ゆいにゃん@フリーれいかとは (ユイニャンフリーレイカとは) [生放送記事]

ゆいにゃん@フリーれいか（以後「フリーれいか」、もしくは「フリー」）とは、ニコニコ生放送にて2013年8月に配信活動を開始した配信者である。ゆいにゃん@れいか（以後「れいか」）のコミュニティにおいて、れいかが配信しない時間帯に「ゆいにゃん動画クルーズ」等の配信を行う。愛称は「フリちゃん」だが、基本的に視聴者からはよく「無能フリー」という蔑称で呼ばれる。

経歴

2013年8月、れいかが運用するコミュニティ「相武紗季に似てるとよく言われる女子大生のポケモン放送♡」では、コミュニティ運用者であるれいか本人による配信が長らく行われず、静寂の時がただひたすら続いていた。

そのような状況の中で、突如静寂を破り「ゆいにゃん動画クルーズ仮」なる配信が開始された。しかし、ニコ生アラートによって呼び寄せられたコミュニティ参加者たちは配信者がれいかではなくフリーれいかなる別人であることに気付く。

このときれいか本人はバックステージパス（BSP）によるコメントを投稿して配信に参加していたが、配信復帰の意思はまだなかったと思われる。れいかが配信復帰するまで、コミュニティが廃れないようにフリーれいかが代わって配信を続けていくことになっていたらしい。後にフリーれいかは「れいかちゃんが予約したら引退します」と活動期間について言及したが、同年の8月24日にれいかが配信復帰を果たした後も配信活動を続けている。

概要

れいかのコミュニティにて、「ゆいにゃん動画クルーズ」というクルーズ配信（後述）を主に行っている。自己紹介文に「サブアカなのだ・。・ｖ」という記述があるのを見る限り、本来の活動目的を持ったメインアカウントを所持していると思われる。「無能フリー」という蔑称が用いられるようになったのは、クルーズの機能が正常に動かないことが度々ある上、フリー本人もそれに対処しないままでいることが多いためである。

ゆいにゃん動画クルーズ

ゆいにゃん動画クルーズは、ニコニコ動画上に投稿された動画を視聴者のリクエストにより再生し、アンケートの結果によって再生を継続していくか別のリクエストされた動画を再生していくという仕組みの配信（クルーズ配信）である。コミュニティ参加者たちにもだんだんと馴染んでいき、やがては幾度となく公式ランキングの1位にランクインするようになったり、コミュニティレベルを大きく上昇させたりするほどの盛り上がりを見せるようになった。

クルーズで最も忌み嫌われる動画

クルーズで最も多く見られる動画（リクエストの多い動画）はテレビアニメシリーズ「ラブライブ！」の関連動画である。が、同時にこれらは最も多くの視聴者から忌み嫌われている動画であり、ほとんどの場合最初のアンケートで「いいえ（動画の再生を停止して次の動画を再生するリクエスト）」が過半数となって再生を停止させられる。

ここまで嫌われているにもかかわらず幾度となく同様のものが再生されるため、特定の人物がひたすらリクエストをし続けていると思われており、この人物（ラブライバー）は「ラブライ豚」との蔑称をつけられ非難され続けている。同じ種類の動画をひたすらリクエストし続けるタイプの人物は、特撮シリーズ「ウルトラマンタロウ」の主題歌をひたすらリクエストし続ける通称「タロウ先輩」を始めとする多くのものがありながら、やがてそれらも衰退していったが、ラブライバーだけは初期から長らく生き残り続けている。

このような動画のなかでも、再生時間が短くアンケートが行われないタイプや、同じセリフをひたすら繰り返し続けるタイプ、特定のセリフを長く引き伸ばして再生するタイプなど、好きでもない人の立場からすれば拷問にもなりえる動画が特に何度も再生されるため、むしろ悪意でリクエストが行われていると考えるのが妥当であるかもしれない。

特に、器具によって見開かれた目のアップが映る動画（レーシック手術動画）や、人によってはとても不快に感じられる虫を撮影した動画、動物虐待動画などが何度もリクエストされることもあるので新参者が視聴する際は注意が必要である。同様にホラー動画やグロ映画の動画が再生されることもあるが、こちらはアンケートが行われてもほとんどの場合なぜか再生が継続されるので、より性質が悪かったりもする。心霊動画に扮した唯我のMAD動画がアンケ評価で100:0に達したこともあった。

ほか、ボカロや東方、艦これなど、ニコニコ動画等でメジャー視されているものは受け入れられないどころか「ガキ」「キッズ」等といった暴言の嵐を浴びせられる。

クルーズでよく評価される動画で特徴的なもの

クルーズでよく再生が継続（延長）される動画は様々なものがあるが、特徴的なものとして主に視聴者に根強い信者がいるタイプの動画がよく延長される。

もっとも人気が根強いのは田村ゆかりの「fancy baby doll」で、基本的に信者が「世界一かわいいよおお（略）」というコメントを投稿するために延長され続け、最終的に完走する場合が多い。ほか、割れたみんを非難する動画、藤崎瑞希や佐野智則の関連動画では完成度の高いものがよく評価される。ほか、「トムとジェリー」が再生されると必ず完走するのがお約束であるらしい。

また、かつてはヤフミ（生放送主）の動画も幾度となくリクエストされ完走を遂げており、再生中に延長反対派が「そろそろ次の動画を見たい」と言おうものならヤフ民から凄まじい暴言を浴びせられていた。だが、現在はそれほどの勢いはあまり見られず、反対派に押されて延長を停止してしまうことも少なくはない。真夏の夜の淫夢関連動画や高田健志のMAD動画、またもこうの動画も評価が高いが、同様に反対派に押されてしまうことが少なくない。

れいかのポケモン改造疑惑に関する動画はアンケートによって延長が決定しても必ずスキップされる。フリーよ、現実から逃げるな。