タンブルウィード(tumbleweed)とは、
である。ここでは1.について記載する。
概要
西部劇などでよく見る、風に吹かれて転がる丸まった乾燥地帯の植物[1]。
回転草ともいう。
根から千切れ、風に吹かれて転がる球状の枯れ草の総称であり、特定の生物種を指しているわけではない。
転がった先々で自らの種を落とすことで個体数や分布域を広げる役割がある。
タンブルウィードになる植物はいくつかあるが、そのうち、アメリカの西部開拓時代にロシアから輸入された野菜の種に混ざったもの[2]が現地で成長したあとタンブルウィードとなってそこら中に種を蒔き散らしたため、大繁殖した。
その為、西部開拓時代のアメリカではまだ転がっていなかったという説があるが、詳しく確かめられているわけではない。
関連動画
関連静画
関連項目
脚注
- *「tumble」は転がるという意味。
- *ヒユ科のKali tragus(かつての学名はSalsola tragus)という種が主なもの。雑種が出来ていたのもあり、その分類には混乱がある。日本語ではロシアアザミやハリヒジキと呼ばれる。
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