モノアイガンダムズとは、2002年9月26日に発売されたスワンクリスタル用ゲームソフト。
物語は『1st』の終盤から『Ζ』までをベースとしている。明確な主人公がいなかったこれまでの作品と異なり、オリジナルキャラクターであ るシグ・ウェドナーを主人公としているのが特徴。また、タイトル通り、ストーリーの中核を担う存在としてモノアイを装備した3機のガンダムタイプMSが登 場する。本作オリジナルキャラクターのデザインは内田順久が担当。
なお、本作の発売は『ガンダムSEED』放映開始前であったが、隠し機体としてストライクガンダム(初期稿の装備タイプ)が登場する。
一年戦争末期、ジオン公国軍のMS隊隊長として戦っていたシグとその部隊は、仲間の裏切りにより壊滅してしまう。それから7年後、かろうじて一命を取り留めたシグはエゥーゴの一員としてティターンズと戦っていた。そして、ガンダムMk-II奪取任務のために潜入したサイド7のティターンズ基地内で、彼はもう一機のティターンズ製ガンダム「シスクード(エゥーゴ)」と出会い、「プロジェクト・セイレーネ」の存在を知る…
本作の主人公。
本名は「ジークフリード・ウェドナー」だが大仰であるとして嫌っており、周囲には「シグ」と呼ばせていた。
一年戦争時はブラード・ファーレン中佐が艦長を務める「ブラード戦隊」でMS隊長を務めていた。
その中で、自身の部下となったニュータイプ、セレイン・イクスペリ(セラ)と恋仲になる。
その後シャア・アズナブル大佐の指揮下でア・バオア・クーを戦い抜くが、撤退してアクシズへ向かう途中でアイン・レヴィの裏切りによって待ち伏せていた連邦艦隊によって部隊は皆殺しにされ、自身も重傷を負う。
7年後のグリプス戦役ではエゥーゴに参加、アーガマでクワトロ・バジーナ大尉率いるMS隊の一角を担う。
ガンダムMk-Ⅱ奪取作戦でサイド7に潜入した際にティターンズとなったアインと再会し、ティターンズで開発されていたもう1機のガンダムであるシスクードを奪取。以後エゥーゴカラーに塗り替えられた本機を駆り、アインを追うこととなる。
かつては仲間との連携を重要視する有能な指揮官だったが、アインの裏切りやセラを失った悲しみから自分の殻に閉じ篭り、更にアインとの再会後は復讐に駆られて独断専行が目立つようになる。
また、アインに付き従い自分の前に立ちはだかるセレインを撃つ事が出来ずに更に苦悩することになるが、ミアンや仲間達の支えもあって立ち直り、セレインを助け出す覚悟を決める。
初出である本作ではセラかミアンのどちらかを失う二者択一という辛い選択を強いられるが、「DS」2週目のスペシャルモードでは条件が設定され、これを満たすことが出来れば両者共生存するハッピーエンドを迎える事が出来る。
ちなみに前述の通り彼は純粋なオールドタイプだが、最終的には強化人間すら耐えられないとされるシスクードの全開機動(オフェンスモード2)さえも使いこなすようになるなど、常人離れした凄まじい身体能力を持っている。
本作のヒロイン。
エルメスの試験運用のためにブラード戦隊にフラナガン機関からの出向で配属されたニュータイプ。
愛称は「セラ」。「セレイン・イクスペリ」は研究所員が名付けたものであり、本名ではない。
幼い頃から研究所で育ったため、思った事をストレートに発言してしまう癖がある。
自分を認めてくれたシグと惹かれ合い恋仲となるが、自身の出生によるア・バオア・クーから撤退しアクシズへ向かう途中でアイン・レヴィの裏切りに遭い、連邦軍との戦闘の中でアインからシグを庇って撃墜された。
この時に死亡したと思われていたが実際は生存しており、アインに洗脳されて彼につき従う形でシグの前に現れる。
本作ではその生死はミアンと二者択一であり、「DS」でも1周目は死亡が確定しているなど悲惨な状態であったが、スペシャルモードで条件を満たせば両者とも生存するルートが発生する。
また、「ライバルルート」では本編で死んだはずが「セレイン・イクスペリ」の名義(「DS」本編では味方の際は一貫して「セラ」名義である)で登場する。
シグとアインについても含めた全ての記憶を失っているというが、そんな状況でも前向きな態度を崩さない。
戦場で彼女と遭遇したシグは動揺した上に殺そうとしてくるが、果たして・・・
こちらも選択次第で生死が分岐し、生存時はシグと和解する他、選択によってはなんとターンXの新しい主となる。
本作のライバル。
フラナガン機関で育成されたニュータイプ。のちにティターンズ所属。乗機は、リック・ドム、ゲルググイェーガー、デスパーダ。
一年戦争時、セレインと共にシグの部隊に配属された。当初はオールドタイプであるシグに反抗的だったが、幾多の戦闘を経て敬意を示すようになり、やがて友人となった。しかし、密かに想いを寄せていたセレインがシグを選んだと知るとオールドタイプへの歪んだ優越感が再燃し、ア・バオア・クーから撤退途中のブラード戦隊の位置を連邦軍に密告した。
のちに「プロジェクト・セイレーネ」を手土産に連邦軍に取り入ってティターンズに所属。自分を盲目的に慕うように洗脳したセレインを侍らせている。ニュータイプではあるが、その能力やパイロットの技量は低く、セレインのサポートが無いと戦闘技能はシグに劣る。
『DS』では、強化人間であるセレインの不安定な精神を補うパートナーとして、研究所が用意したニュータイプだが、彼女がシグをパートナーに選んだため、強い嫉妬と憎悪に駆られ人格が破綻した、と変更されている。セレインを利用した「システム・ファブニール」によって強力なニュータイプ能力を得ているものの、自己を高める努力を一切して来なかったため、ヤキン・ドゥーエ付近宙域での戦闘においてシグに敗れる。その後シグを道連れにしようとシステム・セイレーネを暴走させて死亡した。極めて自己中心的な性格で周りが全く見えておらず、そのためセレインが洗脳が解けた上で敢えて自分に付き従ってくれている事にも気付いていなかった。
女性。ジオン公国市民、ブラードの娘。のちにエゥーゴに参加、階級は少尉。乗機は百式、リック・ディアス(『DS』)、メタス(『DS』)、リ・ガズィ(『DS』)。
一年戦争時は年端もいかない子供だったが、父が艦長を務めるムサイ級軽巡洋艦からシャトルで退艦したと見せかけて艦内に潜伏しているなど、妙に行動力があり機転も利いた。
のちにエゥーゴのMSパイロットとなり、ガンダムMk-IIを強奪した直後のアーガマに配属され、シグと再会した。不利な戦況で戦意の萎えかけたベテランパイロット達を叱咤して態勢を立て直させるなど、前向きで芯の強い女性に成長した。また、密かにシグに想いを寄せている。年齢は13歳のウッソ・エヴィンがアーガマに乗艦した際にお姉さん風を吹かせ、ジュドー・アーシタに「年齢は大して違わないだろ」と突っ込まれたことから10代中頃と思われる。なお本作のエンディングは、彼女かセレインのどちらかを中心にした内容に分岐する。
『DS』では、サイド7のティターンズのニュータイプ研究所に潜入するシグらのために陽動部隊の一員だったが、ティターンズから迎撃され彼女一人を除いて全滅した。シグと再会して以降は彼と共にアーガマへ転属となる。シグに想いを寄せており、彼が決して自分に振り向く事はないと知りながらも一途に尽くし続け、その献身は彼が過去と決別し前向きに生きる決心をする助けとなった。
男性。ジオン公国軍中佐、ミアンの父。妻はゼナ・ザビの侍女を務めている。
一年戦争時、自身が艦長を務めるムサイ級軽巡洋艦と搭載MSで構成される、キシリア・ザビ少将隷下の独立戦隊「ブラード戦隊」を指揮した。エルメスの試験運用のためセレインらニュータイプ配属が決まった際、シグを中尉に昇進させ彼らの部隊指揮を任せた。後にブラード戦隊はシャアの第300独立戦隊に編入されその指揮の下でア・バオア・クーで戦うが、敗走中に連邦艦隊の待ち伏せに遭い、クルーらを逃がすため囮となり奮戦し戦死した。
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最終更新:2025/12/22(月) 22:00
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