NFL(National Football League)とは、アメリカ合衆国のプロアメリカンフットボールリーグの名称である。2019年に前身であるAPFA(アメリカン・プロ・ナショナル・フットボール)時代を含め、リーグ設立から100周年を迎えた。
アメリカ国内で人気が高い4つの競技(アメリカンフットボール、野球、バスケットボール、アイスホッケー)の中で、最も人気のあるプロスポーツリーグとしての地位を確立しており、NFL決勝戦のスーパーボウルはアメリカ最大のスポーツイベントとなっている。
概要
全米各地に本拠地を置く32チームはAFC(American Football Conference)と、NFC(National Football Conference)の2つのカンファレンスに16チームずつに分かれており、カンファレンスごとに北、東、西、南の4つの地区(ディビジョン)に4チームずつが所属している。
各チームはレギュラーシーズンと呼ばれるリーグ戦を戦い、各カンファレンスの地区優勝4チームとそれ以外の勝率上位3チーム(ワイルドカード)の計7チームずつ(両カンファレンスあわせて14チーム)がトーナメント方式のプレーオフに進出する。このプレーオフおよび、両カンファレンスの優勝チーム同士が全米王者を賭けて対戦するスーパーボウルを含む13試合をポストシーズンと呼ぶ。2019年シーズンまでワイルドカードは各カンファレンス2チームだったが、2020年シーズンから現ルールに改定された。
NFL所属チーム一覧
| アメリカン・フットボール・カンファレンス(AFC) |
ナショナル・フットボール・カンファレンス(NFC) |
| 東地区 |
東地区 |
- バッファロー・ビルズ(BUF)
- マイアミ・ドルフィンズ(MIA)
- ニューイングランド・ペイトリオッツ(NE)
- ニューヨーク・ジェッツ(NYJ)
|
- ダラス・カウボーイズ(DAL)
- ニューヨーク・ジャイアンツ(NYG)
- フィラデルフィア・イーグルス(PHI)
- ワシントン・フットボールチーム(WAS)
|
| 北地区 |
北地区 |
- ボルチモア・レイブンズ(BAL)
- シンシナティ・ベンガルズ(CIN)
- クリーブランド・ブラウンズ(CLE)
- ピッツバーグ・スティーラーズ(PIT)
|
- シカゴ・ベアーズ(CHI)
- デトロイト・ライオンズ(DET)
- グリーンベイ・パッカーズ(GB)
- ミネソタ・バイキングス(MIN)
|
| 南地区 |
南地区 |
- ヒューストン・テキサンズ(HOU)
- インディアナポリス・コルツ(IND)
- ジャクソンビル・ジャガーズ(JAX)
- テネシー・タイタンズ(TEN)
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- アトランタ・ファルコンズ(ATL)
- カロライナ・パンサーズ(CAR)
- ニューオーリンズ・セインツ(NO)
- タンパベイ・バッカニアーズ(TB)
|
| 西地区 |
西地区 |
- デンバー・ブロンコス(DEN)
- カンザスシティ・チーフス(KC)
- ロサンゼルス・チャージャース(LAC)
- ラスベガス・レイダース(LV)
|
- アリゾナ・カージナルス(ARI)
- ロサンゼルス・ラムズ(LAR)
- サンフランシスコ・49ers(SF)
- シアトル・シーホークス(SEA)
|
特徴
- レギュラーシーズンは2021年シーズンから17試合で行われる。全部のチームとは総当たりしないわけでチーム数の割には試合数が少ないように見えるが、これは30試合や62試合もやったら選手が死ぬからである。マジで。
スケジュールの組み方は以下の通りになる。
- 同一カンファレンスの同地区でホームアンドアウェーの2試合(計6試合)
- 同一カンファレンスの異なる地区のチームと1試合(計4試合)
- 別カンファンレスの一つの地区のチームと1試合(計4試合)
- 同一カンファレンスにおける対戦のない2地区から、昨シーズン地区内順位が同じチームとそれぞれ1試合ずつ(計2試合)
- 2シーズン前に総当りで対戦した別カンファレンスの1地区で、前シーズンの地区順位が同じチームと1試合(計1試合)。4シーズンで1周期(ホーム・アンド・アウェーの観点では8シーズンで1周期)。奇数年シーズンはAFCがホームとなり、偶数年シーズンはNFCがホームとなる。
- プレシーズンゲームは3試合。プレシーズンとレギュラーシーズンの合計20試合で、ホームゲームが年間10試合になるように調整される。
- 各チームは試合につき53人の選手を登録する事ができる。
- 前後半それぞれ残り2分になった時に、自動的にタイムアウトがとられる(ツーミニッツ・ウォーニング)これ以降、対戦するチームがあの手この手と時間稼ぎを行うため時間の流れが極端に遅くなる。体感でいえば試合での1秒が実時間で10分になるような感じ。
ちなみに2ミニッツが導入されるようになったのはCMの時間を稼ぐためだが、これがドラマ性の演出にも役立っている。後はあえて2分1秒でスパイクしたりだとか、2分30秒からニーダウンしたりだとかのダウン数と時間の駆け引きにも使われるように。
- 背番号はポジションによってあらかじめ決まっている。このため永久欠番を増やしすぎると選手に割り当てられる背番号がなくなるという事態に陥ってしまう。2021年のルール改定によりRB・WR・DBが1桁番号を着用可能になった。
- センター:50~79
- タックル、ガード:60~79
- ワイドレシーバー、タイトエンド、ランニングバック:1~49、80~89
- クォーターバック:1~19
- ディフェンスライン:50~79、90~99
- ラインバッカー:1~59、90~99
- コーナーバック:1~49
- キッカー、パンター:1~19
- チームのヘッドコーチは審判の裁定に納得がいかない場合、ビデオ判定を要求する事ができる。チャレンジといい、レッドフラッグをフィールドに投げ入れる事によって実行される。
- チャレンジする権利は1試合につき2回まで。判定が2回とも覆った場合には更にもう1回できる。
- 判定が覆らなかったらタイムアウト1回分が没収される。
- 2ミニッツウォーニング以降はチャレンジすると無条件で失敗扱い。オフィシャル側が必要と判断した時のみビデオレビューが行われる。
- 2013年フランチャイズタグ指定提示額(各ポジションにおける高額TOP5の平均年収)
- クオーターバック:1490万ドル
- ランニングバック:822万ドル
- ワイドレシーバー:1054万ドル
- タイトエンド:607万ドル
- オファンスライン:983万ドル
- ディフェンスタックル:845万ドル
- ディフェンスエンド:1118万ドル
- ラインバッカー:962万ドル
- コーナーバック:1085万ドル
- セーフティ:692万ドル
- キッカー・パンター:298万ドル
- 各チームは選手と契約交渉が難航した場合、1人だけ1年間だけ半ば強制的に契約を結ぶことができる。これをフランチャイズ指定といい、年俸は上記に上げた金額か前年度年俸の20%増のどちらか高い方になる。
- 各チームにはサラリーキャップが設定されており、選手の報酬をその枠内で収める必要がある。面白いことに最低年俸額枠というのも設定されていて、何処かのMLBのチームのようにケチることもできない。
- 上記通りスーパーボウルの経済効果は凄まじく、毎年2月上旬の日曜日は「スーパー・サンデー」と呼ばれるほど浸透している。事実上アメリカの祝日と呼ばれるほどであり、この日の自国の食糧消費量は感謝祭の祝日に次いで2位。それほど全国民が注目するのが、このスーパーボウルである。
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関連項目
- スポーツ
- アメリカンフットボール
- アメリカ合衆国
- スポーツ競技の一覧
- スポーツ選手の一覧
- スーパーボウル