引退馬(いんたいば/Retired horses)とは、現役を引退した馬である。
日本では、以下を表すことが多い。
引退馬見学の注意点
である。
内容はそちらのリンク先を常に参照されたい。更新の可能性があるため、ニコニコ大百科では常時通用する「絶対にやってはいけないこと」を2つ書くにとどめる。
下記「関連リンク」も同時に参照のこと。
情勢の変化によってルールが変わることもあり得、ニコニコ大百科の更新が間に合わない可能性もあるため、繰り返すが情報は基本的に「競走馬のふるさと案内所」を優先して参照されたい。
絶対にやってはいけないこと
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https://twitter.com/pakapakakobo/status/1456298311174922242
例えば、ファインモーションの様子を映した上記Twitterで「一般見学非公開」の後に「問い合わせは絶対に止めてください」とあるのは、繋養先が伏木田牧場という現在も稼働中の生産牧場で、電話での問い合わせですら負担になるからである。
関連リンク(引退馬見学に関するもの)
概要
何らかの形で「現役」を引退した馬。日本では特に、引退した競走馬について語られることが多い。
競走馬であるうちは、必要な費用はオーナーが支払い、競馬会から出走手当や(入着すれば)賞金もでるのでそれで食い扶持を稼ぐことができる。しかし、競走・繁殖を引退してからは、自身の食費・医療費などの金銭的支援がなければ生きていけないため、再就職先が重要となる。
引退馬の行き先
引退した競走馬の行き先は、(例えば中央馬の場合)JRAのサイトや競馬ブックの「抹消馬」のページなどで見ることができる。
「(馬の名前)+抹消」で、抹消時点での行き先がわかる場合があるが、「未定」の場合や途中で変更になる場合もあり得る。
繁殖馬
競馬においては、レースに出ることと同じぐらい重要な業務であり、種牡馬は種付け料、繁殖牝馬は産駒の売却という形で、経済動物としてはまだまだ現役である。そのため、繁殖馬は、競走は引退しているが「引退馬」とは言わない場合が多い。
現役繁殖馬・元繁殖馬
現役繁殖馬については、「競走馬の一覧」の「現役の種牡馬・繁殖牝馬の一覧」の項を参照。
引退繁殖馬については「引退した競走馬の一覧」の中にあるが、繁殖入りしなかった馬も混じっているので個別に参照のこと。
試情馬
牝馬の発情を確認するためにあてがわれる牡馬。牝馬の性欲が高まったら引き離され、実際に種付けをする牡馬と交代する。ただし、そればかりだとストレスになるため、希に種付けを行うケースもある。
引退した種牡馬や、繁殖成績がよくなかった牡馬が充てられることが多い。
主な経験馬
リードホース
当歳馬(0歳馬)は、約6ヶ月で母馬から引き離され、仔馬同士で過ごす。そのときに仔馬たちを引率する、いわば保育園の先生のような役割をするのがリードホースである。
以前は「ママ代わり」ということで引退した繁殖牝馬が務めることが多かったが、近年は引退した牡馬(騸馬)が務める例も増えてきており、下記にフサイチホウオーやホウオウドリームのような牡馬(現在は騸馬)がいるのはそれが理由である。
主な経験馬
誘導馬
→誘導馬
各競馬場で、出走馬の誘導を行う。競馬場入り口でお出迎えをすることもある。競馬場内の乗馬やショーホースを兼ねる場合もあれば、万一放馬した際のなだめ役になることも。
その性質から、性格が温厚で、見た目が美しい馬が起用されることが多い。
また、その競馬場で活躍した人気馬も誘導馬に採用されることがある。
主な経験馬
警視庁騎馬隊
警視庁第三方面交通機動隊所属。
皇居前のパトロールや交通安全教育、学童の交通整理、パレードや海外要人警護などにかり出される。
多くが元競走馬なのは『こち亀』で知った人も多いだろう。
なお、同様の騎馬隊には京都府警の平安騎馬隊もあり、その多くがやはり元競走馬でる。
主な経験馬(括弧は騎馬隊としての名)
乗用馬
馬術競技(馬場馬術・障害馬術)用、もしくは一般人が馬の乗り方を一通り学ぶ練習用としての馬。競走馬も乗用馬には違いないが、日本では競走馬との対比で用いられることが多い。
繁殖馬とならない馬の進路として一般的だが、実際に乗馬となるためには、リトレーニング(再調教)が必要となる。競馬と馬術競技ではルールがまるで違うし、乗馬はまるっきりの初心者が乗る可能性があるため、気性がおとなしい馬が選定される。そのため、予定としては乗馬であってもリトレーニング中に適性がないことが判明するケースもある。
農水省のデータでは、令和2年に登録抹消した10004頭のうち、25%にあたる2473頭が「乗馬」となっているが、上記のように適性のない馬がいることや、全国の乗馬クラブにそれだけの馬房があるわけではないことなどから、本当に全頭が乗馬となるわけではないと考えられる。また、新しい馬が導入されたら、クラブの中から退厩を余儀なくされる馬もあり、その場合どうなるかは運否天賦となる。
また、中には所属馬を休む間もなくレッスンにかり出すクラブもあり、「乗馬になれたから幸せ」とは必ずしも言えないのが現状である(もちろん、これは悪質な事例であって、多くのクラブは適宜休憩を取らせているはずである)。
主な活躍馬(括弧は改名後)
ホースセラピー
アニマルセラピーの一種。動物をかわいがったり、お世話をすることによってその人の精神を向上させることを狙う療法。
馬の場合、「乗馬」という独自の体験ができることから身体面の向上も期待でき、注目されているものである。馬房掃除や手入れ・馬装なども自分で行う場合もある。
日本では障害のある人や心に不安を抱えている人が乗馬等を体験するというケースが多いが、海外では病院に直接馬が訪れる例もある。
ホースセラピーに携わる馬にも引退競走馬が参加していることがある。
主な経験馬
伝統行事
各種祭典や流鏑馬など、伝統行事のために繋養されている馬たち。特に下記の相馬野馬追が有名である。
相馬野馬追
福島県相馬市・南相馬市を中心とした福島県浜通りには、相馬野馬追(そうまのまおい)と呼ばれる伝統行事がある。鎧兜と旗指物を身につけた馬達が「出陣」し、街を練り歩いたあと「合戦」が行われる。
形式は草競馬(多くはダートコースだが)、神旗争奪戦(花火で打ち上げた旗を騎馬で取り合う)、野馬懸(カラ馬を所定の場所に騎馬で追い込み、最後は白装束の人が走って素手で捕まえる)。
この中には引退競走馬が多数参加しており、参加する各家庭が管理している。
場所が場所だけに、東日本大震災において被害を受けたり、避難先で衰弱し、人間で言う「震災関連死」に見舞われた馬も多い。
主な経験馬
養成施設
競馬学校や各種ホースマン養成施設にて、訓練の業務に従事する。
この中には多数の引退馬が含まれるが、具体的にどの馬が所属しているのかは競馬学校のサイトに情報がない。中山競馬場で行われる模擬レースでは騎手と共に馬名も公表されるので、それらから推測するにとどまる。馬主が寄贈した旨を公表する場合もある。
JRA競馬学校には騎手養成課程と厩務員養成課程があり、どちらも厩務作業を生徒自身で行う。
では初心者でも扱いやすい馬が選ばれているかといえばそうとも限らず、ニシノジャガーズのような名うてのゲート難が所属していることもある。そのような馬でも適切に扱えてこそプロということなのかもしれない。
主な経験馬
JRA競馬学校
研究馬
研究施設の実験動物としての業務。引退競走馬が何頭か就いているが、サラブレッドでない品種も何頭かいるため少なくとも全頭ではない。
JRAでは、栃木県下野市に本所を置く競走馬総合研究所が担当する。
トレッドミル[1]による運動負荷実験や、病気やケガなどの研究、飼料に関する研究の対象動物となる。
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https://twitter.com/HorseSpace2/status/1187675833298604032
研究馬は、採血を容易にするため頸動脈ループ術を行い、首のチューブから採血できるようになっていることが多い。トレッドミルの実験では、採血されながらの運動や呼吸測定のために口にチューブをかぶせられながら走ることになる。菌やウイルスの実験的投与が行われることもあり(参考1、参考2)、そういう意味では過酷な環境にいるといえる。
しかしながら、総合研究所は馬の健康と福祉が最優先であるとしており、それはここで繋養されている馬にも通用すると考えたい。なお、研究馬は企画調整室が一般的な馬と同様に管理を行っている。
研究結果は、厩舎や獣医など関係者に還元される。最終的には、現役の競走馬たちが速いだけでなくケガなく走り続けられることにつながる。
職務を全うして引退し、乗馬クラブなどに引き取られる馬もいる。下記のミントキャンディはその一例である。
主な経験馬
劇用馬
映画やテレビドラマなどに出演するタレント馬。中には引退競走馬も含まれている。
馬を扱う動物プロダクションには様々な品種の馬が所属しているが、その中に引退競走馬がいる場合と、他の施設(乗馬クラブや養老牧場)に繋養されている引退競走馬がゲスト出演する場合がある。馬を専門にする場合、施設自体が乗馬クラブを兼ねている場合があり、必要に応じて撮影に参加する形式もある。
専門の動物タレントとしての馬は、「倒れる」など、通常馬では困難な演技が出来るよう調教していたり、旗指物などのひらひらしたものに慣れさせる訓練をしていたりする。引退競走馬にそこまでのリトレーニングができるかどうかは定かではない。
マンハッタンカフェは、サンデーサイレンス産駒の中で最も父に似ていたことから、社台グループを描いたドラマ『運命の出会い〜サラブレッドにかけた夢〜』の中で父役として抜擢された。この時の彼は(種付けシーズンが終わってからの撮影だろうが)現役種牡馬であり、このような例は珍しい。
シャコーグレイドは、最晩年に『超高速!参勤交代』に出演した。流石に常足(なみあし)のシーンに限られ、激しいシーンは「スタント馬」が代役している(代役の方には額に三日月模様がある)。
主な経験馬
馬車馬
引退したサラブレッドを就かせることは、現在では世界的に動物虐待と見なされる。サラブレッドは「ガラスの脚」と形容されるほど足が弱く、騎手もそれがために過酷な減量をしているのだから、引退馬に、それを超える斤量を負わせるわけにはいかないというわけである。[3]
元ばんえい馬で、馬車馬としての活躍馬には、榛名湖遊覧馬車のかんたろう(競走名・サカノチビマル)がいる[4]。
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https://twitter.com/harunako_yuran/status/1463697020317667328
なお、「馬車馬のごとく働く(働かされる)」という慣用句があるが、「脇目も振らず一心に」という意味であって「ヘトヘトになるまで働かされる」という意味ではない。実際の馬車馬が、競馬のものよりも巨大なブリンカーをつけて走ることから「脇目も振らず」の意味がうまれたというだけである。
功労馬
重賞勝利馬や特に有名な馬は、功労馬として、経済動物としての仕事を引退した後も繋養される。
生産牧場が功労馬として繋養する場合もあるが、そのような馬を専門に預託されている養老牧場という施設もある。
現在は(公財)ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが功労馬繋養展示事業を実施しており、一般公開することを条件に毎月助成金を出しているが、その費用が月2万円(重賞勝利馬の場合)と雀の涙ほどであり、また悪質なマナー違反を懸念して難色を示す牧場もあることから、助成対象でありながらそれを嫌って受けていない場合もある。
また、一般公開が条件であるものの、2020年からはSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)感染の懸念から一般公開を見送っている場合も多い。
繰り返すが見学可としている場合でも、連絡は必ず競走馬のふるさと案内所経由で行われたい。
見学不可の場合、一般人が現在の姿を見たければ、牧場が好意で公開しているSNSや、記者の取材などに頼ることになる。
個人による引き取り
極めて少数例だが、個人が引き取る場合もある。
ニコニコ大百科では、廃用処分になりかけたところを個人の主婦に引き取られ、33歳まで生きたキョウエイボーガンの例が特に有名である。
しかし、彼の記事にもあるが、毎月毎年多額の費用が掛かるため、彼の記事を見て感動したからと言って安易に引き取るのはおすすめしない。
例えば、同じく一般の主婦が地方競走馬を引き取った例があるが、彼女によれば「ポルシェやローバーが買えるぐらい」お金が掛かる、とのこと。ただし、牧場や乗馬クラブのビジターレッスンで相談に乗ってくれる旨や、元のオーナーや調教師・馬運送会社が奔走してくれたということも書いてある。
いくら経済動物とはいえ心血注いだ愛馬が肉になるのを黙って見ている馬主も厩舎も少なくなってきただろうから、本気で最期まで見届けるという姿勢があるならば助けてくれる人もいるはずである(お金以外は…)。
乗馬を趣味とする人が自馬として買い取る場合、騎乗頻度によっては、乗馬クラブの馬に毎回乗るより自馬を所有した方が安い場合もあるようだ。→タマゴカケゴハン(競走馬)
いずれにせよ、馬は30歳以上生きることもある。これを念頭に置いて「最期まで」面倒を見る覚悟がなければ引き取ってはいけない。この「最期まで」は人間の方も含む。その馬が30歳になったとき、自分が何歳なのかを計算に入れる必要がある。このことは他の動物と同じなので、ペットの里親制度に詳しい人なら納得できるだろう。
不明
食肉などのために屠殺されている例も多いと(農水省は直接データを公表していないが、統計上の差し引きから)推測されるが、全頭ではない、ということを頭に入れていただきたい。(極めて少数と推測されはするが)天寿を全うした馬もいることを考えれば、安易に結びつけるのは避けるべきである。
例えば、以下の理由で不明な場合もある。
結論をいえば、不明なものは不明なのであって、「肉になった」「個人に引き取られた」という噂があっても、まずはしっかりしたソースを探すべきである(その結果不明ならば不明のままとすべきである)。根拠もないのに繋養先や馬主を誹謗中傷することはあってはならない。
行方不明とされていたが後から判明する場合や、身元が分からないまま繋養されていたが後から競走名が判明するケースもある。現在は馬にマイクロチップを埋め込むのが一般的になったため、健康手帳紛失で身元不明という馬は(近年生まれた馬ならば)今後少なくなっていくだろう。
不明とされていたが後日所在が判明した馬の例
身元不明の馬の競走名が後日判明した例
引退馬支援
かつては重賞勝利馬やG1馬であろうとも行方不明になる事例が多かったが、現在は少しずつではあるが引退馬のセカンドキャリアに対する理解が進み、経済動物としては引退しても寿命まで生きられる競走馬が増えてきた。
(公財)ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが、功労馬繋養展示事業としてわずかながら補助金を出す制度があるほか、NPO法人引退馬協会など、複数の支援団体が存在する。
また、競走馬を擬人化したゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』では、現在引退馬として繋養されている競走馬(のウマ娘)が多数登場する関係もあり、またはCSR(企業の社会的責任)の一環として、収益の一部を引退馬協会に寄付している。
一般人が可能な支援については、引退馬協会のHP「あなたにできること」の欄にわかりやすくまとまっているのでそちらを読んだ方が早いが、概ね共通することをいくつか挙げる。
グッズを買う
最も手っ取り早く、比較的安く、手許に「モノ」が残るので満足感も得やすい。
一方、制作費がかかることや、在庫が資産になってしまって法人税の課税対象になる(物品販売業は収益事業なのでNPO法人でも関係ない)ことから、馬に使える費用は目減りしてしまうデメリットがある。
そのような理由から在庫は控えめにする傾向があるので、売り切れても泣かない。在庫が復活するのを待つか、他のグッズを買おう。
寄付する
→寄付
寄付金のほとんどが馬に回ることと、寄付した側も(認定NPOなら)条件によっては税金から控除されるというメリットがある。そのためには確定申告が必要なのでサラリーマンにとってはめんどくさいかもしれないが、裏を返せば、自営業もしくは他に収入がある人であれば、ついでに申告できるので手間が省ける。
フォスターペアレントになる
引退馬協会が導入している制度。
引退馬の「里親」になる制度だが、犬猫と異なり自分の家で飼うわけではない。
1頭の馬に対し、複数のフォスターペアレント会員が維持管理費を支払い、支える制度である。
口数で募集されている点が一口馬主制度に似ているが、引退馬協会の場合は口数が多い馬の分を少ない馬に分ける互助制度を採用している。また、余りにも応募が多い馬については募集を停止することがある。
クラウドファンディング
不特定多数から資金を集める方法。いくつかの支援団体が行っている。
詳しくは上記リンク先を参照されたい。
引退馬支援の場合は「寄付型」を取ることが多いが、継続支援のために「グッズ販売のための資金集め」が目的の場合、そのグッズをリターンとしてもらえる場合もある。
寄付型の場合上述の寄付金控除を受けることが出来る場合があるが、(金銭的価値のある)リターンがないことが条件である。
また、検索すると多くのクラウドファンディングが見られるが、ファンディング(投資)である以上この中では最もリスクが高い。
計画性に欠けるものや非現実的なものもあるかもしれない。目的や達成した場合に行われること、その団体が馬を引き取る場合は引き取った後どこへ繋養しどう継続して面倒を見るのか。必要以上に義憤や恐怖感をあおっていないかなど、そのページの他にも他の引退馬支援の事例なども詳しく調べた上(場合によっては募集者に問い合わせた上)で判断されたい。
ボランティア
ボランティアも募集している場合もある。
「馬の世話なんてやったことないよ」と思うかも知れないが、イベント運営の補助や事務など、直接馬に触らなくとも必要な仕事はたくさんあり、そのお手伝いをするものである。
ITスキルや経理の経験があったり、弁護士・税理士などの資格を持っている場合、その専門性を活かしたボランティアも可能である。このようなボランティアを「スキルドボランティア」または「プロボノ」という[5]。
引退馬協会のページでは、こうしたプロボノに分類されるボランティアも募集しているが、厩務や調教など直接馬にかかわる業務はボランティアの欄に一切書かれていない。馬に直接携わるには知識と経験が必要であり、馴れた職員である必要があるためと思われる。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
脚注
- *人間のランニングマシンのように、馬の足下を動かして走らせる運動器具
- *ピルサドスキー産駒で競走未登録。検索すると出てくるスペシャルウィーク産駒とは別の馬。
- *ちなみに、「騎手を相撲取りにしろ」とまで言われたというタケシバオーの最大斤量が65kg、テンポイントが骨折を起こした日経新春杯の斤量が66.5kgである。
- *ただしばんえい馬としては未出走のまま登録抹消している。
- *なお、このような高度な専門性が必要なものでも、報酬は基本的にない点に注意。あくまで社会貢献をしたという自己満足と名誉だけが残る。
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