機動戦士ガンダムSEED DESTINY単語

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キドウセンシガンダムシードデスティニー
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デスティニーガンダム

機動戦士ガンダムSEED DESTINY』とは、2004年から2005年にかけて放映されたサンライズ制作テレビアニメである。機動戦士ガンダムSEEDの続編にあたる。

通称は「種運命」「種デス」「種死」など。

概要

監督 福田己津央
シリーズ
構成
両澤千晶
音楽 佐橋俊彦
制作 サンライズ
製作 サンライズ
毎日放送
話数 50話

前回の機動戦士ガンダムSEEDが、機動戦士ガンダムオマージュ的意味合いがあったのと同じく、機動戦士Ζガンダムへのオマージュ的作品となる。(監督等はこれを否定している。「Zガンダムとは違うのだよ。Zガンダムとは」との発言があったとかなかったとか……。「主人公」はこれを意識しての事かもしれない……)
前作の登場人物がサブキャラクターとして引き続き登場する予定だった

前作が、SEEDというタイトルから種ガンなどと略されたのと同じく、デスティニーというタイトルから、種死デス→死)などとネットでは呼ばれた。

主人公達がいつの間にかサブキャラ悪役扱いになるという、同じくサンライズ制作ドラグナーもびっくりの視点転換っぷりで有名。 いまだに信者アンチ信者の中でもどのキャラクターが好きかなどで論争になる、いろんな意味でされているアニメ

2019年6月19日ガンダム40周年を記念して、AbemaTVにてガンダムシリーズ11作品の無料配信される事が決定した。8月30日に「AbemaTV GUNDAM 40th Hour」のラインナップ第3弾として、9月7日(土)より『SEED』&『DESTINYHDリマスター版が放送&配信される事が決定した。

2019年9月7日に40周年記念イベントで開催された『GUNDAM 40th FES. “LIVE-BEYOND”』にて、T.M.Revolution西川貴教が、サンライズゼネラルマネージャーから劇場版が動いているという言質を得たことをMC内で発表した。翌日8日に福田監督は「その想いに応えられるように、頑ります。私も同じ気持ちですから。」と西川氏の引用RTと共にツイートしている。

タグは、機動戦士ガンダムSEED_DESTINYのほか、SEED系をまとめたガンダムSEEDexit_nicovideoなどがある。

詳しくはアニメ情報定評があるウィキペディアの当該記事exitを参照せよ。

あらすじ

C.E.71年6月地球プラント間の戦争化し、地球中立オーブも戦果に覆われる。避難の途中だったシン・アスカ少年は、攻撃に巻き込まれ最と両前で失う。

それから2年がたった、C.E.73年10月地球プラントは停戦条約を結んだが、戦争の火種はくすぶり続けている。の後を継いでオーブの代表首長となったカガリ・ユラ・アスハは、名を変えたアスラン・ザラを護衛につれ、プラント最高議会議長ギルバート・デュランダルとの秘密会談に臨んでいた。ザフトの新造戦艦ミネルバや新モビルスーツ開発示したデュランダル抗議するカガリだったが、デュランダルはあっさりとカガリをあしらう。

その最中、一同が会するコロニー・アーモリーワン地球軍の特殊部隊に襲撃される。窮地に陥るカガリアスランの前に、ザフトの新鋭機インパルスが飛来する。そのパイロット戦争を憎み、かを守れるを欲してザフトに入隊したシン・アスカだった。

やがて戦争を望む者達の暗躍により、地球プラントは再び開戦する。過去トラウマに苛まれ、ただひたすらに敵を討とうとするシン。圧を強める地球軍と突き上げてくる首長への対応に苦慮するカガリの呪縛を祓うべくザフトに復隊するアスラン。そして暗殺者に襲撃され、再び戦場に戻る決意を固めたキラ・ヤマトラクス・クライン。それぞれの進むは交錯し、しい火を散らすことになる。

主な登場人物

シン・アスカ 鈴村健一
な搭乗機:インパルスガンダムデスティニーガンダム
当初の主人公。いつの間にか悪役に。自分の家族を亡くしたショックオーブ不信になり、自分を保護してくれた軍人の勧めでプラントに渡り、ザフトに入隊。
ステラァァァァーーーーーーーーーーーー!!!
ステラ・ルーシェ 桑島法子
な搭乗機:ガイアガンダムデストロイガンダム
ガンダムシリーズ伝統の強化人間ヒロイン。どうなったかは声優で察してもらいたい。
キラ・ヤマト 保志総一朗
な搭乗機:フリーダムガンダムストライクフリーダムガンダム
前作の主人公本作の主人公。「キラ主人公です」って監督が言っていたから間違いない。最終回キャストでも一番上にキラ・ヤマトって書いてあったし)
アスラン・ザラ 石田彰
な搭乗機:セイバーガンダムインフィニットジャスティスガンダム
ザフトエース。アーモリーワンにいた事がきっかけでザフトに復隊するが…… 。(監督達が言うにはもう一人の主人公らしい。シン涙目……)

音楽面・主な楽曲

放映開始直前に出された前作の挿入歌である」がファンの要望により シングルカットされオリコンチャート10位に来ることから始まる。前作からすれば音楽ヒットはある程度の予測が出来るが連発する事から始まる。ちなみに 2004年後半からは当作品、同時期の新番組であるBLEACH人気NARUTOというSMEアニメトロイカ体制で挑むことになるが ここでは当作品のみの扱いに留める。

1クールでは前作のオープニングを」担当したT.M.Revolution玉置成実がそれぞれOP・EDに起用される。まさにここから音楽面でのムーブメントが始まる。まさにアニメゴールデンタイムと言うべき土6で放映という事もあり注され、OP1ignited-イグナイテッド- 」がリリース。この週間チャートで世間は驚愕する。なんと当時2週連続1位社会となっていたORANGE RANGEを抑えて初登場1位となった。(トロイカ体制で彼らのグループBLEACHのOP1) ちなみに彼自身としては「HOT LIMIT」以来実に6年半振りのオリコン1位で尚且つオリコン通算900作品1位でありガンダムシリーズでは史上初めての1位ともなり森口博子TWO-MIX西城秀樹でさえも成し遂げなかった快挙を達成する。翌週発売されたED1オリコン2位1位ORANGE RANGEの返り咲き)、OP1が5位という順位となり玉置成実自身も過去最高の売上を記録する。

第2クールでは180度変わり新人HIGH and MIGHTY COLORと一般層には知名度皆無だった有坂美香を起用される。有坂美香無限のリヴァイアス十二国記主題歌を担当しアニメファン層には一定の知名度はあったが、一般層には皆無だった。しかしこの2つもまたヒットを飛ばしPRIDE名の新人としては異例のオリコン2位ランクインし当年の日本レコード大賞新人賞を受賞する。後にも先にも日本レコード大賞ガンダム関連曲の受賞はPRIDEのみである。Life Goes on有坂美香自身が初めてデイリーチャート1位・週間チャートでは4位となり過去高順位を記録。両者とも音楽番組への出演も多くなりスマッシュヒットとなる。

これに味をしめたSMEは第3クールでさらなる新人を投入する。平成生まれの新人高橋瞳アニメトロイカ体制によりBLEACHでED1を担当していた新人Rie fuを起用する。平成生まれの新人が前作で同じ新人でデビューした玉置成実並の順位の期待と1位2位と続いた順位への重圧が彼女を襲ったが、なんとここでオリコン初登場1位記録し、平成生まれソロアーティストでは初めて1位を獲得し近藤真彦内田有紀に続く新人ソロアーティスト初登場1位記録。翌週発売されたED3Rie fu過去最高のオリコン5位を記録。各種メディアではアニメタイアップ奇跡と言える順位が連発した事により当作品及び担当アーティストの特集が軒並みに組まれ「ガンダムに起用されたアーティストは軒並みヒットを飛ばす『ガンダム神話』」と称する言葉もミュージックステーションで発生する程であった。

第4クールではアニメタイアップは初となるCHEMISTRYと前作EDを担当したSee-Sawを起用する。OP4SMAPがいた事も関係しオリコン2位となる。ED4は前作EDであるあんなに一緒だったのにを上回り4位となる。尚、挿入歌はと同じ製作で作られた「焔の」はガンダム挿入歌では初となるデイリーチャート1位・週間5位を記録話題となり同の後番組「BLOOD+」へと繋がりを託す事となる。

こうして2004年からの1年間。DVDも売れ、主題歌も売れ、ガンプラも売れたムーブメントは完結した。尚、主題歌を集めたコンプリートベストアルバムアルバムオリコン1位になった。

※ちなみにSMEアニメトロイカ体制によりガンダム終了後に当番組でデビューしたHIGH and MIGHTY COLORBLEACHのOP3高橋瞳BLOOD+でOP1をそれぞれ担当しそちらでもスマッシュヒットを飛ばす。この新人やブレイクしていないアーティスト主題歌に起用する商法は他番組でも使用されていく事となり(ジンUVERworldいきものがかりサンボマスターSunSet Swishなど)そのSMEアニメトロイカ体制はどんどん拡大していき交響詩篇エウレカセブンコードギアス銀魂BLOOD+なども加入しソニーミュージックアニメフェスというイベントを開催し、アーティスト間でも重複してテーマ曲を担当するようになっていった。

関連動画

関連項目

ガンダムシリーズ映像作品)
1st - Z - ZZ - V - G - W - X - - - SDGF - 種運命 - 00 - 三国伝 -
AGE - BF - Gレコ - BFT - 鉄血 - BD - BDR - 創傑伝 - SDWH - 水星
CCA - F91 - 0080 - 0083 - 08 - G-SAVIOUR - EVOLVE - IGLOO - STARGAZER - UC -
GPB - ORIGIN - サンダーボルト - Twilight AXIS - NT - 閃ハサ - ククルス・ドアンの島 - 種自由

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機動戦士ガンダムSEED DESTINY

7582 ななしのよっしん
2024/02/29(木) 02:16:29 ID: prMMBwQEav
見返してみると、言うほど支離滅裂でも説明不足でもないんだよな
少なくともそれぞれの行動原理に関しては割としっかり言及してる

テーマからし正論(のように聞こえるもの)の下で起こる戦争
感情的に抗うっていうのは間違ってないんだけど
どうも当時は冷笑的な意見が立ったっていうか
セイランや議長間違ってない論は典的なやつだよね
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7583 ななしのよっしん
2024/02/29(木) 19:51:22 ID: 5j3prZxVm9
議長はけっこう露でわかりやすい悪役でありながらも、
同時にある程度の説得や正当性を意図的に持たせられてたからなあ
そこに多感高二病マインドが合わさると、まあ……ね

ユウナを持ち上げる流石にもっとアレだが
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7584 ななしのよっしん
2024/03/02(土) 23:45:37 ID: dpeAXzCXS9
キラやラクスの内面の描写が乏しかったのも冷めたで見られるのに拍かけてた気がするね
あの二人がどういう思いで綺麗事と取れる考えで議長を撃ったのかわからないから感情移入しずらい
だからまだわかるほうの議長に肩入れする人が多かったのかも
この辺は正直制作の落ち度もあるかなと、劇場版でようやく二人の内面の掘り下げ入って見方大分変ったとか言われてるし
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7585 ななしのよっしん
2024/03/05(火) 19:43:08 ID: gLqUBtdDDw
当時のゴタゴタっぷりを聞くと最終話ネタにされるキラヤマト大勝利!なノーダメっぷりもあれ破損した姿を一々描けるだけの余裕がなかったからなのでは…?という気がしてきた
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7586 ななしのよっしん
2024/03/05(火) 19:54:39 ID: 72OC9JO54U
ユウナ選択肢はそこまで間違ってなかったけど
逃げてきたジブリールを追っ払うか匿うならくくって戦闘と避難準備をするべきだった
多分自由カガリでも無理ゲーだったのが運命オーブ
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7587 ななしのよっしん
2024/03/15(金) 08:25:24 ID: /jT8FXgQWz
>>7585
監督が「シン主人公には理かなあ」言われて改めてシン不憫になったわ。準備期間短すぎたのは歳食って理解出来るが、あの立ち位置で立ち回れるシナリオ書くのがプロだろうに

・・・つくづく殺人スケジュールで1年ちょいで4作品(ジェイデッカー完結GW監督引継ぎ→ゴルドラン立ち上げ揮→GX短縮完結)を軟着陸させた高松監督は偉大なんだなあとも感じた
👍
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7588 ななしのよっしん
2024/03/18(月) 23:59:24 ID: dpeAXzCXS9
でも正直割と初めの方でシン役として立てるの諦めたは納得できちゃったんだよな
まだ役と言われてた序盤の頃も既にアスラン主観で話進むこと多かったし
それが結果として駄にヘイト買って再起もできず終わるってのはプロとしてもっとやりようあっただろうってのは同意だけど
👍
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7589 ななしのよっしん
2024/10/29(火) 11:10:47 ID: UdTxwMH5Pa
>>7584
どうだかなぁ
当時だと同じ内容で映画やったとしてもアンチとかはキレーゴトガーって砂かけて終わりじゃね
運命時点で描写が存在してない訳じゃないし
どちからというと一度書き終えたキャラを再びかくのが
👍
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7590 ななしのよっしん
2024/10/29(火) 11:29:55 ID: UdTxwMH5Pa
誤送信した
>>7584
どうだかなぁ
当時だと同じ内容で映画やったとしてもアンチとかはキレーゴトガーって砂かけて終わりじゃね
運命時点で描写が存在してない訳じゃないし
どちからというと一度書き終えたキャラを再び書くのが苦手な脚本の人と、キラに画面を保ってもらわないと演出出来ない監督(映画も同様ってかインタで自分で言ってる)のすれ違いじゃね。描写が足りないというより、演出とかその描写まとめ方
だから運命アスランシンメインに対してMS戦はインパルスフリーダムと対立軸の乱立、再び映画キララメインの脚本で何度も気に入らなくて書き直して書き終える前に亡くなったし
その運命本編の画面だって一撃で勝負を決める戦闘が多い、悪夢回もインパルスは予備パーツ復活出来るしフリーダムに至ってはリマスターで損傷描写ほぼ全部書き直してるから、ダメージ表現の設定画とか用意する余裕もなかったんじゃね
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7591 ななしのよっしん
2024/10/29(火) 19:58:48 ID: si88XtxMbt
理不尽なスケジュールを押し付けられた相手に
「それでもやってこそプロだろ」はさすがに同意できんな……
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