MINIMIとは、ベルギー・FN(ファブリックナショナル)社が製造している軽機関銃である。
別名:『M249』。
概要
MINIMIは1950年代に同社で製造されていたMAG機関銃を改良して1982年に誕生した。
使用弾薬は5.56x45mm NATO弾。
給弾方式はベルトリンク式・マガジン式両方に対応しているので汎用性が高い。
MINIMIの名前の由来は"MINI Mitrailleuse"(仏語で「小さな機関銃」を意味する語)の略である。
主に分隊支援火器として使われている。
主な採用実績
- アメリカ
M249という名称で1984年に制式採用された。
- イギリス
L108A1という名称で採用。空挺部隊用にはL110A1という別タイプが投入されている。
- 日本
5.56mm機関銃MINIMIという名称で採用。住友重機械工業株式会社がライセンス生産を行い自衛隊に納入。
その他、西欧諸国から東南アジアに至るまで、多数の国家の軍隊などで幅広く採用されている。原型となったMAGやロシア製RPK軽機関銃と並んで、世界で最も多く使われている分隊支援火器の一つともいえる。
派生型
原型開発から既に40年前後が経過しており、MINIMIも多数の派生形が誕生している。あるいは突撃銃と同様にレイルシステムやアクセサリを増設されたモデルも存在する。我が国の自衛隊にも5000挺近くが納入されている。
- M249Para
米陸軍が採用した空挺部隊用の派生型。銃身短縮、ストックを折畳み方式に変更するなど、軽装備の空挺部隊の持ち運びに便利なように、小型軽量化が図られている。
- MK46mod1
SOCOM(アメリカ軍特殊作戦軍)用の特殊仕様で随所を肉抜きし軽量化、車載装置やキャリングハンドルさえ廃止するなど、徹底した軽量化が施された。反面、軽合金製バイポッドや、アクセサリ用レイルシステムが追加されている。
- Mk48mod0
上述のMk46を7.62mmNATO弾に対応させたもの。特殊作戦軍は少数対多数の戦闘を想定せねばならず、より殺傷力の高い7.62mm弾への対応が求められた。少数行動の多いSOCOMならではの派生型である。
- 5.56ミリ軽機関銃MINIMI
陸上自衛隊におけるMINIMIの呼称。住友重機械工業がライセンス製造しており、基本的にはM249基本型に準じているが、62式機関銃の三脚を流用可能。軽装甲機動車や高機動車へ車載、あるいは護衛艦にも警告用・自衛用として搭載されることも多い。航空自衛隊の基地警備隊などにも配備が進んでいる。
- 大宇K3
韓国独自仕様のMINIMIでフルオートオンリー、銃床やグリップには韓国製K1/2小銃のそれを流用。装填には200発入りの布製バッグを用いている。割と手堅い改修で、尚且つ安価なのでそこそこの輸出に成功している模様。
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関連項目
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