テーブルトークロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG)とは、サイコロなどを用いた対話型のRPGである。略称はTRPG。
テレビゲームとは違い、基本的にコンピュータを使わずにプレイする。(本来の「RPG」はこの種のゲームを指す語であり、これをコンピュータ相手に一人でもプレイ可能にした物が、現在主流となっているコンピュータゲームのRPGである)
判定には主にダイス(サイコロ)を用いる。ゲームによってシステムが違うため、使うダイスはそれぞれ変わってくる。が、基本的には入手のし易さから一般的な6面体(D6)、ついで10面体(D10)がメジャーである。
またトランプや専用のカード等を使用したり、そういったものを用いないで判定を行うゲームもある。
ゲーム機を使用したRPGの場合シナリオの進行はコンピュータがやってくれるが、TRPGでは進行役(ゲームマスター=通称GM)がその役目を務める。GMはその時遊ぶ為のゲームシナリオ(物語)を製作したり、ルールを把握した上で正確な判定を行うのが通例である為、労力が大きいのが難点である。
無論、GMだけではゲームは出来ないので、そのゲームをプレイするためのプレイヤーもいる。
プレイヤーはそれぞれのゲームの設定・制限にしたがってキャラクターを作成し、そのキャラクターを演じる(ロールプレイ)。
プレイする為には何人かで集まる必要があり、プレイ時間も少なくて数時間行われる事が多いため、昨今の忙しい日本人には中々プレイするのも大変であるが、サークル等では月1~2回休日などを利用して集まりセッションを行うケースが多いようだ。また、友人やサークル以上の規模でTRPGプレイヤーが集まり、コンベンションというゲーム会が開かれる事もある。
昨今ではインターネット環境の整備から、インターネット上でTRPGをプレイする人々も存在するが、リアルタイム会話から文字をタイピングするチャットになる事を初めとする様々なタイムロスが生まれ、非インターネット(オフライン)プレイよりもさらに時間がかかってしまうのが難点である。
こうした様々な難点を抱えた遊びであるものの、既存のゲームには無い、自分たちで物語を作り上げる快感に魅せられたプレイヤー達によって、現在でも遊ばれているゲームジャンルである。
ちなみに元は海外発祥である為、海外の方がTRPG文化は長く、盛んである。海外産のTRPGが和訳出版される事は極めて稀である為、ヘビープレイヤーの中には、英語で書いてある海外のゲームを個人的に入手して遊んだりする人もいる。中には趣味がこうじて翻訳までしてしまい、翻訳チームに入ってしまった人まで実在する。
日本ではゲームを実際にプレイする以外にも、TRPGをプレイした様子を収録し、読み物風にまとめた「TRPGリプレイ」も大変人気があるジャンルであり、一種のライトノベルのような扱いを受けている。一説によるとルールブック(本体)よりよっぽど売れているらしい。
このため、TRPGは遊んだ事が無い、現在はプレイしていないがリプレイは読んでいる、と言う「読み専」なる人種も存在している。
ロードス島戦記、ソードワールドなどの「リプレイ」の成功を受け、結構な人気となったのだが、関連誌の休刊などを受けて「TRPG冬の時代」と言う、TRPG関連書籍が一般書店から絶滅するような時代が到来。TRPGファンとゲーム製作者は苦しい時代を過ごした。
その後は新たなTRPGリプレイの発売や良作ゲームの発売などで持ち直し始め、昨今では一般の書店にもTRPGリプレイがライトノベル枠で見かけられるようになり、ルールブック等もネット通販などで入手が容易になるなど、大分持ち直している状況である。
日本では上記のようなライトノベルに近いモノとして売り出されてきた影響から、TRPGに対して「ライトノベルのキャラクターのようになりきって遊ぶなりきり遊び=ロールプレイ」という印象を持っている人も少なくない。
それもまた間違いではないのだが、「A君は戦士、B君は魔法使い」というような、「役割を演じる」と言う事も本来のロールプレイである事は、興味があるなら覚えておきたい豆知識である。
別にかっこいい台詞が言えなくても、サイコロ2~3個手に持つだけで、冒険の旅に出ることは出来るのだ。
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最終更新:2026/01/30(金) 16:00
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