Dios/シグナルPとは (ディオスシグナルピーとは) [単語記事]

『Dios/シグナルP』とは、VOCALOIDを用いてオリジナル曲を発表している制作者の一人である。
活動初期は「シグナルP」名義のみであったが、現在は「Dios」名義を併記している。詳しくは後述。

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概要

ABOUT シグナルP

初投稿は『リンリンシグナル』。

当時は、鏡音リン・レンが発売されてわずか10日ほどであったにもかかわらず、
うまく歌わせるのが難しいがために「じゃじゃ馬」と揶揄されたリンレンに、非常にのびやかな歌声を与え、
トークや感情の機微さえも表現した、見事な腕前を披露。
非常に完成度の高いアレンジと併せて高く評価され、「シグナルP」の二つ名を得て華々しいデビューを飾った。

以降も、特に鏡音リンを起用したオリジナル曲を多数発表し、
元祖「伝説のリン廃」の一員として、根強い支持を受けている。
特に『CHU!して!』では、リンのあまりの可愛さに悶絶する視聴者が続出。
同じく元祖「伝説のリン廃」である田村ヒロの手書きPVと併せて、
「リン廃集会所」なるタグまで付けられるほどの人気を博している。

その田村ヒロとのコラボレーションが特に活発であり、数々の動画のほか、
『Prism feat.鏡音リン』を除くすべてのアルバムにおいて、ジャケットイラストを手がけている。

同人活動にも積極的であり、1stアルバム『SIGNALOID ALBUM』を2008年3月23日にリリースしている。
以降、配信アルバムを含め、VOCALOIDの7作のシングル・アルバムを発表している。
また、同人・商業を問わず、「Dios/シグナルP」名義で数多のコンピレーション企画に参加、
他の制作者の楽曲・アルバムのマスタリングを手がけることも多い。

2011年9月21日（8月17日から変更）、商業流通では初となるソロアルバム
『EXIT TUNES PRESENTS THE BEST OF Dios/シグナルP』をリリースする。

リンレン（特にリン）の印象の強いPだが、
KAITO・ミクという組合せで仙台初音ミク音楽祭にて公開された『サンドリヨン』、
巡音ルカによる『革命』『ラ・ピュセル』、GUMIによる『会いたい』など、
他のVOCALOIDでもトップクラスの調教・楽曲を披露している。

ABOUT Dios

2009年1月31日、巡音ルカ発売に伴う新曲ラッシュの中、
"Dios"と名乗る無名の新人により『【巡音ルカ】革命【オリジナル】』が投稿された。

この作品がデビュー曲であったが、その楽曲の高い完成度からみるみる支持を集め、
あっという間にVOCALOID殿堂入りを達成した。

2009年3月13日、2作目となる『【初音ミク】TABOO【オリジナル】』を発表したが、
その後「Dios＝シグナルP」である旨が双方の名義より公表された。

いわく、これまでのシグナルPとは違う作風で勝負してみたかった、とのことであり、
以降はDios/シグナルPとして、両方の名義を使っていくとコメントしている。

後の5月17日にリリースされた3rdアルバム『DioSignal』では、これまでのシグナルPサウンドだけでなく、
一味違ったDiosとしてのかっこいい楽曲も堪能できるようになっている。

ABOUT 荒井洋明

数々のインタビューにおいて、自身がプロのミュージシャン「荒井洋明」であることを明かしている。

特に編曲を手がけることが多く、主な作品としては、玉置成実の『Realize』のアレンジ等が挙げられる。

ちなみに、『Realize』の作曲を手がけた大谷靖夫は、専門学校時代の先輩であり、
またアニメ『けいおん！』の一連のOP・ED楽曲を手がけたTom-H@ckこと大嶋文博は、同校の後輩にあたる。

投稿作品一覧

※　サムネイルをクリックすると各動画に、タイトルをクリックすると動画記事に移動します。

鏡音リン・レン	KAITO	巡音ルカ	初音ミク	GUMI

リンリンシグナル	Time＆Space	Overcome	ライバル

怪盗KAITO～今宵も君を求めて～	CHU！して！	サンドリヨン	Transmit

アドレサンス	Step and Go!	革命	TABOO

ラビリンス	ラ・ピュセル	UNBALANCE	会いたい

エンクロージャー（enclosure）	トロピカル・サマー	カウントダウン