概要
湯沢町(2014年8月1日時点) | |
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面積 | 357.00km2 |
人口 | 8287人(推計) |
町の木 | ベニヤマザクラ |
町の花 | コスモス |
隣接 市町村 |
南魚沼市、十日町市、 中魚沼郡津南町、 群馬県 吾妻郡中之条町、 利根郡みなかみ町、 長野県下水内郡栄村 |
新潟県中部最南端に位置し、関東地方から上越新幹線や関越自動車道で新潟入りすると最初に通過するのがここである。
主要駅の駅名から「越後湯沢」と呼ばれることが多い。これは秋田県湯沢市と区別をつけるためである。
町として誕生したのは1955年のことであるが、それ以前から湯沢は温泉地として古くから知られていた。「湯沢」と言う地名も平安時代に温泉が湧出したことに由来する。その後、江戸時代になると峠越えの手前であることから宿場町へと発展。昭和になると温泉掘削に力が入るようになり、越後湯沢温泉へと発展。さらには川端康成の小説「雪国」によって「越後湯沢」の名前は全国的に知られるようになった。
温泉街は駅前から広がっているのだが、新幹線の駅前から温泉街があるのは当駅と熱海駅ぐらいで珍しい。
スキー場の数も多く、代表的なもので苗場スキー場、かぐらスキー場、神立高原スキー場、ガーラ湯沢スキー場、湯沢高原スキー場などが挙げられる。このうち、苗場スキー場は毎年松任谷由実がライブを開催しているほか、フジロック・フェスティバルの会場となっている。ガーラ湯沢スキー場はJR東日本が開発したスキー場で、上越新幹線で1本でスキー場の目の前で来れるため利便性が良い。
別荘地としても知られており、バブルの時期には新潟日報の特集のタイトルから「東京都湯沢町」と呼ばれるぐらい別荘やリゾートマンションが多く建設された。
このほか、魚沼産コシヒカリや日本酒の産地として知られている。
ちなみに人口は約8000人と少ない。これは新幹線の駅がある自治体の中では最も少ない(ミニ新幹線を含めると山形県北村山郡大石田町が最も少ない。ちなみに2016年3月からは青森県東津軽郡今別町が最も少なくなる)。これは立地の問題から観光以外に力を入れることが難しいためである。
交通
鉄道
中心となる駅は越後湯沢駅で、上越新幹線の「とき」の大多数と「たにがわ」(全て東京方面)の全列車が停車する。
これは越後湯沢駅自体の利用とは別に北陸地方への連絡特急である「はくたか」が発着しており、乗り換えの需要があるためである。このため、乗り換えで越後湯沢駅の名前を知っている人も多いことだろう。ただし、2015年3月の北陸新幹線開業後は関東と北陸の移動が北陸新幹線に移行するため、乗り換えを含めた利用客は激減するものと思われる。
道路
関越自動車道と国道17号は東京と新潟を結ぶ大動脈であり、多くの車が行き交う。
バス
一般の路線バスとしては南越後観光バスが営業している。冬季はスキー場へのアクセスのために増便が行われる。「森宮野原線」は新潟県と長野県を結ぶ唯一の急行バスである。
高速バスは西武バス、越後交通、新潟交通の共同運行による東京~新潟間の路線が湯沢IC併設の湯沢バス停に発着する。なお、湯沢バス停と越後湯沢駅の間は徒歩約30分、バス・タクシーでは約10分かかる。
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