ドングリキツツキとは、キツツキ目キツツキ科ズアカキツツキ属のキツツキの仲間である。
概要
平均的な成体の大きさはおよそ20cm、体重は85gほど。アメリカ西海岸付近やメキシコなど、中央アメリカに生息している。頭頂部は赤く、後頭部や翼や尾羽、胸や背中は黒く、腹部は白い。果実や種子、ドングリや昆虫も食べる。
一番の特徴は、枯れ木にたくさんの穴を開け、ドングリを貯蔵するということである。基本的に一つの穴にドングリを一つ入れるため、溜め込む量によっては枯れ木が穴だらけになる。蓮コラを苦手としている人にとっては、見ない方がよいほどに穴が多い。1本の木に5万個ものドングリを埋め込むことがある。
場合によっては、木だけでなく人間の家や通信用のアンテナの内部、木製の電信柱など、人間が利用するものにもしまいこむ。これらは冬などのエサが少なくなる用の非常食として食べられる。とはいえ、ドングリの大きさはドングリごとに異なるので、ドングリに合う穴を探してそこに埋め込む。
リスなどの同業者から溜めたドングリを狙われることもあるため、キツツキの群れで守っている。また、天敵も存在しており、猛禽類からドングリキツツキそのものが狙われることもある。
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関連項目
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