名寄市(なよろし)とは、北海道の北部、上川総合振興局管内にある市である。
概要
名寄市(2021年10月1日時点) | |
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面積 | 約535.20km2 |
人口 | 26,917人 |
市の花 | オオバナノエンレイソウ |
市の木 | シラカバ |
隣接 市町村 |
上川総合振興局 士別市 上川郡:下川町 中川郡:美深町 雨竜郡:幌加内町 オホーツク総合振興局 紋別郡:雄武町 |
上川地方北部の名寄盆地にあり、天塩川と名寄川の合流する部分に市の中心部がある。2006年に上川郡風連町と対等合併し、現在の市域になった。
2020年現在の人口は3万人弱と市としては規模が小さいが、一応これでも上川地方北部の中心都市である。
冬の寒さは北海道でもトップクラスであり、天気予報で名寄の周辺が魔境と化しているのは日常茶飯事である。あまりにも寒いので、ダイヤモンドダストやサンピラーなど珍しい現象が見られることがあり、これが市の名物にもなっている。雪質も良く、市内にある名寄ピヤシリスキー場は雪質日本一を謳っている。
市の中心部の北はずれにはサンピラー現象にちなんで名付けられた、その名もサンピラーパークという大きめの公園があり、市立天文台などが設置されている。
また道内では北竜町に次ぐヒマワリの名所とされており、夏には前述のサンピラーパークなどがヒマワリの花畑で彩られる。
基幹産業は農業で、特に風連地区はもち米の生産が盛んなことで有名である。市内の道の駅には特産のもち米を加工した商品が豊富に取り揃えられており、利用者に好評である。
その他の名物としては、羊肉を野菜やうどんなどと共にタレで煮込むジンギスカン、その名も「なよろ煮込みジンギスカン」がある。
市の名物であるもち米と夜空をモチーフにした、「なよろう」という名寄市観光キャラクターがおり、LINEスタンプ(120円)も発売されている。
交通
道路
なお、国道40号沿いの旧風連町中心部近くに、道の駅「もち米の里☆なよろ」がある。
鉄道
かつてはJR北海道名寄本線・深名線が名寄駅から分岐していたが、名寄本線は1989年に、深名線は1995年にそれぞれ廃止されている。また北星駅は2021年3月13日のダイヤ改正で廃駅となった。
教育
関連動画
関連項目
外部リンク
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