である。本稿においては3.について記す。
2000年に全日本プロレスから離脱した選手を中心に作られた団体。8月5日にディファ有明で旗揚げ戦を行った。現在は株式会社エストピーがノア・グローバルエンタテインメント株式会社と改名して主な事業運営に携わっており、リデットエンターテインメントの子会社を経て、2020年からはDDTプロレスリングの親会社であるサイバーエージェントの連結子会社となっている。
サイバーエージェントの連結子会社になってからはDDTプロレスリングの社長でもある高木三四郎氏がDDTと兼務する形で社長、副社長に丸藤正道氏が就任。サイバーエージェントの常務取締役である山内隆裕氏がDDTと兼任で取締役についている。
2017年にノア・グローバルエンタテインメント株式会社になってからは相談役には前社長の田上明氏、会長には2010年代初頭に迎えた激動の全日本プロレスを経験した内田雅之氏、代表取締役に不破洋介氏が就任していた。リデットエンターテインメントの子会社になると、新日本プロレス執行役員を務めていた武田有弘氏が社長となり、リデットエンターテインメントの取締役会長には長州力氏が、社外取締役兼エグゼクティブディレクターに田村潔司氏が就任した。なお、リデットエンターテインメントは2020年1月29日をもって、NOAHの株式100%をサイバーエージェントに譲渡し経営陣が刷新されたが、前社長の武田氏は執行役員として引き続きNOAHの現場に携わる他、リデットエンターテインメントはスポンサーとして引き続き関わる。2020年に設立20周年を迎える。
故三沢光晴氏が旗揚げしたNOAHは、力道山の日本プロレスやジャイアント馬場の全日本プロレスの流れを組む、日本プロレス界の保守本流派に位置していた。
プロレススタイルは四天王プロレス時代からの相手の技を受けきっての反撃と言ったハードなプロレスが人気を呼んだが、この危険過ぎるスタイルによって欠場や選手管理の不備での欠場が深刻化。かつてはヘビー級選手だけでも5人以上の欠場者がいるといった部分や、選手の高年齢化と若手不足とそれに伴う後継選手の不在など課題があった。
好調だった業績も日本テレビの地上波撤退での収入減及びそれによる所属選手、スタッフの解雇。三沢光晴のリングでの事故死。後継人騒動での副社長百田光雄の辞任。詐欺師との黒い交際。絶対王者の小橋建太の病気、怪我での長期欠場からの引退。それらが総合して、観客動員数の減少、ビッグマッチもかつては武道館だったのが、後楽園ホールをメインにすることが多くなる。現在では新日本プロレスの一大攻勢、DDTプロレスリングやDRAGON GATEら新興団体の躍進もあり、興行成績面で苦戦を強いられていることも多い。
これら様々な裏事情から、「ノアだけはガチ」や最近では俗称として「ノアだけはガラガラ」などという言葉も生まれている。
相変わらず選手層は薄い状況ではあるが、一時期全日本プロレスに移っていた潮崎豪が再び所属に。それ以前にも定期参戦を続けていた拳王や大原はじめ、中嶋勝彦が所属となり、2010年代唯一の生え抜き選手だった熊野準の他に、新たに清宮海斗がデビューをした。
だが体制交代後に新日本プロレスと疎遠状態となり、また依然とした新人不足や怪我などによる欠場の問題は残っており、分裂元でこちらもここ数年間興行的不振が続く全日本プロレス同様に、予断を許さない状況は続いている。
2017年2月三沢光晴のプロレスリング・ノアは破産手続きを行い、経営陣を刷新する形でノア・グローバルエンタテインメント株式会社として再スタート。同時に2018年に施設の営業終了に伴い、本社をディファ有明から千代田区水道橋へ移転した。
2017年から2019年初頭までは興行的不振が続いていたが、2018年に凱旋帰国した清宮海斗がGHCヘビー級王座をデビューからわずか3年に戴冠し、待望の若きエースが見参。拳王や中嶋勝彦など若いレスラーがタイトル争いに絡むなど次第に世代交代が進みつつある。またジュニア戦線はそれまで中心選手だった石森太二が退団するも、それまでフリーだったHAYATA、YO-HEY、タダスケ、Hi69(現仁王)が入団。原田大輔などがノアジュニアの中心選手となり、鈴木鼓太郎やNOSAWA論外やディック東郷など他団体フリーが続々とNOAHに参戦。また、それまで不定期開催だったグローバル・ジュニアリーグが毎年開催されるなど再び活性化しつつある。
そして2019年。NOAHはリデットエンターテインメントの子会社となる。長年お馴染みだった緑のマットやGHCヘビー級王座のベルトを刷新するなど「脱三沢」を掲げ、団体の色を固める為に他団体に所属選手を行わない部分的な鎖国(但しイベント的な興行は除く)を行った。更には公式YouTubeチャンネルやtwitterといったSNSを積極的に活用。今までNOAHの試合は他団体ではお馴染みとなっている独自の動画配信サービスはなく、日テレG+やサムライTVの視聴に頼る他なかったが、YouTubeによるCSの放送がない後楽園ホールを含めた主要大会での無料生配信を行い、また各試合ごとに起こった出来事を公式YouTubeやtwitterで配信するなど次々と露出機会を増やしている。この年は大阪府立体育会館や両国国技館でのビックマッチも開催している他、翌2020年の1月4日と5日には新日本の東京ドーム大会の裏で後楽園ホールで開催する(このうち1月4日の開催時刻は新日本と被っている)など攻めの経営を行っている。
この2019年新日本から退団したマイケル・エルガンを筆頭に、桜庭和志や藤田和之といったレスラーの参戦も話題に。更には杉浦貴が率いる会社の犬をキャッチフレーズとしたユニット「杉浦軍」や拳王率いる反体制ユニット「金剛」、中嶋勝彦と潮崎豪のタッグチーム「AXIZ」などが注目の的となり、特に金剛と杉浦軍は年末に単独興行を行うなど一躍話題となった。こうしたSNSを駆使して攻めの強い話題性に溢れた新しいNOAHは2020年の1月4日や5日の後楽園大会が前売り完売するなど集客率が回復。テレビ東京のスポーツ番組で特集されるなど、近年の目標である全プロレス団体2位に向けて着々と進んでいる。
そんな順風満帆となった矢先の2020年1月29日、親会社がリデットエンターテインメントからサイバーエージェントとなるというプロレス業界にとって驚きのニュースが舞い込む。既に子会社となっていたDDTプロレスリングと同じ傘下となり、DDTの大社長でお馴染みの高木三四郎が兼任する形でNOAHの社長に(但し経営面のみで現場には関わらない方針)、丸藤正道が副社長に就任(2016年1月以来の再びの副社長となる)するなど経営陣が刷新された。これに併せて、前年から行われていたSNSによるファンサービスは継続される他、AbemaTVで月一回程度生中継される他、DDTの公式動画配信サービス「DDT UNIVERSE」でも何試合か配信されることが決定され、5月からは「DDT UNIVERSE」から「WRESTLE UNIVERSE」に改名した。(日テレG+やサムライTVの中継は継続される)。それと前後して丸藤が再びDDTに参戦するなど鎖国が解かれる。
まだまだ予断が許されない箱舟がリデットエンターテインメントによって生まれ変わり回復する中で、新たな親会社に移り変わったことで再びプロレス界トップの座に舞い戻れるか。まだまだ目を離せない。
*選手の()内は次の所属チームを意味する
(A)・・・AXIS、(金)・・・金剛、(杉)・・・杉浦軍
(反)・・・反選手会同盟、(M)・・・M's alliance
(F)・・・FULL THROTTLE、(S)・・・STINGER
なお()なしは無所属とする
| ヘビー | ジュニア | 常連他団体、フリー、その他 |
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