PPPH(ぱんぱぱんひゅー)とは、ヲタ芸の一種である。
また、そこから逆派生して、楽曲上PPPH可能なパート自体をこう呼ぶ場合もある。
ハロー!プロジェクト系をはじめとするアイドルのライブ、声優のライブで用いられる定番のヲタ芸。
ジャニーズ系ではCCCH(ちゃんちゃちゃんひゅー)という用語が用いられる。
アイドルポップスにありがちな、4/4拍子楽曲のBメロにおける「タン、タタン」というリズムに合わせてクラップ(手拍子)を入れ、4拍オモテのタイミングで奇声を上げながら拳を突き上げて垂直に飛びあがる。
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。
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* + / / ヒュー!
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※最も重要と思われるハロプロ系についてははてなキーワードの該当項目が詳しいので、さらに詳しく知りたい方はそちらへどうぞ。
タンタタンは1拍オモテ、2拍8分ウラ、3拍オモテに入るパターンが一応基本だが、必ずしも楽曲のキックと聴衆のクラップのタイミングが一致しているわけではない。あくまで全体のグルーヴの中で感じ取るものと言える。
BメロにPPPHのリズムを入れてサビ前の“溜め”とする楽曲構成は、和製アイドルポップスの定番中の定番であり、ニコニコ動画でのヒット曲にもよく見られる。たとえば「みくみくにしてあげる♪」であれば「あのね早くパソコンに入れてよ」の部分、「GO MY WAY!!」であれば「未来は誰にも見えないもの」の部分が該当する。
Aメロは元気に立ち上がり、Bメロで一度溜め、サビで一気に開放という緩急が、ハレ的な効果を持つものと思われる。
ハロプロヲタ永井先生による実践(6:10あたりから)
――神前さんの曲は、Bメロで必ずPPPHが出てきますもんね。そのへんは意識してらっしゃるところですか?
神前 アイドルソングを作ろうとすると、PPPHのフレーズはどうしても外せないですからね。特に意識しているわけではないけど、Aメロのスタートダッシュ感と、サビの盛り上がりの間に挟むフレーズなので、ちょっと落ち着かせてリズムを変えたいということから、自然にそういう形に収まるんでしょうね。
――「L4U!」でリズムゲームのモードがありますが、あれはサウンドのみなさんはノータッチなんですか?
中川 そうですね、そこはノータッチです。実はディレクターの小野田が「ドンキーコンガ」シリーズのディレクターということもあって、ノウハウがあるのですべて任せています。あと彼のオタ芸の知識が素晴らしいので、PPPHをどこに仕込むかとか、ほかの追随を許さないんですよ(笑)。彼以上のものを作れる人間はいないです。
(いずれもソフトバンククリエイティブ「アイドルマスター マスターブック」より引用。聞き手はウメP)
詳しくはL4U@PPPHタグを回ってみてください。
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最終更新:2025/12/30(火) 20:00
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