XX－セイバーガトムズとは (ダブルエックスセイバーガトムズとは) [単語記事]

しろがねの鎧輝かせ、刃向かう者の希望を砕け！シンクロ召喚！
いでよ、レベル9！XX－セイバーガトムズ！

XX－セイバーガトムズとは、遊戯王OCGに登場するシンクロモンスターカードである。

概要

「ANCIENT PROPHECY」（2009年4月18日発売）で登場。テキストは以下の通り。

シンクロ・効果モンスター
星９/地属性/獣戦士族/攻3100/守2600
チューナー＋地属性モンスター１体以上
自分フィールド上に存在する「Ｘ－セイバー」と名のついた
モンスター１体をリリースして発動する。
相手の手札をランダムに１枚捨てる。

※遊戯王カードWiki より引用

高い攻撃力に加え、手札破壊も持ち合わせる。

手札破壊のコストに使うのは自己再生が可能な「X－セイバーパロムロ」や戦闘破壊耐性があり場持ちのいい「X－セイバーパシウル」などがおすすめ。手札を減らすことができるが、むやみに使用すると無駄に自分のモンスターを減らすことになるので、相手の状況に応じて使用したい。

「ガトムズの緊急指令」を使用すれば、それ1枚で2体のXセイバーが展開でき、このカードの効果のコストを確保できる。また、このカード自身の蘇生にも利用できる。

このカードのシンクロ素材は「チューナー+地属性モンスター1体以上」であり、「チューナー以外の」と表記されていないため、素材にする地属性モンスターはチューナーであっても構わない。
これにより、初のチューナー2体以上をシンクロ素材にできるシンクロモンスターとなり、チューナーだけでシンクロ召喚できる唯一のシンクロモンスターとなった。その気になればチューナー5体でのシンクロ召喚も可能。

2体のチューナーを素材とするシンクロモンスターといえば「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン」や「ヴァイロン・オメガ」のほうが有名かもしれないが、こちらが元祖である。もっとも、あちらはチューナー2体とはっきり指定されているのに対し、こちらは可能というだけでチューナー1体でもかまわないという相違点がある。

その他の作品において

アニメ5D'sで、イリアステルが見せた未来のネオ童実野シティの映像の中に石版のこのカードがある。

アニメARC-Vでは刀堂刃が権現坂昇とのデュエルで使用。

1体目は「XX－セイバーフォルトロール」と「XX－セイバーフラムナイト」をシンクロ素材としてシンクロ召喚し、「超重武者カブ－10」を戦闘破壊したが、「超重武者ビッグベン－K」に戦闘破壊された。

2体目もフォルトロールとフラムナイトをシンクロ素材にシンクロ召喚。「エクストリーム・ソード」で攻撃力を強化され、「メテオ・レイン」による貫通ダメージも合わせてビッグベン－Kへと攻撃したが、「超重武者装留ファイヤー・アーマー」の効果で破壊には失敗した。その後、「XX－セイバーボガーナイト」と「XX－セイバーレイジグラ」をリリースして権現坂の手札2枚を墓地へ捨てさせた。

3体目もやはりフォルトロールとフラムナイトでシンクロ召喚。
2体のうち1体で、「超重武者装留グレート・ウォール」の代償で守備力が0になっていたビッグベン－Kへ攻撃したが、権現坂は墓地から「超重武者装留ブレイク・アーマー」を発動する。刀堂は「セイバー・リフレクト」でダメージを防ごうとしたが、権現坂はさらに墓地から「超重武者装留ビッグバン」の効果を発動、その効果でこのカードを含めたフィールドのモンスターが全て破壊され、効果ダメージでデュエルは引き分けとなった。
権現坂が墓地から発動した2枚はどちらもこのカードの効果で捨てられたものであり、手札破壊が裏目に出た形になる。

シンクロ召喚の際の口上は記事最上部にある通り。フィールドにすでに1体いるときの口上は、「X－セイバー最強のガトムズ2体、揃い踏み！とくと見やがれ！出でよ、レベル9！XX－セイバーガトムズ！」。