Undertaleとは、Toby Fox氏が中心として制作した「誰も死ななくていい優しいRPG」である。
2013/6/25、Kickstarterにてクラウドファンディングを開始。当初に定められた目標出資額は$5000であったが、最終的に約10倍となる$51,124もの出資が集まった。2015/9/15より、公式サイトとSteamにてWindows版・Mac版・Linux版が販売されている。
発売から約2年間は英語版のみだったが、2017年8月16日に日本語化されたものがPS4/Vitaへ移植された。PC版も8月22日に日本語版が配信予定。翻訳はハチノヨン(8-4)。また、ニンテンドースイッチへの移植が公式で発表された。2018年内に発売予定だそうだ。めでたいね。
基本的な流れはマップ上のパズルや仕掛けを解いていき、道中で出会った敵やボスと戦うという、一般的なRPG。しかし、公式ページに「In this RPG, you don’t have to kill anyone.」と書かれているように、プレイヤーの選択次第で全ての敵と和解したり、全てのボスと友達になれるのが最大の特徴である。
一応倒すこともできるが…倒さなくてもクリアすることが可能である。友達になる方法もモンスターによって様々で、コマンドでお話しをしたり、特定アイテムを使ったりと対応も全く違うので是非自分でプレイして試行錯誤してほしい。
また、もう一つの特徴として戦闘システムにおける敵の攻撃が少し特殊であることが挙げられる。敵の攻撃ヒットに回避率やすばやさなどの数値はなく、プレイヤーは用意された四角いエリアのなかで弾幕のごとく襲ってくる敵の攻撃を避ける、弾幕シューティングのようなシステムが取り入れられている。つまり、敵の攻撃を全弾回避すれば、無傷で戦闘を終えることもできる。 (このシステム風の戦闘を自作できるUnitaleという非公式エンジンも存在する)
日本でもじわじわとその知名度を上げてきており、TumblrやTwitterを中心にファンアートが盛んに投稿されている。「ドット絵」「RPG」「弾幕」といった要素を持つことや「モンスターを倒さなくても良い」という作風から、海外においてもMOTHERシリーズ、東方、真・女神転生シリーズ、moon、ゆめにっき、OFF_by_Mortis_Ghostといったタイトルと比較されることがある。作者のToby Fox氏も幾つかのタイトルに言及しており、特にMOTHERと東方からは強いインスピレーションを受けたと語っている。その後、TobyFox氏が来日した2016年5月13日に、MOTHERを手掛けた糸井重里氏との対面が実現した。
音楽面においてもファンによるリミックスやカバーが数多く投稿されるなど、人気が非常に高い。音楽は作者のToby Fox氏本人が手がけているため、シーンや演出とよくマッチしており、ゲームの展開も相まって印象に残りやすいBGMが揃っている。
ゲームという媒体を生かしたシナリオや演出が盛り込まれているため、もし興味を持ったら動画だけを見て済まさずに、予備知識無し&自分の手でプレイして欲しい。
※キャラ名の検索結果や、掲示板・動画コメントにはネタバレが大量にあるので注意!
ただしこのゲームでは「ゲーム内でとある重要な行動・選択を行うと、セーブデータのリセットを含め何をしても取返しが付かなくなる」という尖ったギミックが仕込まれている(※これ自体が重要なネタバレのため文字隠し。確認したい方のみマウスドラッグなどで反転を)。そういった要素を強く嫌う方だけは例外的に、その点について事前に調べておいてもよいかもしれない。
また「誰も死なせなくてもいいRPG」という謳い文句から「年少者に買い与えよう」と考えている親御さんも、少し下調べした方がよいだろう。このゲームのゲーム機版の日本でのレーティング審査結果はCERO-B(12歳以上対象)である。上記の謳い文句は間違いなくそのとおりだが、裏を返せば「多くのキャラクターを「殺す」ことができるRPG」でもある。
Long ago, two races ruled over Earth: HUMANS and MONSTERS.
昔々、地球には人間とモンスターというふたつの種族がいました。
One day, war broke out between the two races.
ある日、このふたつの種族の間に戦争が起きました。
After a long battle, the humans were victorius.
長い戦いの末、人間側が勝利をおさめました。
They sealed the monsters underground with a magic spell.
人間はモンスターたちを魔法の力で地下に閉じ込めたのでした。
Many years later...
それから長い年月が経ちました…
MT.EBOTT 201X
201X年 イビト山
Legends say that those who climb the mountain never return.
それは「登った者は二度と帰ってこない」といわれる伝説の山でした。
ゲームより引用(意訳)
主人公は帰らずの山という伝説のあるイビト山に登り、モンスターを封印したとされる穴の前までやってきました。ですが、そこで生えていた植物に足を滑らせ、穴の中へ落ちてしまいます。
ゲーム本編は穴に落ちた主人公が目を覚まし、元の世界に帰ろうと歩き出すところからスタートします。
Undertaleには個性的なキャラクターが沢山登場するが、ここでは主要なメンバーのみを紹介。他のキャラクターは自分でプレイするか、Undertaleの関連項目一覧を確認して下さい。ネタバレのおそれがある部分は文字反転しています。
ニコニコ動画にはファンによるプレイ動画やMAD動画が多く投稿されているが、ネタバレを含む動画が多いため、ここでは公式動画とTobyFox氏がTwitterで言及した動画をいくつか記載する。
※Youtube再生ページの関連動画にはネタバレが表示される可能性が高いため注意!
※曲名の検索結果にはネタバレが含まれる可能性が高いので注意
| プレイヤー | タイトル | レス番号 |
|---|---|---|
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Megalovania | #5 |
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Memory | #309 |
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Pathetic House | #366 |
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Tem Shop | #1118 |
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Spider Dance(冒頭) | #1121 |
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Once Upon a Time | #1888 |
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Metal Crusher(FC remix) | #2007 |
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Death by Glamour | #2204 |
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hopes and dreams | #2314 |
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Battle Against A True Hero | #2332 |
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Nyeh Heh Heh! | #3623 |
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Bonetrousle | #3636 |
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最終更新:2025/12/31(水) 01:00
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