ジエンド・オブ・ジャッジメント」。
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売予定)でOCGに登場。
ほぼアニメのまま再現されている。
DDD2体というこれまでにない素材指定を持つ。「魔神王の契約書」で墓地融合を狙うか、ペンデュラムモンスターを素材とすることでペンデュラム召喚による再利用を狙うのがよいだろう。
効果は相手モンスターの装備化と攻撃力の吸収。戻すカードには再利用しやすく、デメリットのダメージを防げる契約書か、変動したペンデュラムスケールを戻すためにペンデュラムゾーンのDDを選ぶとよい。
破壊を介さない除去なので便利だが、戦闘を行うモンスター自体は選択できないため、相手に2体以上いなければこの効果は使えない。この効果は手札に戻す自分のカードを対象に取る。相手モンスターは対象に取らないので、対象に取る効果への耐性も回避可能。
闇を切り裂く咆哮よ。疾風の速さを得て、新たな王の産声となれ!
シンクロ召喚!
生誕せよ!レベル7、DDD疾風王アレクサンダー!
シンクロ・効果モンスター
星7/風属性/悪魔族/ATK 2500/DEF 2000
「DD」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「DDD疾風王アレクサンダー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、
自分の墓地のレベル4以下の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(OCG版)
レベル7のシンクロモンスターで攻撃力は2500、アニメ版テキストは不明だが、「DDと名のつくモンスターが特殊召喚されたとき、墓地にいるDDと名のつくモンスター1体を特殊召喚できる」効果、「1ターンに1度、バトルでモンスターを破壊したとき、さらにもう1体相手モンスターを破壊する」効果を持つ。
アニメでの遊矢とのデュエルで使用。
「DDナイト・ハウリング」と「DDリリス」をシンクロ素材にシンクロ召喚され、効果で墓地の「DDケルベロス」を特殊召喚、さらにその後のバトルフェイズで、自身の攻撃と効果で2体のカバートークンを破壊した。
その後、「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の攻撃を受けて破壊されたが、「DDD怒濤王シーザー」の効果で復活し、「DDDの人事権」によってエクストラデッキに戻った。
遊矢との再戦でも登場。この時はテキストがOCG仕様になっている。
ナイト・ハウリングと「DDバフォメット」を素材にシンクロ召喚。効果で墓地のバフォメットを復活させた。その後、「星読みの魔術師」を戦闘破壊したが、次のターンに「ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」に戦闘破壊された。直後に「DDDの契約変更」のコストとして除外されている。
アレクサンダーの由来はおそらくアレクサンドロス3世(アレクサンドロス大王)から。
「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」(2014年8月9日発売)でOCGに登場。モンスターを戦闘破壊した際にさらにモンスターを破壊する効果は失われた。
この世のすべてを統べるため、今、世界の頂に降臨せよ!
エクシーズ召喚!
生誕せよ!ランク4、怒濤王シーザー!
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/悪魔族/ATK 2400/DEF 1200
悪魔族レベル4モンスター×2
「DDD怒濤王シーザー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターンに破壊されたモンスターをバトルフェイズ終了時に、
自分の墓地から可能な限り特殊召喚する。
次のスタンバイフェイズに自分はこの効果で特殊召喚した
モンスターの数×1000ダメージを受ける。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「契約書」カード1枚を手札に加える。
(OCG版)
赤馬の説明によると、「オーバーレイ・ユニットを1つ使うことによって、そのターン、バトルで破壊されたモンスターをバトルフェイズ終了時に特殊召喚することができる」が、「次の自分のターンにこの効果によって特殊召喚したモンスターが自分のフィールドに存在するとき、1体につき1000ポイントのダメージを受ける」効果を持つ。
アニメでの遊矢とのデュエルで登場。
「DDリリス」と「DDケルベロス」をエクシーズ素材(オーバーレイ・ユニット)にエクシーズ召喚され、「EMウィップ・バイパー」を戦闘破壊した。次のターン、「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」に戦闘破壊されるが、自身の効果で、破壊されたほかの2体のDDDとともに復活。直後に「DDDの人事権」でエクストラデッキに戻ることで、次のターンのダメージを回避した。
遊矢との再戦でも登場。この時はOCG仕様に修正されている。
「DDバフォメット」と「DDスワラル・スライム」を素材にエクシーズ召喚。「EMマンモスプラッシュ」を戦闘破壊したが、次のターンに「ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」に戦闘破壊された。その後「DDD壊薙王アビス・ラグナロク」の効果で復活し、「DDD怒涛壊薙王カエサル・ラグナロク」の融合素材となったことで、デッキから「再契約の契約書」を手札に加えた。
名前の由来はローマの将軍ユリウス・カエサルの英語読み(ジュリアス・シーザー)から。
公式サイト「熱血!デュエル塾」講義33で「アニメオリジナルカード」と書かれたこのカードが紹介されているが、そこで確認できるテキストはOCGとまったく同じものになっており、このテキストでは「DDDの人事権」によるダメージ回避が行えない。
「Vジャンプ」2014年9月号(2014年7月19日発売)でOCGに登場。一般に出回った初めてのDDとなった(情報自体は「DDD制覇王カイゼル」などのほうが早い)。(1)の効果は、ダメージ量がモンスターを特殊召喚した数で決定されるようになり、アニメと同じ方法でのダメージ回避は不可能になった。また、「契約書」をサーチする(2)の効果が追加された。
英雄の名、賜りし者、深遠なる大義もて、この世のすべてをいざ射抜かん!
エクシーズ召喚!
降臨せよ、ランク5、DDD狙撃王テル!
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/悪魔族/ATK 2300/DEF 2000
レベル5モンスター×2
このカードは自分フィールドのランク4の
「DDD」Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):自分が効果ダメージを受けたターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力を1000ダウンし、相手に1000ダメージを与える。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を墓地へ送る。
(OCG版)
アニメ版テキストは不明だが、「契約書によるダメージを受けたターン、オーバーレイユニット1つを使い、相手モンスター1体の攻撃力を1000ポイント下げ、更に1000ポイントのダメージを与える」効果を持つ。
バレットとのデュエルで登場。
「DDプラウド・シュバリエ」と「DDパンドラ」をエクシーズ素材としてエクシーズ召喚。「魔神王の契約書」でダメージを受けたターンに2回効果を発動し、「獣闘機パンサー・プレデター」を弱体化させるとともに、バレットにダメージを与えた。最後には「ダーク・センチネル」へ攻撃してフィニッシャーとなった。
効果名は「ピアシング・アロー」、攻撃名は「フォビドゥン・ブレイク・ショット」。
名前の由来はウィリアム・テル。スイスの英雄で、息子の頭の上のリンゴを矢で射ぬいた逸話があり、このカードの矢を使用した攻撃・効果や「狙撃王」の名はここに由来すると思われる。また、このモンスターの胴体も矢の刺さったリンゴのようになっている。
「クラッシュ・オブ・リベリオン」(2015年4月25日発売予定)でOCGに登場。
契約書を墓地へ送る効果が追加されたほか、ランク4のDDDからエクシーズ召喚できるようになったが、攻撃力ダウンの効果は1ターンに1度になった。
契約書を始め、【DD】デッキではダメージを受けるカードが多いが、「DDD反骨王レオニダス」や「DDD神託王ダルク」の効果でダメージを無効化したり、「非常食」、「契約洗浄」などで自分から契約書を除去していくことが多いため、少々咬み合わない。もちろん意図的にダメージを受けるようにすれば効果を使える。
一応相手ターンでも使えるが、契約書のデメリットは自分スタンバイフェイズであるため、積極的に狙うのは難しい。
ランク4のDDDからも出せるため、「DDD怒涛王シーザー」の復活のデメリットでダメージを受けた直後にこのカードを出せば確実に使える。効果を使えれば実質攻撃力3300に加えて1000ダメージを与えられる。
2つの太陽が昇るとき、新たな世界の地平が開かれる!
エクシーズ召喚!
現れいでよ!ランク8!DDD双暁王カリ・ユガ!
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/闇属性/悪魔族/ATK 3500/DEF 3000
レベル8「DD」モンスター×2
(1):このカードがX召喚に成功したターン、
このカード以外のフィールドのカードの効果は発動できず、無効化される。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):このカードのX素材を1つ取り除き、
自分の墓地の「契約書」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
(OCG版)
ランク8、攻撃力3500、アニメ版テキストは不明だが、「このカードの特殊召喚に成功したとき、ターン終了まで、カリ・ユガ以外のカード効果を無効にする」効果、「このモンスターの効果は他のカード効果では無効にされない」効果、「オーバーレイ・ユニットを1つ使い、フィールドの魔法・罠カードをすべて破壊する」効果、「オーバーレイ・ユニットを1つ使い、(このカードの効果で?)破壊した自分のカードを元に戻す」効果を持つ。
遊矢との再戦で登場。
「DDD壊薙王アビス・ラグナロク」と「DDD死偉王ヘル・アーマゲドン」を素材にエクシーズ召喚。効果で遊矢の「ミスディレクションの翼」を無効にし、「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン」を戦闘破壊した。 その後、墓地から再び発動した「ミスディレクションの翼」に対して、このカードの効果で自分の伏せカードを破壊して元に戻すことで、その効果を断ち切った。そして、その伏せカードを利用して「覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン」の攻撃を返り討ちにした。
破壊したカードを元に戻すという効果だが、零児はそのカードを戻したターンに発動していることから、墓地のカードをセットするのではなく、あくまで以前の状態に戻していることがわかる(「ミスディレクションの翼」の効果を断ち切ったことから、破壊自体を無効にしたわけでもないらしい)。除外状態からフィールドに戻す効果は前例があるが、墓地からフィールドに戻すというのは異例。
「セット状態にする」と「元に戻す」では少々処理が異なる。罠カードの場合、前者はそのターンに発動できず、後者はできる。詳細は割愛するが、OCGには「無効化した罠カードを元に戻す」というテキストのカウンター罠「誤作動」が存在しており、その裁定を参考にすると分かりやすいだろう。
カリ・ユガとは、ヒンドゥー教において循環するとされる時代(ユガ)のうち、最後に来るもの。「悪徳の時代」とされる。
命名法則はアビス・ラグナロクやヘル・アーマゲドンに近い。すると、「双暁王」の「双暁」は「創業者」からか。
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売予定)でOCGに登場。
エクシーズ召喚以外の特殊召喚では効果無効が発動しなくなったほか、自身の効果を無効化されない効果は削除された。破壊したカードを元に戻す効果は、墓地の契約書1枚をセットする効果になった。
素材の指定はかなり厳しいので、ペンデュラム召喚を利用してそろえていくのがよいだろう。また、「DDD壊薙王アビス・ラグナロク」は墓地からDDDを展開できるので、それを利用する手もある。
(1)の効果によってエクシーズ召喚したターンは手札や墓地から発動するもの以外の妨害を受けずに済むため、攻撃を安全に通しやすい。自分も効果発動ができなくなる欠点があるので、総攻撃を仕掛けるならばこのカードを出す前に準備しておきたい。
(2)の効果は「大嵐」と同じ。(1)の効果によってチェーンして発動される心配もなくなり、確実に除去できる。自分の契約書を破壊したり、相手のエンドフェイズに使ってエンドサイクのようにしたり、使い道は多い。
(3)の効果は契約書の回収。永続魔法ならばすぐに発動することも可能。
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/ATK 2600/DEF 1200
【Pスケール:青3/赤3】
(1):自分が効果ダメージを受けた時にこの効果を発動できる。
このカードを破壊し、さらにこのターン、
LPにダメージを与える効果は、LPを回復する効果になる。
【モンスター効果】
(1):自分が効果ダメージを受けた時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、受けたダメージの数値分だけ自分のLPを回復する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分が受ける効果ダメージは0になる。
(OCG版)
アニメ未登場のDDDペンデュラム。「ザ・ヴァリュアブル・ブック17」(2014年8月21日発売)の同梱カードとしてOCGに登場。
ペンデュラムスケールは3なので、レベル4以上のモンスターのペンデュラム召喚のために利用可能。多くのDDモンスターが対象内になるため、使いやすい。
ペンデュラム効果のほうは、ダメージに対する抑止力にはなり得るが、最初の1つは防げないため、「魔法の筒」などによる大ダメージに対しては効果がない。連続でダメージを与え続けるタイプのデッキに対しては力を発揮できる。「契約書」カードを何枚も発動していた場合などは自分からLP回復を狙える。
モンスター効果は、ダメージを受けたときに手札から特殊召喚してダメージを帳消しにする。
単純な効果ダメージ対策として見ると、致死量のダメージには対処できないため(効果を使う前にLPが0になってデュエルが終了する)、「ハネワタ」などが優先されるが、こちらは後に高攻撃力モンスターを残せるのが強み。「契約書」カードや「DDD怒濤王シーザー」などの自分がダメージを受けるカードに対して使用することで、実質ノーダメージで攻撃力2600を用意できるようになる。
名前の由来はスパルタ王レオニダス1世か。
現れいでよ、神々の黄昏に審判を下す最高神。
DDD壊薙王アビス・ラグナロク!
ペンデュラム・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/ATK 2200/DEF 3000
【Pスケール:青5/赤5】
「DDD壊薙王アビス・ラグナロク」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分が「DD」モンスターを特殊召喚した場合、
自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、自分は1000ダメージを受ける。
このターン、相手が受ける戦闘ダメージは半分になる。
【モンスター効果】
「DDD壊薙王アビス・ラグナロク」の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の「DDD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの「DD」モンスター1体をリリースし、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。
(OCG版)
OCG初出のカードで、アニメに逆輸入された1枚。
遊矢との2回目のデュエルで登場。
ペンデュラム召喚され、(1)の効果で墓地の「DDD怒涛王シーザー」を復活させた。さらに(2)の効果で「DDネクロ・スライム」をリリースして「ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」を除外した。その後、「DDD怒涛壊薙王カエサル・ラグナロク」の融合素材となったことでエクストラデッキへ行った。
次のターンには再びペンデュラム召喚され、直後に「DDD双暁王カリ・ユガ」のエクシーズ素材となった。
「スペシャルサモン・エボリューション」(「Vジャンプ」2015年1月号応募者全員サービス)でOCGに登場。
名前の壊薙王(かいちおう)は、死偉王から考えると「会長」のもじりか。また、ラグナロクは北欧神話における終末の日のこと。「神々の黄昏」と訳されることが多く、原作で遊戯が使用した「神々の黄昏」も、読みは「ラグナロク」だった(OCGのものは「かみがみのたそがれ」)。
アビスは、「深淵」の意。OCGには「『アビス』魔法・罠カード」を指定するカードが存在するが、それらはその範囲がデッキか墓地であるため、このカードは関係ない。
すべての王をも統べる3体の超越神、DDD死偉王ヘル・アーマゲドン!
ペンデュラム・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/ATK 3000/DEF 1000
【Pスケール:青4/赤4】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで800アップする。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、対象のモンスターの元々の攻撃力分アップする。
この効果を発動するターン、このカードは直接攻撃できない。
(2):このカードは、このカードを対象としない魔法・罠カードの効果では破壊されない。
(OCG版)
レベル8の攻撃力3000、アニメ版テキストは不明だが、ペンデュラムモンスターであり、「自分のモンスターがフィールドを離れたとき、このターンの最後まで、その攻撃力を自らの攻撃力に加える」モンスター効果を持つ。
アニメでの遊矢とのデュエルで登場。「DD魔導賢者ガリレイ」と「DD魔導賢者ケプラー」でペンデュラムスケールをセッティングして3体同時にペンデュラム召喚。1体目で「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」に攻撃、「奇跡」で戦闘破壊できなかったため2体目で続けて攻撃して戦闘破壊、3体目で「EMファイア・マフライオ」を戦闘破壊した。
その後、再びペンデュラム召喚されたオッドアイズの攻撃で1体が破壊されたが、それによって残り2体の攻撃力を上昇させることで戦闘破壊を防いだ。
次の零児のターンでデュエルは終わるかと思われたが、まだプロトタイプのペンデュラムモンスターが安定しなかったために、スケールが突如変動した「DD魔導賢者ケプラー」と「DD魔導賢者ガリレイ」のペンデュラム効果によって墓地へ送られた(ペンデュラムモンスターの性質上、実際はエクストラデッキに加えられた)。
遊矢との再戦では1体だけペンデュラム召喚され、直後に「DDD双暁王カリ・ユガ」のエクシーズ素材となった。
アーマゲドン(ハルマゲドン)とは、「ヨハネの黙示録」において、世界の終末で最終決戦が行われるとされる地。イスラエルにある「メギドの丘」のことであると言われる。DDDの中では珍しく、王や皇帝の名を冠していない。
死偉王の「死偉」は造語である。由来は最高経営責任者(Chief Executive Officer)の略称、CEO(シーイーオー→しいおう→死偉王)か。
「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」(2014年8月9日発売)でOCGに登場。攻撃力を加えるモンスター効果は1ターンに1度制限が追加されたほか、「フィールドを離れたとき」から「戦闘・効果で破壊された場合」に条件が改められた。
「DD魔導賢者ガリレイ」のモンスター効果や「戦乙女の契約書」の(1)の効果が「DD」カードを指定しているため、「DD」魔法・罠カードもこのカテゴリ内に含まれる。
通常罠
(1):相手モンスターが攻撃するダメージステップ開始時、
自分の墓地の攻撃力が一番高い「DDD」モンスター1体を除外して発動できる。
その戦闘ダメージを0にし、自分のデッキからレベル4以下の
「DD」Pモンスター1体を手札に加える。
(アニメ版、アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」第50話による)
墓地のDDDと引き換えにダメージを無効にしつつ、サーチも行う。
遊矢との再戦で登場。
「ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の攻撃に対して、「DDD疾風王アレクサンダー」を除外して発動させ、ダメージを無効にして「DD魔導賢者ケプラー」を手札に加えた。
通常罠
(1):自分フィールドの「DDD」モンスター3体をデッキに戻す。
その後、デッキから「DD」モンスター2体を手札に加える。
(アニメ版、アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」第13話による)
通常罠
(1):自分の手札・フィールド・墓地の「DD」モンスター及び
自分のPゾーンの「DD」カードの中から合計3枚選んで持ち主のデッキに戻す。
その後、デッキから「DD」モンスター2体を手札に加える。
(OCG版)
「DDD」と引き換えにした「DD」サーチの効果を持つ。
アニメでの遊矢とのデュエルで使用。「DDD烈火王テムジン」、「DDD疾風王アレクサンダー」、「DDD怒濤王シーザー」をエクストラデッキに戻し、「DD魔導賢者ガリレイ」、「DD魔導賢者ケプラー」をサーチした。
「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」(2014年8月9日発売)でOCGに登場。墓地に戻すのはDDDではないDDでもよく、その範囲も手札や墓地、ペンデュラムゾーンにまで広げられたため、大幅な強化となっている。
墓地を利用するDDDや「DDナイト・ハウリング」などとの相性が悪いのは難点だが、ペンデュラムモンスターを2体セットでサーチするなど、いろいろな使い方ができる。
「地獄門の契約書」のほうが癖がなく使いやすいが、こちらはペンデュラムゾーンの張り替えなどができる。
「DDD」と名はついているが、「DDD壊薙王アビス・ラグナロク」は墓地の「DDD」モンスターを指定するため、「マジカルシルクハット」などを利用しても「DDD」サポートは受けられない(当然、「DD」サポートは受けられる)。
通常罠
「DDリクルート」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
その差の数まで、自分の墓地の
「DD」モンスターまたは「契約書」カードを対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(OCG版)
アニメ未登場のDDサポート。「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」(2014年8月9日発売)で登場。
いずれも魔法・罠カード。
永続魔法
(1):自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。
(2):1ターンに1度、デッキからレベル4以下の
「DD」モンスター1体を手札に加える事ができる。
(アニメ版、アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」第12話による)
永続魔法
「地獄門の契約書」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。デッキから「DD」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。
(OCG版)
DDサーチ効果を持つ。
アニメでの遊矢とのデュエルで使用。1ターン目に2枚発動し、「DDケルベロス」と「DDリリス」をサーチした。その後、2枚まとめて「契約洗浄」で破壊された。
「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」(2014年8月9日発売)でOCGに登場。
発動回数に制限がかけられた代わりに、(1)の効果でサーチするモンスターのレベル制限がなくなった。
DDを自由にサーチできる便利なカード。「DDD反骨王レオニダス」をサーチすれば、デメリットを回避可能。
永続魔法
(1):自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。
(2):1ターンに1度、自分の手札・フィールドから、
悪魔族の融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚できる。
(アニメ初期版、アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」第12話による)
永続魔法
「魔神王の契約書」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドから、
悪魔族の融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
「DD」融合モンスターを融合召喚する場合、
自分の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。
(OCG版)
悪魔族限定で「融合」と同じ効果を得られる。
アニメでの遊矢とのデュエルで使用。「DDD烈火王テムジン」の融合召喚に利用された。その後、「契約洗浄」で破壊された。
バレットとのデュエルで再登場したが、このときはOCGと同じテキストに改変されていた。
1ターン目にはテムジンの融合召喚に利用された。2ターン目にはデメリットのダメージを受けたが、赤馬はこれを「DDD狙撃王テル」の効果に利用した。さらに、墓地から「DDプラウド・シュバリエ」と「DDパンドラ」を除外して、「DDD神託王ダルク」を融合召喚した。
イラストに描かれているのは「沼地の魔神王」。
「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」(2014年8月9日発売)でOCGに登場。
「DD」モンスターの融合に限り、墓地からも素材を利用できるようになった。
悪魔族融合モンスターを利用するデッキなら大抵は使用することはできるが、DDの融合時限定で墓地からも素材を調達できることや、契約書サポートも考えると、DDデッキで利用するのが妥当。
短期決戦に持ち込むか、邪魔になったら「契約洗浄」、「DDD制覇王カイゼル」など、何らかの手段でさっさとフィールドから除去してしまいたい。
「戦乙女」の読みは「ヴァルキリー」。
永続罠
(1):自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの悪魔族モンスターは、
相手ターンの間は攻撃力が1000アップする。
(アニメ版、アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」第12話による)
永続罠
「戦乙女の契約書」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から「DD」カードまたは「契約書」カードを1枚墓地へ送り、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの悪魔族モンスターの攻撃力は、相手ターンの間1000アップする。
(3):自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。
(OCG版)
悪魔族限定の攻撃力強化。
アニメでの遊矢とのデュエルで使用。「DDD烈火王テムジン」の攻撃力を強化させたが、直後に「契約洗浄」で無効化したため、実質効果を発揮することはなかった(アニメ版「契約洗浄」の発動条件を満たすなどの意味があるため無駄ではない)。そのターンの終わりに「契約洗浄」で破壊された。
OCGではDDか契約書と引き換えにカードを破壊する効果が追加された。
永続罠
(1):1ターンに1度、自分フィールドに
「DD」モンスターが存在する場合にこの効果を発動できる。
ターン終了時まで、このカード以外のフィールドの罠カードの効果は無効化される。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。
アニメテキストは見切れているため読み取れないが、永続罠であり、「発動中の罠カードの効果を無効にできる」効果を持つ。OCGとは異なり、発動済みで墓地へ送られている通常罠をも後出しで無効にできる。
遊矢との再戦で登場。一度は「ミスディレクションの翼」に発動を封じられるが、「DDD双暁王カリ・ユガ」の効果を利用することで発動を可能として、すでに発動済みだった「ミスディレクションの翼」の効果を無効にした。
作中では発動ターンにデュエルが終了したため、ほかの契約書のような自分スタンバイフェイズのダメージがあったのかは不明。
イラストには「デモンズ・チェーン」が描かれている。
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売予定)でOCGに登場。
発動中の罠カードの効果を無効にするという効果から、ターン中フィールドの罠カードを無効化するという、「トラップ・スタン」に近い効果になった。
効果はDD専用の「トラップ・スタン」。永続罠なので複数ターンにわたって発動できるのが利点だが、同時に「サイクロン」等による妨害に弱いという欠点でもある。また、DDモンスターの存在が発動条件なので、劣勢時などは効果を発動できない恐れもある。
永続罠
(1):1ターンに1度、自分の効果で相手の魔法・罠カードの効果を
無効にした場合にこの効果を発動できる。自分はその相手の効果を発動できる。
(2):(1)の効果を適用したターンの次の自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。
(アニメ版、アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」第51話による)
相手の魔法・罠カードの効果を奪うことができる。
遊矢との再戦で登場。
「誤封の契約書」で無効化した遊矢の「ミスディレクションの翼」の効果を奪って使用した。
「DD」カード関連及び「契約書」カード以外の「契約書」関連のカード。
読みは「リース・ロンダリング」。
通常罠
(1):「契約書」カードが発動したターン、自分の魔法&罠ゾーンの
「契約書」カードの効果を全て無効にして発動できる。
このターンのエンドフェイズに、自分の魔法&罠ゾーンの
「契約書」カードを全て破壊し、自分は破壊した数だけデッキからドローする。
(アニメ版、アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」第12話による)
通常罠
(1):自分の魔法&罠ゾーンの「契約書」カードを全て破壊する。
破壊した数だけ自分はデッキからドローする。
その後、自分はドローした数×1000LP回復する。
(OCG版)
契約書を破壊してそのデメリットを回避しつつ、カードをドローする。
アニメでの遊矢とのデュエルで使用。バトルフェイズ中に使用され、発動することでアクションカードを発動するための魔法&罠ゾーンのスペースを空けつつ、次のスタンバイフェイズのダメージを踏み倒した。
名前の由来は「資金洗浄」(マネー・ロンダリング)か。
麻薬取引、脱税、詐欺などによって不正に得た利益を、口座を転々とさせるなどの手段できれいなお金に見せかけることを指す。当然法律で禁止される行為であり、堂々と表に出せるような代物ではない。
「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」(2014年8月9日発売)でOCGに登場。
発動条件がなくなり、発動時点で破壊されるようになり、LP回復効果が追加され、強化された。
DD(遊戯王)に関するニコニコ動画の動画を紹介してください。
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最終更新:2025/12/09(火) 04:00
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