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寺内崇幸(てらうち たかゆき、1983年5月27日-)とは、栃木県出身の元プロ野球選手(内野手)である。2019年から栃木ゴールデンブレーブスの監督を務める。
概要
栃木ゴールデンブレーブス #00 監督 |
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寺内崇幸 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 栃木県栃木市 |
生年月日 | 1983年5月27日 |
身長 体重 |
177cm 74kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 内野手 |
プロ入り | 2006年大学生・社会人ドラフト6巡目 |
引退 | 2018年 |
経歴 | |
選手歴 監督歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
JR東日本で都市対抗野球4強入りに貢献した後、2006年の大学生・社会人ドラフト6巡目で読売ジャイアンツに入団した。
巨人時代
2007年は春季キャンプで一軍入りしたが、開幕は二軍で生活していた。
2008年に初めて一軍に昇格し、5月24日の対埼玉西武ライオンズ戦で即スタメン出場を果たした。この時先発の帆足和幸からプロ初安打も放った。6月1日の対福岡ソフトバンクホークス戦では一時勝ち越しとなるタイムリースリーベースを放つなどこの年の成績は80打席に立ち、73打数22安打、打率.301の成績を残した。
2009年に初めて開幕一軍登録を果たし、4月18日の対中日ドラゴンズ戦ではプロ初ホームランを放った。しかし打撃成績は落ち、1割台に低迷していた。だが持ち前の守備によってチームを何度も助け、優勝に貢献。
2010年も基本的に守備固めに使われることが多かった。この年は何故か捕手にコンバートされるが、結局内野手にまた転向した。
2011年は二塁手争いが激しく、脇谷亮太、藤村大介、古城茂幸らと競ったが、小笠原道大の故障により、主に三塁手での出場機会を持つことになる。二塁手のポジションは藤村が獲得した。9月に活躍し2年ぶりの打点を挙げた。特に東京ドームでの中日ドラゴンズの優勝胴上げを阻止した三連戦ではチームの3連勝に貢献した。
2012年は藤村大介と併用され、103試合に出場し、優勝と日本一に貢献した。
2013年は怪我から復活した脇谷亮太に開幕スタメンを譲る。中井大介が好調でしばらく出番は守備固めだったが、藤村・脇谷の不振、中井はやらかしと故障でスタメン落ちすると、それからは二塁手としてフル回転した。最終的には去年を超える114試合出場。オールスターゲームにも初出場となった(ただし故障したエクトル・ルナの代役として)。
そしてクライマックスシリーズの広島東洋カープ戦ではエース前田健太から3ランホームランを放ち、これが決勝点となる。続く日本シリーズでもシーズン24勝0敗の男・田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルス)からもホームラン。惜しくもチームの勝利には繋がらなかったが、通算4本塁打の寺内が既にラスボス的な存在だった田中から打ったことは視聴者に衝撃を与えた。
また守備でも貢献し二塁手としてはリーグタイ記録であるシーズン28補殺を記録と、躍進の年となった。
シーズン成績こそ打率.225、2本塁打・12打点だが、要所で意外性を発揮し存在感を示したため最も記憶に残った年となったであろう。
2014年は西武からFA宣言した片岡治大が入団し、二塁手争いは熾烈になり、さらなる躍進が期待されたが、二度の故障に泣かされ、わずか40試合に終わった。
2015年、シーズン開幕直後、ふくらはぎの肉離れで長期離脱を強いられたが、一軍復帰直後の9月23日の阪神タイガース戦でプロ初となるサヨナラ打を放った。しかし、出場は31試合にとどまった。
2017年9月5日の中日ドラゴンズ戦の延長戦でプロ初のサヨナラホームラン(ホームラン自体4年ぶり)を記録した。
2018年、開幕から一度も出場がないままシーズン終了間際に戦力外通告を受け、現役を引退した。
引退後
2018年12月19日にベースボール・チャレンジ・リーグの栃木ゴールデンブレーブスの監督就任が発表された。
プレースタイル・その他
能見篤史、2009年はチェン・ウェインからホームランを打っていることから、エース殺しの才能をうかがわせる。
主になんJ民から打撃センスが無いことから『テラ打てない』という名称を貰ってしまったが、ここぞの時には大活躍し、『テラ打ち』を発揮している。
ちなみに寺内がホームランを打ったシーズンは必ずチームがリーグ優勝していたが、2017年は4位になった。
また、引退決意直後、自身がイップスであり、技術でそれを克服してきたことを告白していた旨の報道がなされており、熱心な努力家であったことが見て取れる。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
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巨人 | 応援歌のピコカキコ一覧#125 | 8714 |
成績
年度別打撃成績
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
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2008年 | 巨人 | 62 | 80 | 73 | 18 | 22 | 3 | 1 | 0 | 3 | 6 | 2 | 0 | 4 | 1 | 18 | 0 | .301 | .346 |
2009年 | 78 | 92 | 84 | 7 | 14 | 2 | 0 | 1 | 1 | 2 | 4 | 0 | 2 | 2 | 22 | 2 | .167 | .205 | |
2010年 | 31 | 9 | 8 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | .000 | .000 | |
2011年 | 73 | 128 | 107 | 13 | 19 | 4 | 0 | 0 | 8 | 6 | 16 | 0 | 4 | 1 | 26 | 1 | .178 | .214 | |
2012年 | 103 | 225 | 191 | 22 | 46 | 5 | 1 | 1 | 5 | 11 | 13 | 2 | 16 | 3 | 43 | 6 | .241 | .307 | |
2013年 | 114 | 274 | 240 | 24 | 54 | 5 | 1 | 2 | 12 | 6 | 21 | 0 | 11 | 2 | 45 | 6 | .225 | .265 | |
2014年 | 40 | 41 | 35 | 7 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 0 | 0 | 2 | 10 | 1 | .200 | .243 | |
2015年 | 31 | 29 | 24 | 6 | 6 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 4 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 | .250 | .258 | |
2016年 | 55 | 33 | 31 | 2 | 4 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 11 | 0 | .129 | .129 | |
2017年 | 83 | 34 | 25 | 7 | 6 | 3 | 1 | 1 | 6 | 1 | 5 | 0 | 3 | 1 | 8 | 0 | .240 | .345 | |
NPB:10年 | 670 | 945 | 818 | 109 | 178 | 23 | 4 | 5 | 39 | 40 | 72 | 2 | 40 | 13 | 193 | 16 | .218 | .274 |
関連動画
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関連項目
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