SASUKEとはTBS系列で放送されている不定期スポーツエンターテイメント番組である。
正式な名称は『究極のサバイバルアタックSASUKE』。制作会社の倒産により第28回、29回は『SASUKE RISING』として放送されていた。語源は猿飛佐助であると思われる。
※大会の結果等ネタバレを含むので未視聴者は注意。
1997年に放送開始、2015年7月現在までに31回開催された。海外でも人気があり、アメリカでは「Ninja Warrior」ないし「American Ninja Warrior」という名前で放送されている。
各テレビ局で視聴者参加型番組が人気を博していた90年代の波に乗って、1997年秋に「筋肉番付」のスペシャル企画としてスタートした。第2回から第13回大会までは半年毎、それ以降は半年から一年程の間隔で不定期に開催され、第29回以降は一年おきに開催されている。また2014年2月には初の世界大会にあたる「SASUKE ASEAN OPEN CUP 2014」が開催された。
「名もなき男たちのオリンピック」をコンセプトに、様々な職業に就き普通に生活しながらも、抜群の身体能力と精神力を併せ持つ100人が挑戦する。4つのステージをクリアできれば完全制覇とルールはいたって簡単だが、回を進む度に難易度が上昇している。
現在までに完全制覇者は4名計5回。完全制覇者が出ることで大リニューアルが施されておりそれぞれ、
第1期 第1回〜第4回(完全制覇者:秋山和彦)
第2期 第5回〜第17回(完全制覇者:長野誠)
第3期 第18回〜第24回(完全制覇者:漆原裕治)
第4期 第25回〜第27回(完全制覇者:漆原裕治)
第5期 第28回〜第31回(完全制覇者:森本裕介)
第6期 第32回〜
と分けられている。
ニコニコ動画では、この番組のようなハードな運動能力が必要とされる動画につけられることがある。また少なからず放送自体の動画も存在する。
唯一室内で行われた大会。山田勝己や山本進悟、当時筋肉番付の顔であったケイン・コスギ、大森晃(おさる)が出場。FINAL進出は4名。大森晃は完全制覇まで残り3m地点まで迫り、最優秀成績者となった。
山本進悟はこの回から第32回大会まで皆勤を続けている。
この大会から会場が緑山となる。秋山和彦、池谷直樹が初出場。この大会では史上ただ1人の女性での1stクリア者が現れている。
3rdの新エリア「パイプスライダー」は、この大会以降、長きにわたり3rd最終エリアとして挑戦者の前に立ちはだかる。最初の挑戦者だった山本進悟をはじめ脱落者が続出。着地に失敗し、着地地点に顔面からぶつかった者もいた。FINALに進出したのは体操選手の田中光と2回目の挑戦となる大森晃。最優秀成績はゴールまで残り2mに迫った田中光のものになった。
1stにローリング丸太が新設され、前回のファイナリストである田中光を含む41名がここでリタイア。SASUKE先生こと朝岡弘行が初出場だったり、揺れる橋で股間を打った自衛官がいたりした。
今大会山本進悟が史上初となる1st、2nd同時最速タイムを記録。FINALには山田勝己、山本進悟、そして3連続のFINAL進出となる大森晃を含む5名が進出。山田は今大会最も頂点に迫り、以後完全制覇に最も近い男と呼ばれるようになった。
秋山和彦が史上初の完全制覇を達成。
過去最多37名が1stをクリア。しかし前回ファイナリストの山本進悟と大森晃が1stで初のリタイア。
3rdにアームバイク、クリフハンガーが新設。さらにパイプスライダーのゴール地点が離され脱落者が続出。その中でただ1人クリアしたのは3rd初挑戦だった秋山和彦。FINAL STAGEの綱登りを驚異的なスピードで登り切り、6.0秒残しで完全制覇達成となった。
そして山田勝己らによって胴上げされた後、3rdの沼地にぶち込まれた。
余談であるが今大会初出場のダイバー、トラビス・アレン・シュレイダーがパイプスライダーのレールから脱線したのは有名。ちなみに彼は史上2人目の1st、2nd同時最速タイムを記録している(2ndのゴールは山田勝己と秋山和彦の方が早かったがゴール地点でパフォーマンスを行っていた。)さらには放送されていないがパイプスライダーの着地にも成功している。
大リニューアルが施されジャンプハング、そり立つ壁が新設され多くの挑戦者を飲み込んだ。コングこと高橋賢次は今大会が初出場。73人目までクリア者0の中、初出場の竹田敏浩が1stをクリア。その後クリアしたのは山本進悟、山田勝己のみであり当時最少のクリア者3名となった。
しかし、2ndをクリアしたのは山本進悟ただ1人。3rdにはボディプロップや上り段差が増えたクリフハンガーが新たに追加されたが見事に突破、しかしパイプスライダーで限界を迎え沼に沈んだ。今大会後山本進悟はかねてから交際のあった現在の妻と結婚した。
最初の挑戦者から82人連続リタイアというSASUKE史上最低記録の状況のなか、ジャンプハングを上から進むという方法を初めて実践したゼッケン83、体操の畠田好章をはじめ、クリア者は5人。その全員が3rdに進出。3rd最後の挑戦者となった山田勝己はパイプスライダーの着地に失敗し、地面に転落した。その後SASUKEを続けるかどうかを古館伊知郎にやたらと責められていた。
1stはジャンプハングの飛距離が縮められたためか難易度が低下、ケイン・コスギとジェームス岡田が最上段に手をかけた。山田勝己はこれまでリタイア経験のなかった1stでまさかのリタイア。全カットだが長野誠が初出場。
2ndは新エリアにチェーンリアクション、スパイダーウォークに下りの移動が追加。これまでリタイア経験のなかったケイン・コスギを飲み込んだ。このリタイアでケガをしてしまい、直後のスポーツマンNO.1決定戦で優勝を逃した。弟のシェイン・コスギは唯一兄に勝る結果となった。
山本進悟がリニューアル後初めてFINALに進出するも開始4秒で肩を脱臼しリタイア。
余談ではあるが、この第7回大会がSASUKE全大会中最も視聴率のいい大会だったりする。総合演出の乾雅人は後に「第7回大会はすべてにおいてパーフェクト」と語っている。
今大会はケイン・コスギや照英、初出場初クリアを果たした中田大輔等『スポーツマンNo.1決定戦』の出場者が活躍。天気が非常に悪い中行われたため新エリアの五段飛びをはじめ様々なエリアが滑り予期せぬリタイアが続出。
その中でケイン・コスギが4度目の3rd挑戦で始めてFINALに進出。また今大会初出場のブルガリアの鉄人ヨルダン・ヨブチェフは1stを0.00秒残しという奇跡のクリアを果たし、第2期以降唯一となる、初出場でのFINAL進出を果たす。挑戦前に台風接近による大雨となり、スパイダークライムが滑りヨルダン・ヨブチェフが180度開脚し落下。ケイン・コスギは滑りながらも綱登りまで到達するが半分登ったところでタイムアップ、直後に「ケインの悔し涙かこの雨はー!!!」と古館が実況した。
この大会を最後にケイン・コスギはSASUKEから姿を消した。
今大会の山田の結果は山田勝己を参照。
後のオールスターズ白鳥文平が初出場。なかやまきんに君、長野誠が初めて1stをクリア、引退宣言から復帰した山田勝己も順当にクリアし、池谷直樹も第4回以来のクリアとなった。秋山和彦はまさかの5段跳びリタイア。ゼッケン100が1st第1エリアでリタイアしたのはこの大会だけである。
今大会は個性的な選手が多く、会場が沸く場面が非常に多かった。
3rdはリニューアルが施されランブリングダイス、ランプグラスパーが新設、クリフハンガーには下りの段差がつけられた。長野誠はただ1人3rdの最終エリア、パイプスライダーまで到達した。
10回記念のためゼッケンが901〜1000となっている。今大会が「飛べないスーパーマン」立川福裕の最後の挑戦だったりする。オールスターズがゼッケン1000の山田勝己を残し全滅。山本進悟は第4回から今大会まで秋の大会(偶数回)は全て1stでリタイアしており、「秋のジンクス」と呼ばれた。
山田勝己は実に4大会ぶりに3rdに進出、パイプスライダーまで進出するも最後の着地で無念の転落。相変わらずキツい責め方をしてくる古舘伊知郎からのインタビューの中、
「俺には…SASUKEしかないんですよ…」
と涙を流し答えた。
SASUKE史上最高の名言と言っても過言ではないこの台詞は山田勝己の挑戦の度に流されることとなる。そしてこの歴史的大会を最後に、山田勝己は3rdに進出していない。
大会前に初のオーディション実施。個性的なキャラクターの参加者もよく見られた(名前が26文字で出場者史上最長の選手など)
秋山和彦が7大会ぶりに1stをクリア。0.03秒残しという奇跡のクリアを果たし、多くのSASUKEファンの涙を誘った。白鳥文平が初めて1stをクリア。小林信治が今大会初出場、3rdパイプスライダーまで進出した。
中田大輔は今大会でランプグラスパーに3連敗を喫した。長野誠がパイプスライダーで完璧とも言えるジャンプを見せFINAL進出。ちなみに挑戦時の恰好が珍しく白Tシャツでパイプスライダーの時には上半身裸だった。
これまでいろんな意味で活躍していた「和製ブルース・リー」こと飯島豊久が1stでターザンロープを触らずロープクライムに飛びついたが結果はタイムアップだった。
初出場ゼッケン1の山田康司がいきなり1stをクリアという衝撃の幕開けでスタート。まちゃ先生こと小林正明は今大会初出場。中田大輔が初の1stリタイア。
山田勝己はスパイダーウォークで2nd最初のエリアのチェーンリアクションで着用する滑り止めの手袋を着用したまま突破したことで失格になった。今大会、2ndでリタイアを喫したのは山田勝己のみであり、この大会を最後に2ndに進出していない。
今大会だけクリフハンガーの着地地点がやけに近くなっている。ファイナリストは8回目の出場でついにその切符を掴んだ「SASUKE先生」こと朝岡弘行、白鳥文平、そして1st、2ndの同時最速タイムを叩き出した長野誠(歴代3人目)の3名。長野誠がゴールのボタンを押すも0.11秒足りず完全制覇は叶わなかった。
今大会を最後に古館伊知郎が実況を降板、数々の名言を残した彼の復活を望む声は多い。
完全制覇者が出た訳ではないが1stが大リニューアルされ、床の色が黒に変更された。今大会前にSASUKEトライアルが開かれ、それを参考に出場選手が決められていた。ちなみに山田勝己はトライアルを突破していたが、今大会は自身初の欠場。以降皆勤賞は山本進悟のみとなった。
2ndでは1人目から5人連続のリタイア、山本進悟も久々の2ndリタイアとなった。しかし、池谷直樹がその流れを断ち切り以降は5人連続のクリアラッシュが起きた。
前回3人のクリア者が出た3rdは新しくカーテンクリングが追加されたのみだったが、全員が移動に苦戦。長野誠は3大会連続となるFINAL進出。しかし今回もゴール直前でタイムアップし完全制覇ならず。
初の冬開催。1stが全9エリアとなり制限時間が1stで初めて100秒を超えた。SASUKE新世代の先駆けとも言える長崎峻侑や、当時マッスルミュージカルメンバーの石川輝一が初出場。
2ndでは新エリアにメタルスピンが登場。オリンピックメダリスト、ポール・ハムがゴールをぶち破ったり、白鳥文平がバランスタンクで思いっきり頭をぶつけたりと波乱が起きた。
3rdはパイプスライダーの前半に3つのエリアが追加され最多のエリア8つとなった。最優秀成績者は1stでゴールのボタンを足で押した小林信治、3rd最初の挑戦者であった。
まちゃ先生は12回に続きまたボディプロップを壊した。
真夏の猛暑の中の大会となり、今大会までリタイア経験のなかったヨルダン・ヨブチェフと小林正明など多くの有力選手が1stでリタイア。あまりの暑さで白鳥文平が熱中症になったが、それを跳ね除け3rdまで駒を進めた。
長野誠がメタルスピンで初の2ndリタイア。長崎峻侑が3rdに初めて進出。竹田敏浩が初めて最後の挑戦者となり、3rdクリアはならなかったが初の最優秀成績者になった。
元野球選手が多く出場したが1stで全滅。コング高橋が第7回以来久々の出場。出場したかったが枠から溢れテストプレイヤーをしていたらしい。12年後に活躍する森渉は今大会が初出場。第2期有力選手の大半が1stをクリアし、2nd進出者は第2期では最高の16人となった。
しかし久々の2nd進出となった秋山和彦をはじめ、鬼畜化したメタルスピンで挑戦した15人中7人が飲み込まれてしまう。中でも小林信治は奇麗なくの字で落ちた。
竹田敏浩「皆見て、ゴムがビヨーンって伸びてなかった気がする。」
3rdではジャンピングバーの数が6本から4本に減らされ、難易度が低下。山田康司がデビルブランコを初めて突破するも直後に力尽きる。その後白鳥文平が休憩場所で勢いをつけるという方法で簡単にクリア。惜しくもパイプスライダーでリタイアとなったが、初の最優秀成績者となった。
長野誠が7年ぶり、史上2人目となる完全制覇を達成。
リー・エンチが台湾代表として初出場。山田康司はメタルスピンの跳躍ミスで初の2ndリタイア。中田大輔は交通事故により握力がない中メタルスピンを気合で耐え抜き、第11回以来となる3rd進出を果たした。
完全制覇有力候補として数えられていた白鳥文平が3rd序盤ボディプロップでまさかのリタイア。長崎峻侑が2回連続でリタイアしていたクリフハンガーをクリアし、その勢いのまま他のエリアも攻略。第2期以降唯一10代でのファイナリストとなった。
長野誠は前回リタイアしたデビルブランコも落ち着いて対処、3大会ぶりのFINAL進出を果たした。長崎峻侑の挑戦を見届け、4回目の挑戦でついに魔城攻略。
初田アナの「ゴールには何がありましたか?」という質問に「ここには本当は、俺的には何もないんです。」と答えた。感動の涙を流し、オールスターズと長崎峻侑に祝福の胴上げをされた後、3rdの沼地にぶち込まれた。
SASUKE、それはかけがえのない仲間。大切なものはいつも傍らにあった。大切なものはずっと心の中で輝いていた。
ついに陥落した鋼鉄の魔城・・・しかし・・・
究極のサバイバルアタックSASUKE 新たな戦い
完全制覇者が出たため大リニューアル、床の色が赤に変わった。ひろみちお兄さんこと佐藤弘道や、サスケ君こと森本裕介が初出場。当時サスケくんは、中学3年生で今大会の最年少出場者であった。第1エリアとなるロープグライダーは多くの挑戦者を飲み込み、最初にクリアしたのは長州小力。
2ndはサーモンラダーという腕力エリアが登場したことで通過点とは言えない難易度に。竹田敏浩は初出場時以来の2ndリタイアを喫した。3rd進出は長野誠、長崎峻侑、コング高橋の3名。
3rd最大の目玉は新クリフハンガー。2つ目と3つ目の突起の空白が大きく離されたことで難易度が大幅に上昇。進出者3名がここで全滅し、もはや誰もクリアできないだろうと言われていた。この頃は。地味に第8回大会以来となるアームバイクが復活、もちろん誰も落ちなかったが。
当時放送されていたサスケマニアでは今大会の長野の挑戦が特集された。
山本進悟「何でこんな体力あんの、このオヤジ」
竹田敏浩「よくわかんない、やっぱり」
白鳥文平「なんなんだあの人は一体」
山田勝己「早すぎんねん、俺に5秒くれ」
今大会のゼッケンはマラソンによって決められ、ゴールした順に好きなゼッケンを取る形式であった。その結果ゼッケン100が初出場の福男の手に渡ったことが、SASUKEマニアの間でたまにネタにされたりする。結果は1st第3エリアでのリタイアと実に地味。
長野誠「100番誰が取ったの?」
SASUKE史上最悪の大会とも言える大会。前回6人しか突破していない1stがさらに鬼畜化。特にフライングシュートが強烈な難易度を誇り、長野誠や長崎兄弟が飲み込まれた。クリア者は第3期初挑戦だった山田康司と新SASUKE唯一連続クリアの鷲見裕二、過去最少の2名となった。
その2人もサーモンラダーでリタイア。SASUKE史上唯一の2nd全滅となった。3rdはリニューアルが施されていたが次回に持ち越しとなった。
ちなみに奥山義行が今大会初出場。他には1stでズボンが脱げずそのままスタートした男がいたり、誰も挑戦しないままお蔵入りにされた2ndのエリアがあったりした。
第10回大会と同じくゼッケンが1901〜2000の特別仕様になっている。スポーツマンNo.1決定戦で活躍していた宮崎大輔とワッキーの初挑戦が目玉とされ、池谷兄弟や小林信治、ヨルダン・ヨブチェフなど豪華な顔ぶれが揃った。が、ほとんどが1st中盤で力尽きる結果となった。菅野仁志は今大会初出場。
1stでは前回空気だったハーフパイプアタックで山本進悟をはじめとする有力者の着地ミスが続出。結局クリア者は初クリアの奥山義行、アメリカ代表リーヴァイ・ミューエンバーグ、そして長野誠のみだった。続く2ndではサーモンラダーの幅が少し狭くなり、難易度が下がったものの奥山義行と長野誠がリタイア。
ただ1人クリアしたリーヴァイ・ミューエンバーグも新クリフハンガーでリタイア。その後のインタビューで「日本人を跳ね退けての最後の1人となりました」と言ったアナウンサーに対し「SASUKEではアメリカやとか日本とか国籍は全く関係ないと思う。なぜならSASUKEは人間の限界を追求する競技だから」と残した。
今大会、当時史上最長の4時間の放送となったが、上記の結果からそのうちの3時間が1stに費やされてしまった。
前回、せっかくリーヴァイ・ミューエンバーグが国籍関係ないと言っていたのにテーマが「日本VSアメリカ」となった。尤もアメリカ勢(というかリーヴァイ・ミューエンバーグ)が3rdに進出できなかったため、最後の方はテーマが大分忘れられていたが。
史上唯一新エリアのない大会である(センディングクライマーがハングクライミングとなったがコンセプトは同じ)。今大会では漆原裕治(特別枠)、川口朋広(予選2位)、又地諒(3位)、朝一眞(4位)、佐藤惇(5位)、橋本亘司(7位)といった後の新世代と呼ばれる面々が初出場しサスケマニアで大々的に特集が組まれた。しかし誰一人として1stをクリアすることは出来なかった。日本予選組のすぐ後に登場となったリー・エンチが軽々とクリアしていったため、余計に悲壮感が漂う。
1stのクリア者が9人に増加。しかし2ndではリー・エンチから5人連続のリタイア。宮崎大輔は初挑戦ながら見事にその流れを断ち切り最初のクリア者となった。
竹田敏浩は久々の3rd進出で史上初めて新クリフハンガーをクリアした。今大会、長野誠が初めて挑戦した最終エリア、グライディングリングは異常なほど滑らず、少しずつしか進めなかった。そのため今大会後は勝手に最後まで滑るようになった。
この頃からゼッケンがあるにも関わらず放送順がめちゃくちゃになり始めてきた。秋山和彦がゼッケン20、山本進悟が31とオールスターズが前半に登場し、宮崎大輔、ポール・アンソニー・テレック、池谷直樹らスポーツマンNo.1決定戦の有力選手が後半に固まるという変わったゼッケンの並びとなった。ひろみちお兄さんは初の1stクリア。
菅野仁志の3rd進出、漆原裕治の第3期初のFINAL進出から、新世代の名前が大きく出るようになってきた。今大会の予選は前回大会のようなSASUKEトライアルは開かれず、初っ端から綱引きで予選出場者の半分が脱落するというものだった(しかも雨が降っていた)。SASUKEオールスターズや有力選手がリタイアするなか、予選会からの選手が活躍するというまさに「名もなき男たちのオリンピック」へと回帰した大会と言えるだろう。
この2人が大きく注目されたが奥山義行、リー・エンチが初めて3rdに進出した事も忘れてはいけない。特に体操のひろみちお兄さんがサーモンラダーまでもをクリアしたのは衝撃だったのではないだろうか。
余談ではあるが山本進悟はハーフパイプアタックとそり立つ壁の間で何故かバランスを崩し落下。第20回で落ちてからというものの後の第24回では2度も着地に失敗しタイムロス、さらにAmerican Ninja Warriorで行われた日本代表VSアメリカ代表の特別企画では着地で靴が脱げてそり立つ壁を登れなかったりとこのエリアとは妙に相性が悪い。
テーマはやっぱり「オールスターズVS新世代」
予選会から6人中4人がクリアし、常連組もクリアラッシュが続き第3期では最多の16名がクリア。山本進悟は第3期初の3rd進出を果たした。橋本亘司、佐藤淳は初の1stクリア。
長野誠が1stでリタイアしたものの、セットの不備ということで前代未聞の再挑戦。ステージの終盤まで行ったことで誰もが無理だと口にした。しかし長野誠は疲れを感じさせない動きでリタイアしたスライダージャンプへ到達。ちなみにこのエリアに着いたタイムが1回目より早い。見事1stをクリアしたことで長野は神となり、山田勝己からミスターSASUKEを襲名した。小笠原アナによって勝手に。
2ndステージでは予選会組のリタイアラッシュが続くも久々の2nd進出となった山本進悟やコング高橋などのベテラン勢をはじめ7名がクリア、全員が3rdステージ経験者であった。
3rdでは4大会ぶりの進出となったコング高橋が新クリフハンガーをジャンプせず手を伸ばすという方法でクリア。3年ぶりの3rdとなった山本進悟は、第1エリアで持病の左肩脱臼が再発しやむを得ず棄権。そんな中、菅野仁志と長野誠(横綱)がFINAL進出。しかし今回も完全制覇はならず。
なお、今大会と第24回には第1~3回のファイナリスト、大森晃が出場した。
漆原裕治が3年3ヶ月ぶり、史上3人目の完全制覇を達成。
前回完全制覇者が現れず決着がつかなかったため急遽開催、意味はわからないがそういう事らしい。1stから前回のファイナリスト2名がリタイア。オールスターズも終わってみれば竹田敏浩のみがクリアという結果に(山田勝己は終始テロップに引退と付けられていた)。1stクリア者12人の内、初クリア者は川口朋広のみで他は全て2nd経験者という顔ぶれになった。
3rdでは初の3rd進出となった橋本亘司のクリアから第3会大会以来となる歴代最多タイの5名がFINAL進出。この大会では新クリフハンガーを3rd進出者7名全員がクリアした。第18回大会の絶望感がウソのようである。クリア者の中でも初出場から10年越しの念願が叶ったコング高橋のFINAL進出は涙なしには語れない。そしてその後の竹田敏浩の13度目の3rdリタイアはもっと涙なしには語れない。長野も涙を流した。
FINALステージでは最初の挑戦者であった橋本亘司がいきなりゴール目前まで迫ったり、コング高橋が命綱をGロープに絡めてしまい進めなくなるというアクシデントもあった。そんな中、圧倒的な速さを見せた漆原裕治が見事に完全制覇を達成した。放送後に漆原裕治が履いていたゴム足袋に非難が集まったが、実際リー・エンチ以外4人共ゴム足袋を履いている。
完全制覇した漆原裕治にはNISSANのFUGAが贈られた。3rdの沼地にはぶち込まれなかった。
完全制覇者が出たため大リニューアル、かと思われたがローリング丸太や初代ジャンプハングなど懐かしいエリアが復活し、床が緑色になった。その他のエリアもマイナーチェンジが多く、少々ネタ切れを思わせた。47都道府県、世界各国から代表が出場し、ゼッケンもくじ引きになったが、代表制はただの地元紹介なだけだったり、くじ引きも有力者が一定の番号に固められていたりなどあまり意味がなかった。日置将士、岸本真弥は今大会初出場。2nd進出者全員が過去の1stクリア者となった。
長野誠が1stサークルスライダーでリタイアする中ゼッケン100の漆原裕治は「大丈夫だ!長野さんより1cm高いんだから!」と気合を入れ見事クリア。2ndダブルサーモンラダーにてバーが外れ転落、かと思われたがバーの端が引っかかり落下は免れた。漆原裕治もまた神になったものの流石にどうしようも出来ずリタイア。
3rdではもはやヤケクソとしか思えないアルティメットクリフハンガーが登場。あまりの難易度上昇から「クリアさせる気がない」「考えたやつバカ」など言われていた。この頃は。
EXILEのNAOTOが出場することが推されていたが、そんなことより山田勝己が3度目の引退撤回を果たし復活。アメリカ代表が多くクリアするなか、日本人は新設されたローリングエスカルゴで有力者が多数リタイア。日本人に限るとゼッケン85の石川輝一までクリア者なしである。長野は今大会で3大会連続で1stリタイア。
あまりの見せ場のなさに編集が過去最悪のものとなり、2ndでゼッケン98の橋本(リタイア)の後にゼッケン97(クリア)の奥山が放送という入れ替わりが起こった。最終的な結果はアルティメットクリフハンガーを誰も超えられず。
漆原裕治が史上初、2回目の完全制覇を達成。
菅野仁志がゼッケン1でクリアしたことを皮切りに1stを27人がクリア。又地諒、朝一眞、森本裕介が初の1stクリア。後ワッキーも初のクリア。最速タイムはデイヴィッド・キャンベルの脅威の44.32秒残しである。あまりのクリアラッシュにクリアしたのに放送がダイジェストという、フィンスイミングの人を思わせる扱いを受ける挑戦者が多い。アメリカ代表は10人中9人クリアしたことでより顕著。ちなみにリタイアした1人は後の大会で活躍するドリュー・ドレッシェルであり、ハーフパイプアタックの着地地点が明らかに固くなったこともあり、着地でケガをしそり立つ壁で棄権。その後担架で運ばれた。
続く2ndでは難関ダブルサーモンラダーと、長野誠への嫌がらせで残っていたメタルスピンが久々に本気を出し、3rd進出者は10名。奥山は6大会連続3rd進出の記録を打ち立てた(竹田の7大会連続に次ぐ記録)。
3rdはまたしても復活を果たしたアームバイクやアルティメットクリフハンガーが第3エリアに移動した事により難易度は大幅に低下、橋本亘司がアルティメットクリフハンガーを初めて攻略。FINAL進出は又地諒と漆原裕治。
FINAL STAGEは第1期と同じ綱登り一本勝負だったが、敗れた又地諒もゴール目前まで迫り、確実に選手のレベルが上がっていることを実感する大会にもなった。
451日ぶりに復活(過去最長のブランク)。テーマは「SASUKEオールスターズ最後の戦い」と銘打たれ、すでに引退気味の白鳥文平以外の5人の引退がテーマとされた。大リニューアルが施され、中でも注目は2ndで追加された水中エリア「バックストリーム」と、3rdに新設された突起から1.8m背面の突起へ飛び移るという、アルティメットとは違った進化を果たした「クレイジークリフハンガー」。特にクレイジークリフハンガーに関しては番組MCが「バカじゃないの?」と思わず言ってしまうほどのエリアであり、「100%無理」「さすがに酷過ぎる」とか言われていた。この頃は。
オールスターズは1stで全滅。秋山和彦、山本進悟は引退を告げ、山田勝己も引退を決めた(4回目)。長野誠と竹田敏浩は普通に次も出るコメントを残しているあたり、やっぱりこの番組のテーマは崩される運命となるようだ。
今回も完全制覇後お約束とも思えるクリフハンガー全滅。漆原裕治も初の3rdリタイアとなった。
テーマは「オールスターズVS新世代VS黒虎」(by山田勝己)
今大会は引退した山田勝己が新たにコーチとして予選会から選んだ4名からなる「山田軍団 黒虎(くろとら)」が登場。
47人目に登場した、注目の1人目「セガ」は、ジャンプハングでリタイア(山田「トランポリンを踏み損ねるか」)
2人目「エビ」はそり立つ壁でリタイア(山田「もう1回行け!う〜む」)
3人目「アリ」は第1エリア、ロングジャンプでリタイア(山田「これもSASUKEや、おもろいやろ?」)
最後4人目「イケメン」も第1エリアでリタイア(山田ノーコメント)
無念の全滅となった4人の放送時間は解説含めて2分58秒。ちなみに1stステージクリア者は21名。その後の反省会では「これがSASUKEの厳しさ」とまとめた。
尚、放送前に引退した山田勝己が今大会の1stをyoutubeにてわかりやすく解説している。
ロングジャンプ「スピードにのれ」
ロググリップ「死ぬ気で抱きつけ」
ヘッジホッグ「全くわからない」
新ジャンプハング「前を見ずに下を見ろ」
そり立つ壁「右から5歩で行け」
ターザンロープ、ロープラダー「ロープを掴んでキュッキュッ」
尚、テスターとして10年ぶりに3rdに挑戦している。
さて、1stでは前回引退を明言した山本進悟が引退を撤回し、予選枠としてゼッケン36で出場。今大会の1st最初クリア者となった。日置将士が初の1stクリア。第19回以来久々に長崎峻侑が出場した。
最優秀成績はクレイジークリフハンガーを唯一クリアしたサスケくんこと森本裕介。しかし惜しくもパイプスライダーで落下。
「SASUKE ASEAN OPEN CUP 2014」の日本代表は上記の森本を含めての3rdに進出した4人(森本裕介、コング高橋、朝一眞、菅野仁志)に、皆勤賞の山本進悟を含めた5人。結果は団体戦で2位、個人戦ではサスケくんが第2位、コング高橋が第3位となった。(ちなみに団体第1位はアメリカ。個人第1位はドリュー・ドレッシェル)
第10回、第20回記念大会と同じくゼッケンが2901〜3000の特別仕様になっている。
SASUKEオールスターズの白鳥文平が第21回大会以来、「和製ブルースリー」と呼ばれた飯島豊久が第14回大会以来の出場となった。
1stはゼッケン70番台以降からクリアラッシュが続出、第27回以来となる27名がクリア(が、1人がクリア後に棄権したため26名になった)。岸本真弥が初の1stクリア。第23回大会以来となる長野誠、山本進悟、竹田敏浩のオールスターズ3名が揃ってクリアした。
続く2ndはオールスターズ3人をはじめ、前回最優秀成績のサスケくん、2ndリタイア経験のないコング高橋がリタイアするなど大波乱が続出してクリア者は9名に。
3rdは挑戦した9名全員がクレイジークリフハンガーまで進出するも6人がリタイア、それらを突破しFinalに進出したのは3rd初挑戦の川口朋広、27回以来の3rd進出の又地諒の2名。
FINALは第2期をリニューアル(スパイダークライムの固定化、綱登り区間の延長)した程度だったが、川口朋広が残り9m地点で、又地諒が残り2mで惜しくもタイムアップとなり、完全制覇は果たせず。
今大会は30回を記念して初のDVD化がされており、全ての挑戦をノーカットで見ることが出来る。ダイジェストコンビの長崎峻侑、リー・エンチ、ほぼいない人扱いされている石川輝一や、案の定カットされたフィンスイミングの人などダイジェストで終わってしまった挑戦者の活躍を見たい方は是非。
森本裕介が3年9ヶ月ぶり史上4人目の完全制覇を達成。
今大会は「原点回帰」をテーマに復刻含めた新エリアが合計5つ登場している。第7回大会以来となる丸太登りがリニューアルされ復活した。
1stはゼッケン31の日置将士の時間ギリギリのクリアから始まり、ゴールデンボンバー樽美酒研二の3度目の挑戦で初の1stクリアなど前回のような猛烈なクリアラッシュとまではいかないものの17人がクリア。しかしオールスターズの山本進悟・竹田敏浩が揃って第1エリアでリタイア。さらに長野誠、漆原裕治、又地諒が3人連続でそり立つ壁でリタイアするなどの波乱も起きた。
実力者が苦戦する中、初出場となるタヒチアンダンス講師ラギヴァル・アナスターズは35.68秒というぶっち切りの最速タイムを叩き出した。また、初めてジャニーズからの挑戦者としてA.B.C-Zの塚田僚一が出場し、1st最終エリアまで到達した。
2ndではクロススライダーや上下構成になったサーモンラダー、バックストリームなどで苦戦したり落下する挑戦者はいたが4大会連続のクリアを果たした朝一眞、菅野仁志を始め8人が3rdに進出。
3rdでは新エリアのサイドワインダー・Rに苦戦する挑戦者はいたものの、前回同様全員がクレイジークリフハンガーまで進出、サスケくんは第29回のパイプスライダーの雪辱を見事に果たし、ファイナルステージ進出。朝一眞は4回目のクレイジークリフハンガー挑戦もリタイアしてしまうが、菅野仁志は初めて突破。歓喜の涙を流し、続くバーティカルリミットで力尽きたものの、いつもと違いその表情は晴れやかだった。
余談ではあるが今大会の裏で行われたニコニコ生放送内で川口朋広が冷静な分析、解説を行ったことにより総合演出乾雅人によって「教授」のあだ名がつけられた。
完全制覇者が出たことにより大リニューアル、放送日前に「水曜日のダウンタウン」で山田勝己と秋山和彦が先んじて1stに挑戦し、2人揃って新エリアのクアッドステップスからローリングヒルへの移動でリタイアし、2人の実力を知るファンに今大会のSASUKEの難易度を痛感させた。
森本裕介は仕事の関係で欠場。新エリアに加え既存エリアも何かしらで手を加えられており、公式から発表されたウルトラクレイジークリフハンガーには驚愕の声が湧き起こり、第18回から続く「完全制覇後はクリフ超えられず100人全滅」という伝統から今回もそうではないかという予想が立てられていた。放送日までは。
1st先述のクアッドステップスに加え、タイファイターとダブルペンダラム(ANWに似たようなエリアがあり珍しい逆輸入エリア)が新設。オルゴールでは上部を登れないようになっていたり、タックルは前回まで合計480kgを押していたが今回は合計860kgを押すようになったりとマイナーチェンジが加えられた。
2大会連続で3rdまで進出していたゼッケン31番の日置将士がまさかのリタイア。続いて今大会3人が登場した山田軍団・黒虎も山田勝己の作った看板が重過ぎたためあえなく全滅。その結果、26回以来の前半での1stクリア者がゼロの大会となった。久々の出場となったブレント・ステッフェンセンをはじめ8人がクリア。うち初クリアは3代目SASUKE先生の称号を得た中学校教師教師鈴木祐輔とスウェーデン代表の大学生アンドレ・シム。夜露によりエリアの各所が濡れ、安全面の関係からゼッケン94のラギヴァル・アナスターズ(今大会で史上7人目の1st,2nd同時最速タイムを達成)から2日目に延期することとなった。連続クリアしていた朝一眞や菅野仁志に日置将士、3rd突破に最も近いと言われた漆原裕治、又地諒、岸本真弥などのいわゆる新世代と言われる挑戦者の多くが1stリタイアを喫し、結果新世代組で生き残ったのは川口朋広のみとなった。
余談だが武尊はクリア目前まで迫るもロープを掴んでキュッキュッとする際にロープを掴み損ねる痛恨のミスから着水しリタイア。
そして今回をもって第2期完全制覇者の長野誠が引退を表明。竹田敏浩、山本進悟がリタイアし2人からの同時気合入れで長野誠の最後の挑戦が始まった。新エリアも慎重にこなし因縁のそり立つ壁にたどり着く。十分に休憩してからの1回目は跳ね返されてしまうが、2回目でついに超える。かつて見たことがない長野誠の1stステージにおける時間との戦い、その結果はわずかに時間が足りずタイムアップとなった。朝や漆原らは「全然出来る」と驚きの声を上げ、山本進悟をはじめ見守っていた有力選手、観客らが皆涙を流していた。
その後行われた引退セレモニーでは、オールスターズ・新世代・総合演出の乾雅人の寄せ書きが記されたペナントと1stゴールの赤いボタンがプレゼントされた。最後のスピーチでは
「このSASUKEを通して、今の若い子や子どもたちがこの私の16年間を見て、夢や希望、そして目標を持ってくれたら、ここまで頑張ったことに対して、本当に喜びを感じて悔いなく引退できると思います。」
と締めくくり、伝説となった長野誠の16年の戦いに幕が下りたのだった。そして、オールスターズや新世代の仲間たちに胴上げをされた後、1stの沼地にぶち込まれた。
2ndでは懐かしき逆走コンベアーがリバースコンベアと名前を変えて復活。さらにバックストリームでは水流が1本追加された。しかしなんと1stを突破した全員がクリア。これは第6回以来となる快挙である。どうでもいいが2ndではMC席にノンスタイル井上とホラン千秋しかいなくなっていた(2ndが2日目に延期となってしまったため、本来の予定にはない収録となったからだと思われる)。
3rdには上り段差のついたドラムホッパー、第27回以来となるフライングバー、2,3本目に触れた瞬間60cm落下するようになったサイドワインダー・Rが登場。さらに、突起が電動で動く+背面跳びが2回のウルトラクレイジークリフハンガーと段差が2つとなったバーティカルリミットが途中休憩地点なしの連続エリアになった。最終エリアにはお馴染みパイプスライダーが待ち構え、最後まで気が抜けない。第5期では挑戦者全員がクリフハンガーまで到達していたが、第2エリアに設置されたフライングバーの影響などで、その環境が大きく変わったと言える。特に、後半の挑戦者は雨が降ったことでフライングバーが凶悪な難易度となっていた。そんな中でもウルトラクレイジークリフハンガーはいつもの大リニューアル時のクリフハンガーの例に漏れず「悪ふざけしすぎ」「出来るわけがない」「製作者の頭がウルトラクレイジー」とまで言われていた。ちょっと後までは。
その中で驚異のパフォーマンスを起こしたのはアメリカ代表のドリュー・ドレッシェル。1stでは夜露でかなり滑り、危険性を訴えても競技が中止されない中でクリアを果たした彼は、なんとウルトラクレイジークリフハンガーを初見で突破。バーティカルリミット突入直後にリタイアしたが出場4回目にして自身初の最優秀成績を記録した。
毎回放送時間の関係上仕方ないのだが、挑戦がカットされてしまう選手は数多くいる。その中でこの場を借りて1人の挑戦者の紹介をさせていただきたい。
その男の名は佐藤惇。第21回大会で初出場し、第23回大会で初の1stクリア。続く第24、25回大会でも2ndには進出しており、なんとWikipediaに個人で記事がある。当時はパルクール高校生と呼ばれており低い声が特徴の彼、6年もの間出場がなかったが久々の出場となった今大会で初の3rd進出を果たした。ウルトラクレイジーハンガーの最初の跳躍まで進み成績も2位タイ、日本人では最優秀成績を果たした。
ファンならば出場者一覧で彼の名を見たときにちょっと懐かしい気持ちになり、1stクリアをダイジェスト扱いされた瞬間、その後を察した方も多いのではないだろうか。
1997年に産声をあげたSASUKEも今回で20周年を迎えた。記念大会ということで特別招待選手として5年ぶりの出場となった鉄工所社長山田勝己をはじめ池谷直樹も久々に出場。ジャニーズJr.内ダンスユニットのSnow Manから岩本照が初出場。前回は仕事の関係で出場できなかった完全制覇者サスケくんこと森本裕介も復活。解説には長野誠も迎え豪華な顔ぶれが揃った。
真冬の大会とあり朝からセットが凍っている状態という最悪のコンディションとなった1stの新エリアはKUNOICHIで猛威を振るったフィッシュボーンが新設。リタイア続出かと思われたがさすがはSASUKEの選手と言ったところか、パターンを分析して突破していた。
さて、黒虎が全滅する中、まず1stを突破したのは家族にヘボい、(クリアできないのは)筋肉がたりないから、とボロクソに言われた日置将士。武尊、森渉(先述の通り12年越しのクリア)、塚田僚一が初の1stクリア、竹田敏浩も久々のクリアを果たした。
しかし3rd経験者は波乱が続出。中でも漆原裕治や菅野仁志、ラギヴァル・アナスターズの3人はまさかのローリングヒルリタイアという自己ワースト記録を作ってしまった。樽美酒研二はゴール確実と思われたところから痛恨のミス。
後半に入り、有力選手達が次々と落下し会場が諦めムードに包まれていく中、朝一眞がリタイアの流れを断ち切り29.13秒残すハイスピードクリアを記録。これに刺激を受けたドリュー・ドレッシェルが更に朝を上回る31.31秒残しでクリアするという最速タイム争いが繰り広げられた。その中でも佐藤惇は1stのタイファイターで前転を決めるなどの技を見せつつ32.06秒の最速タイムを記録、クリア後にもパルクールで培われたパフォーマンスを見せ会場を大いに湧かせた。放送ではカットだったが。クリア者は13人。
ちなみに長野誠は後輩の高須清輝や竹田敏浩、山本進悟の挑戦時には解説席から飛び出して並走(仕事しろ)、各エリアの攻略法をしっかり解説しつつも「入ってるところが違う」「あんなバカなことをするなって言いたいんですけどね」となかなかコメントは辛辣。
やっぱ俺の教えがいい!!
2ndでは前半の挑戦者たちはサーモンラダーに苦しみ、突破してもリバースコンベアで滑りまったく進めずリタイアが続出。しかし、ここでも朝一眞がその流れを断ち切りそれ以降は全員がクリア。他の挑戦者が警告音を聞きつつクリアしているのに対して、森本裕介はただ1人16秒以上を残すぶっちぎりの最速タイムを記録して王者の貫禄を示した。ちなみにこの時点で、竹田敏浩を応援していたためか長野誠の声がガラッガラになっている。
3rd進出者は朝一眞、今回のダイジェストトリオであるドリュー・ドレッシェル、トランザム佐藤惇、長崎峻侑と森本裕介の5人。新エリアはないもののフライングバーからサイドワインダーRの休憩地点がなくなった他、伝統となっていたパイプスライダー前の休憩バーが撤去された。ドリュー・ドレッシェルを除く4人はフライングバーで落下。ドリューは1人だけトゲピーのチョークバッグを持って挑んだが、前回突破したウルトラクレイジークリフハンガーの2回目の跳躍で落下。しかしそれでも27、28回の漆原裕治以来の連続最優秀成績者となった。この頃になると長野誠の声は完全に擦れていた。
余談であるが塚ちゃんこと塚田僚一は2nd挑戦前他局の生放送に出演しており、当日緑山に到着したのはなんと挑戦の30分前だったという。
腕力、跳躍力、そして多くの人に見られるというプレッシャーに打ち勝つ精神力が必要となる。たとえオリンピックメダリストであっても、EXILE、ジャニーズであっても関係なく落ちる。定番エリアとして、しがみつきエリア、バランスエリア、トランポリンエリア、壁エリア、そして最後にゴール地点まで登るエリ アがある。体重が軽い人が有利と言われているが、体重があろうともそれを補うパワーがあればクリアは可能(ポール・アンソニー・テレック、トラヴィス・アレン・シュレイダーなど)。近年ではタックルなどの重量系エリアも登場した。
第1期〜2期では有力選手の通過点であり、時間との戦いがメインだった。しかし第3期に入り、サーモンラダーの登場によって生半可な身体能力では越える事の出来ない難関と姿を変えた。近年では悲願の1stクリアを果たした選手を沼に叩き落としている。1stの突破人数が多いとたまに鬼畜化するエリアがある。
ほぼ全てが腕力を使うエリアとなり、素早くクリアし腕力の温存することが重要となってくる。ただし全ステージ中唯一制限時間がないため(第29回を除いて、休憩時間には制限がある)、エリア間である程度休憩をとることができる。リニューアルの度に大幅に難易度が上昇し、ここで100人全滅というのは珍しくない。そのため、その次の大会では難易度調整する事も多かった。
完全制覇のための最終関門。番組内で「鋼鉄の魔城」と言われているのはこれのこと。かつてはタイムアップと同時にロープが切られ落下するが、第3期および第5期以降は安全性への弊害があるためかロープは切られなかった。
SASUKEの最初期から活躍し、3rdの常連である6人の有力選手の総称である。いずれも最優秀成績を経験している。結果などはwikipediaに詳しく書いてあるのでそちらを参照。
漆原を始めとする第22回大会以降予選会から成績を残してきた若きメンバーを「新世代」と呼んでいるが年齢もバラバラなので有力選手として一纏めにする。RISINGで3rd進出経験を持つ者やファイナリストを記す。
有力選手以外に、出場回数が多い選手を記す。
第1〜12回までメインの実況を勤めた。筋肉番付のMCも勤めていたため顔を出す機会が多く、唯一移動式の実況席を使っていた。「浪速のターミネーター」といったあだ名、「ガリバーの日曜大工」といったキャッチコピーは常人では思いつかないだろう。また、「おーっと!ここにいたのか!」「出て参りました!」「〜であります」といった独特の言い回しをする。今でも復活を望む声が多い。
「頭に白い手ぬぐいを巻いている!女から見たらこの白い手ぬぐいを巻いている姿が男から見たときの白いナースキャップと同じように清々しく映るのかもしれません!」(第3回山本達也2ndでの実況)
第1回のみサブ実況を担当。
「凄い!見たことない!ガソリンスタンド勤務!普段何やってるんだ!?」(第1回山本進悟1stでの実況)
第2〜12回はサブ実況。その後は何回かいないこともあるがほとんどの大会でメイン実況を勤める。彼と言えばとにかく名前を連呼することであり、その最たる例が第20回記念大会のリーヴァイ・ミューエンバーグの1st。リプレイ含めるとなんと30回以上名前を呼んでいる。さらに今でこそ落ち着いた実況をするが、第1期の頃は美人がローリング丸太に挑んでるときに「俺も丸太になりたい!」と言ったり、和製ブルースリー飯島の丸太登りに爆笑してしまったり、立川福裕では身長と体重の時点で吹き出していたりとテンションが高かった。KUNOICHIではすごく楽しそうに実況する。
「さぁ皆さんご一緒に!世界の!車窓からぁー!」(第11回石丸謙二郎1stでの実況)
第13回のサブ実況を担当し、第31回以降、初田アナに代わりメイン実況に就任。3rdでのエリア間のインターバル時の実況が丁寧なのが特徴。普段は特徴を出さない安定した実況をしているが、時折見せるセンスの良さが好評。
「一番星!!今宵、魔城は陥落したー!!」(第31回森本裕介完全制覇での実況)
第14回からサブ実況を勤め、初田アナがいない大会ではメインも勤める。実況自体はかなりの腕前だが、とにかく世代交代を煽る実況をよくする。その上で、最終的には「新世代もオールスターズも関係ない」と締める。RISING以降は担当していない。
「この男の芸は、この空の様にいつもすがすさ…すがすが…すさを持っています。「アナウンサーまで噛むんじゃねぇ!」ごめんなさい!出川哲郎です!」(第24回出川哲郎1stでの実況)
第22回からサブ実況を勤め、第25回でメインを初めて勤めた。彼の実況は声の大小がはっきりしており、挑戦前は小さな声、名前を言うあたりで一気にボリュームを上げる。SASUKEの場合唐突に落ちる場合も多いせいか声が小さいままリタイアということもあった。小笠原と同じく、RISING以降は担当していない。
「緑山の空に!漆原ァー!舞っていったー!」(第25回漆原裕治1stでの実況)
第25回と第31回のサブ実況を担当。反語を用いた表現や、単純かつ分かりやすい実況が特徴。実は、第20・22・24回では、選手として出場しており(いずれも1stリタイア)、史上初となる選手・実況の両方でSASUKEに関わっている。
「なんなんだ!なんなのかよく分からないが、強い!早い!!怖い!!!」(第31回ラギヴァル・アナスターズ1stでの実況)
第28回から第30回までのサブ実況を担当。
第32回のサブ実況を担当。
「ブレント・ステッフェンセン!ブレント・ステッフェンセン!!まったくブレん!!!」(第32回ブレント・ステッフェンセン1stでの実況)
コンボウ777氏がMinecraftの中で作成したSASUKEのことであり、マンガやアニメの有名キャラクター達が挑戦。有力者のBGMや実況(ゆっくり)、動画の演出など、氏のSASUKE愛が随所に出ている。
ちなみにSASUKEトライアルのワールドデータが配布されており、プレイが可能。目指せ完全制覇。
がめ。氏が主催しているMinecraftSASUKEも参照。
第30回以降の放送の裏では、総合演出乾雅人がニコニコ生放送を行っており、10月8日に非公式ではあるがコミュニティーの生放送としてSASUKE裏チャンネルが放送された。有力選手を招いてSASUKE裏話や過去の大会の話、エリアのアイデア募集など行っている。
またtwitterではハッシュタグ「#SASUKE裏チャンネル」をつけて呟くことでアイデアを募集している。
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最終更新:2026/01/09(金) 22:00
最終更新:2026/01/09(金) 21:00
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