概要
刀剣乱舞の二次創作を中心に、同人作家として活動していた人物。主にTwitter・Pixivにてイラスト作品を公開していた。
現在は同人活動を休止しており、2020年6月、YouTubeにて「NUME Channel」を開設、YouTuberとして活動を行っている。
2019年6月、マシュマロでの発言に端を発した誹謗中傷被害を受け、誹謗中傷加害者数名に対し法的措置を行い和解に至ったことが発表されている。
しかしこの騒動の後も、「誹謗中傷の被害者だから」では到底済まされないような行動を次々と起こし続ける。現在は、クラウドファンディング(以下CFと表記)で募った訴訟用資金の使途が不透明であることから、Twitter等で大きな批判を受けている。(詳細は後述)
発端
2019年6月15日、ヌメ氏はTwitterの公開アカウントにて、刀剣乱舞に関連したhnnm(※実写のドラマや映画、舞台などの作品に登場するキャラクターを題材とした妄想をや創作の事)ツイートを表アカウントで多数投稿した。
この手のジャンルは実在する人物を扱う以上デリケートな扱いが求められるジャンルであり、これらの投稿に関して匿名メッセージサービス「マシュマロ」にて同氏宛に「hnnm関連の発言をする際は、アカウントに鍵をかけるなどしてほしい」とゾーニング要望のメッセージが送られる。
だがヌメ氏はこのメッセージに対して、Twitter上で激しい怒りを表明。「無礼を働かれた」と断じ、「近々開催される同人イベントにて、スペースに来て直接話し合おう」等といった過激な発言を投稿。
これがRTにより拡散されて衆目を集め、多くの議論を呼んだ結果、炎上に至った。
騒動の数々
発端の炎上以降、ヌメ氏は不当に炎上させられたと主張し、「ネット上の誹謗中傷を絶対に許さない」というスタンスで活動を続けている。しかしその実態は、自身への誹謗中傷は絶対に許さないが、自分を批判する相手に対してはどれだけ口汚く攻撃しても良い(むしろ攻撃を推奨している節さえある)といった非常に自己中心的なものであり、2019年6月から2020年6月に至るまで、誹謗中傷被害者とは思えない行動を起こし続けている。
以下にその一部を列挙していく。
・ブログ系のWEBサービス「note」にて、発端の炎上騒動について自身の見解をまとめて喧伝。さらに後日、誹謗中傷を受けたことを弁護士に相談し、相応の措置を依頼したという旨も公表。しかし担当弁護士の氏名は非公開。
・上記のnoteに対してTwitter上で批判的な意見を発信したA氏に対し、「実際に対面して話し合いを行いたい」とDMで執拗に連絡。その後、紆余曲折を経て結果として、半ば強制的に対面の場を作りあげ、A氏を5時間にわたって面罵。
・nmmnに関して議論するという名目で座談会を開催。参加者に対して、
①住所・氏名・電話番号といった個人情報を記入した『承諾書』を要求。
②防犯カメラで撮影録音を行い、万一『承諾書』の規約に違反した場合はデータを公開すると宣言。
さらに、諸般の事情により参加をキャンセルした人物に対し、代理人弁護士の代わりとして新設したアカウント(そのことについては当時未告知)から、キャンセル料の支払いを要求している。
・自身のTwitter等への投稿について、無断転載は許さないとしながら、自身は他人からのDMをTwitter上に無断掲載し、さらにDMを無断転載したnoteの有料販売を行った。なお、これは運営により規約違反で非公開にされている。
・ここまでの騒動で炎上を続けて、さらに匿名アカウントから誹謗中傷や殺害予告を受けていた(※本人の発言)ところに、自らTwitterにて顔写真を公開。ネット上の顔出しの危険性について第三者から指摘されるも、それに対し「顔出しただけでこの取れ高」「私に危害を加える予定なの?」「ネット痴漢」といったツイートを投稿。さらに炎上。
CF問題について
2020年2月、ヌメ氏は【愚痴アカを訴訟したい】という名目で、2020年10月にサービス終了が決まっていた「polca」にてCFを企画・開始。結果としてこのCFによりおよそ130万という大金が集まり、手数料を差し引いた金額がヌメ氏の口座に振り込まれることとなった。
しかし、CFの支援受付を終了した後になり、支援金を赤字補填に使用することが公表される。これはCF支援受付時に全く言及されていなかったことであった。
それどころか受付終了後、突然訴訟とは一切関係ない高額な買い物をした報告やAmazonの欲しいものリストを公開するという行動をとり始める。
これにより、資金の使途について多数の支援者が疑念を抱き、詳細の説明を求めた。
しかしヌメ氏は問い合わせのことごとくを拒否。一部支援者はさらに、資金の収支報告(あるいは弁護士への支払い明細等)を強く求めたが、これについてもヌメ氏は徹底的に対応を拒否。
2020年6月18日にYouTubeであげられた動画上でも、「収支報告はしない」「アンチがいちゃもんを付けてるだけ」と明言しており、記事作成現在、CFで集まった資金の使途については、ほとんど明らかにされていない状態である。
なお、ヌメ氏は、「企画の内容が気に入らないのであれば返金を受け付ける」としているが、返金の際に必要な情報として、振込先口座番号と「ポルカへの支払い履歴が分かるクレジットカード等の明細」の提出を要求している。
クレジットカード等の明細は明らかな個人情報であり、明細書の情報からカード情報や個人の連絡先等の情報が搾取される可能性もある。セキュリティの観点から見れば、第三者の個人に明け渡していい情報では決してない。
さらに、CF問題に関して支援者の方の活動を報告するアカウントにて、「複数人の支援者が警察へ相談したところ全員が「個人情報を渡してはいけない」という回答を頂いた」と発表されている。
以上のことからヌメ氏の提案する返金手段は現実的なものとは言えず、返金は実質不可能なものと思われる。
(なお余談だが、提示された返金方法では、口座への振り込み手数料は支援者負担となっている。)
そもそも、「polca」サービス終了前であれば、アプリ上でアカウントと支援金金額を確認した上で、ネットマネー等他のサービスを利用して返金を行うことが可能であると考えられるが、ヌメ氏はそちらの手段については提示していない。
また、ヌメ氏の友人であるjessica氏も、同時期に【5ちゃんねるで個人情報をさらされたことに対する法的措置】という名目で「polca」にてCFを行っており、およそ50万円ほどの資金が集まっている。しかしこちらについても、対応はヌメ氏とほぼ同様であり、真っ当な対応がされているとは言い難い状況である。
なお、このjessica氏についても、Twitter上でトラブルがあった相手に対して対面での話し合いを迫り、断られているにも関わらず「(相手の地元)に興味がわいてきた。ヌメさんと一緒に行ってみたい。行くときは連絡する」といった発言を投稿していたことが確認されている。
YouTubeのNUME Channelであげられた動画の撮影に同行しているらしいことから考えて、jessica氏とヌメ氏は密接な関係にあると考えられる。
担当弁護士について
ヌメ氏の担当弁護士については明らかになっていないが、一時期ヌメ氏がTwitter上でグラディアトル法律事務所と連絡を取っていることが判明しており、担当弁護士は同事務所に所属しているのではないかと推察されている。
なお、このグラディアトル法律事務所だが、アイマス界隈でトレパクにより炎上騒動を起こした絵師、電子レンジ氏が訴訟を起こすために依頼したとされる事務所と同一である。
当該事務所については、訴訟予定の相手に対してDMから警告文を送り、示談するか開示請求訴訟を起こすかの選択を強いるという手段を取っているのでは、といった疑惑が浮上している。
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