藤井聡(ふじい さとし、1968年10月15日-)とは、日本の土木学者。京都大学大学院工学研究科の教授であり、ニコニコ動画においては経産省官僚・中野剛志の元上司(元ボス)として知られている。2012年12月、第二次安倍内閣官房参与に任命された。
概要
1968年生まれの44歳。奈良県生駒市生まれ。現在は京都府在住。
専門は「公共事業に関わる実践的人文社会科学全般」。都市計画、心理学、政治学、社会学、思想・哲学など、”国益を守るための公共政策のあり方”の為に、横断的な幅広い学問を習得している。それら各学会で論文を発表し、受賞多数。また表現者塾出身で、思想家の西部邁に大きく影響を受けている。主な著書としては『列島強靱化論 日本復活5カ年計画』があげられる。著書略歴はwikipediaを参照。
2011年ごろから、今後起こりうる壊滅的な大震災に対する警鐘と、具体的な国土計画の提言者の一人として目覚しい活動をみせている。中でも自民党がマニフェストに掲げ、2012年6月4日に法案提出した「国土強靱化基本法」は、藤井が主張していた「列島強靭化論」をそのまま踏襲した内容になっているなど、今や国政に大きな影響を与える提言者の一人となりつつある。その功績もあってか2012年6月以降は二ヶ月連続でTVタックルに出演するなど、メディア露出も増えていた。そして2012年12月、第2次安倍内閣の官房参与に任命された。
国会での公述や講演などで話す際は、重要な箇所は語気を強め、抑揚を付けた熱血溢れる弁舌を見せる。また国会においては限られた答弁時間の為に早口でまくしたてる事があるが、常時そういうわけではない。持論を述べる際は「どうすれば分かりやすく物事を伝えられるか」を重視していて、合間にユニークな比喩をよく盛り込む。オネエキャラになる事も多いが、既婚者であり、三児の父である。
趣味は釣りとプロレス観戦。ジャイアント馬場の熱狂的ファン。若い頃にバンドを組んでいた時期があり、ギターも歌も上手い。
主義・主張
来るべき関東大震災、東海・南海・東南海地震に備えての「地方分散化」及び国土強靭化を主張している。具体的には全国の新幹線・高速道路未開通部分の敷設による各種地域の交流圏内での経済の活性化・強靭化である。
田中角栄の日本列島改造論との違いは新幹線により地方都市へ人を集め、地方の発展と効率性を両立させようという点である。
左記動画のPDF→内需主導の経済成長と外需も含めた経済成長について
右記動画の参考PDF→「地方分散」による「強靱な国土」の形成
デフレ期の構造改革を否定し、橋下徹や維新の会を西の都に畜生がいると発言するほど毛嫌いしている。
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関連項目
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